ちゃんと垂直になっとるのか?ちょっと疑問の出たバルブステム穴の垂直度をチェックしております。
基本同じ治具、機械で加工していますので精度に疑問が出る様なことはないのですが、このまま進めるわけにもいきませんので、現状確認です。
まずは、フライスのスピンドルがテーブルに対して直角になっとるのかチェック。
10月にチェックしたのですが念のためにチェックすると、300mmの間隔で30ミクロンずれとりましたよ。角度的には0.006°ぐらいですが再修正。
次に、ヘッドをジグにセットし、ステム穴の垂直°を測ってみました。穴にキツくハマるリーマの軸をインジケーターで測ってみました。
左ヘッドの穴はエンテーク、エキゾースト共に機械反操作側に0.25°の傾き。クランク軸方向にはインテーク側が0.06°左(ヘッドからするとバルブが立つ)方向に傾き、エキゾーストが0.17°同じ傾向で傾いていました。
エキゾースト加工準備の時におかしいことに気がついた理由がわかりました。
右ヘッドはインテークのみ横方向(機械反操作側)に0.08°ぐらい傾いとりました。
ちょっと散々な結果ですが、バラ付きのある結果から見ますと加工時にやらかしたのではなく、圧入時の加圧力の影響かもしれないなあと思います。(ちょっと押しすぎちゃったかも)
対策的には、シム調整で垂直度をなるべく出し、あとはすり合わせで修正することになりそうですなあ。
Posted at 2019/12/29 21:04:08 | |
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