フレームレール角パイプは3.2㎜でめちゃゴツイが、バルクヘッドは純正鉄板がほとんど残ってて、やわやわ。頑張って溶接しても接合強度が純正鉄板より上がるわけではない。なので、根本のとこに補強部材を追加し、外側と下は十分なのだけど、上とミッショントンネル方向が難しい。左は排気管があるのでちょっとだけ。右はオイル配管、エアコン配管、バッテリーからのケーブルが這い、スターターモーターがあり、かつ燃料配管も通すのでやっぱり厳しい。
特に気になってたのがフレームに近いとこに室内を通ってきた燃料配管の6ANバルクヘッド貫通フィッティングをつける穴を開けることで、どこにあけようか、エアコン配管のようにボックス形状にして強度確保したほうがいいのか、といつまでも決めきれずにいた。いっそ元のようにトンネル通しとくか、とも思った。
行き戻りの2個穴を開けた鉄板をバルクヘッドに溶接することに決めた。厚いのにしとけばおk。
エンジンベイは開口部デカいよなあ。ボンネット溶接したらどんだけ強度上がるかな(バカ
S30はボンネットの幅狭い=開口部小さいけど、バルクヘッドに一番近い部分に普通のボンネット幅まで開くインスペクションリッドがあったりとかでさほど強度確保にプラスになる形状にはなってない。
だた、S30のステアリングコラムの穴とブレーキクラッチマスターがつく部分の補強板は簡単な作りだけどよくできてると思った。前、ハンギング+リバースマウントのブレーキクラッチ+コラムサポートを作ってみたことがあったけど、ペダルもハンドルもふにゃふにゃになった。ハンギング+リバースマウントだと強度とパラレルブレーキマスターの調整が簡単にできることを両立させるのは難しいのもあって、フロアマウントにした。
なわけでエンジンベイの下と上にパイプで補強入れるのは大事だなあと。外せるように作る。
今のBMW3はストラットアッパーからラジエータコアサポート方向に補強材が入ってて昔と設計が違うのはなぜだろうと思ったが、ダブルロアーボールジョイント化&TCロッドが前引きになったせいで、前のほうまで剛性確保する必要が出たということなのか、逆に、剛性をフレームで前のほうまで確保したせいでコラプシブルにくしゃっとつぶれるようにする部分が足りないための追加なのか。
Posted at 2016/10/21 23:51:13 | |
トラックバック(0) |
ボディ・シャーシ | 日記