旋盤加工、自動送りで順調に進んではいたのですが、私の場合、単調な作業には魔が差す場合が多いようで・・・
送りのスピード設定もう少し調整してみようと、考えが膨らんできちゃったのですよ。2mmぐらい加工が残っているし、スピードを上げて最後に仕上げをすればいいんでないの?と。
で、スピードを変えてみようとフィードギアのシフトシャフトを動かしたりして調子を見ていたのですが、ギアをロックするドッグの噛み込みが遅いと言うか、ロックしていない様な感じになるのですよ。シフトがうまくいった場合、今度はシフトシャフトが動かなくなり、変速が出来なくなる事がたまに発生。と、なんかギアボックスがおかしいか?と言う流れになっちゃったのですねえ。
単純な4速選択、常時噛み合いのギアボックスなので今までチェックしてこなかったのですが、こんな調子では危ないと蓋を開けチェックすることに。
ギアボックスの蓋を外してみると、オイルは汚れていましたがギア自体には問題はありません。ギアも結構綺麗。
ギアを抑えているカラーとギアをずらしてドグ(スライドキー)をチェック。
下側のシャフト中央部分に出っ張っているのがスライドキーで、先端の出っ張りがドグ、スライドキーは裏に板バネがあるので、ドグがギアの軸穴に切ってあるキー溝に入り込みロックさせる仕組みなんですが、特段傷んではおらず、ちゃんと動く・・・・
スライドキーはシフトシャフトにスプリングピンで止められています。
ここも問題なし。
と、ここまでチェックして気がつきましたよ。
各ギアのドッグが入り込むキー溝って1箇所しか無いのだなあと。
なので、ギアがすぐに動き出すとは限らないので、動きがおかしいと感ずるのでは無いかと。(笑)
とまあ、寄り道しちゃいましたが、ギアボックスのチェックができましたので、良しとしておきましょうかねえ。
Posted at 2023/03/30 21:25:44 | |
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