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タングステンの準備ができました。
タングステンは、径をホーニングし（って旋盤にくわえてペーパーで擦っただけですけど）
しめ代は0.03ぐらいにしました。
ウエブ穴は入り口から1mmまで10.2としてプレスでカシメようと考えています。

タングステン（銀タン）とスチールの線膨張率は、10X10-6ぐらいでほとんど一緒。温度差120°にして圧入するとして、クリアランスは0.012ぐらい緩くはなるけど0.02ぐらいは押し込む必要がありそうです。
多分まごまごしているうちにタングステンが温まっちゃう感じだな。
（2個同時はできないな）

重量は、ほんのちょっと軽め。比重はちょっと小さいようです。（銀の配合が多いかのな？　笑）

カウンターウエイトに穴を2個開けました。
10φのドリルを使ったのですが、実際の穴径は9,97程度、タングステン径が10.05ですから径を調整する必要があります。ドリルはチタンコートされた出所不明（多分メインランド）とナチを使ったのですが、ナチの方が切れ味が良かったです。友人が「ドリルはナチがいい」と言っていましたが、なるほどです。
公差を決めて圧入したいと考えています。

過日、衝動買いした安全メガネ、掛けようとしたら、鼻の周りがスコスコしてフィットしないのですよ。
お店の遅着ではOKだたので鼻が低くなったか？（ナ訳ナイだろ　笑　）
バンドでしめればゴーグルみたいに合わせられるのですが、フレームが顔から浮きたがる。これでは面白くないので、はやりの自己責任で改良してみました。（ダメモトってやつです　笑）



まずは、全バラ。
ツルは、長めのタッピングで固定さています。
内側の防塵？クッションはクリップ式に止まっています。



サイドのクリップをマイナスドライバーで引き上げ・・・・



鼻の部分を剥がします。いずれもパチンと爪ではめ合わせる構造になっています。



で、ここからがキモ。
20Wの半田ごてを使ってフレームを加熱し曲げます。
こめかみの繋がり部に半田ごてを近づけ（接しない様にして）フレームを開きながら60秒ぐらい加熱しているとフレームを開いている状態の反力が弱まって曲がり始めてくれます。（フレームはポリカと思われ150°ぐらいまで温度を上げる必要があります。）
冷えるまで保持して曲がりを確認、これを繰り返し自分の顔に合わせていきます。



下側グレーのフレームが曲がった状態のものです。
ワタスの顔面では10mmぐらい低くするとゴーグルのクッションもフィットしてくれました。



黒い表のフレームも10mmほど曲げて、どうにか顔面にフィットする様になりました。これなら埃もうまく防げそうです。

他の合いの良い　サングラスと比べると曲率が大きな、上のサングラスがなぜ合うのか？考えたのですが、扁平なワタスの顔面の頬ぼね部分をうまくクリアしているため、曲がりがあってもフィットするようです。
下のゴーグル兼用は、ちょうど頬ぼねがクッションにあたるので鼻付近が浮いちゃったようです。グラスだけの顔面から浮いてているグラスは選びやすいので雨が、ゴーグル兼用は己の顔面を理解していないといけませんねえ。

クランクシャフトの重りに使うタングステン、こんな感じです。
ケチってギリ10mmで仕上げています。
クランクに圧入する重りは1本25gになる計算、これを2本入れ、クランクピン半径相当質量で76g、ピストン1個に対するバランスファクターは74％程度になる計算です。
本来V2気筒（しかもバンクが66°と変なことになっているのだなあ）ですから、もう片方のピストンの影響があるわけですが、ワタスの頭では解読不能。まあ素朴に考えると、バランスを下げる方向になると思われるので、実際は65％ぐらいじゃないかと・・・・・
（ホントかねえ　逆じゃねえか？ピストン慣性力の理解が不足しています。）

クランクの重り用にタングステンの丸棒を作りました。
比重14.9の銀タンの角材を切り出し10φの丸棒を削り出します。タングステンと聞くと硬いと思いますが。真鍮の様にサクサク切れます。
結構な値段お材料なので、削り代ははミニマムです。