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ピストンの加工を始めてどうしたものかと思うことがあります。
燃焼室を作り替え圧縮を上げる作戦は、まあ良し（ホントか？）と思うのですが、
燃焼室の形にちょっと悩むのですよ。

これは、オリジナルでも同じことなのですが、圧縮を高めたいとピストンをヘッドに近づけた場合、バルブの逃げを作る必要があるわけですが、エキゾーストバルブってピストンの頭基準に考えた場合、インテークバルブより径が小さい分、上につくわけでしてピストンのリセスを同じとした場合、エキゾースト側の燃焼室が大きく（厚く）なっちゃうのです。

これって良いのか悪いのか、どうでも良いのか？よく分からんですねえ。
どうしたもんかなあ？
薄くして中央にガス集めたほうがいいんでしょうねえ。
CBはリセス変えていたっけかなあ？

中々の味わいですなあ。
ふた味くらい違う。目も覚めますねえ。

Le Réacteur A.G.F.
だそうです。
AGFのType Reactor ST3
125ccの２ストロークエンジンが原子炉の中に納まっています。

ま・・・・・
これはこれで有りかなあとおもいますよ。
愛でてよし、磨いてよし、目立ってよし。

1958年ごろのバイクですが、その放射能は衰えていませんなあ。

本気度高いレーサーのようですね。
なんか変なもの付けていると調べたらスーチャーのようです。
50ccで9.5馬力出ると言っていますからリッター190馬力。
たいしたものですねえ。
個人でやっちゃうところがまたズゴイですね。

オールドスクールな方法でピストンヘッドを加工しとります。
燃焼室のサイド側を 34°の面で削っています。
とりあえず平面で定義できるところをフライスでカット。後は根性削りかなあ？
肉盛り残しも出てきているのでどうしようかなあ。

作ったインチキ治具を使ってピストンの頭を平らに揃えてみました。
ここまでは、あんまり考えなくていいので先に進められるか様子見というところです。
頭が重いので削りたくもあり、圧縮が下がってしまうので穏便にしたいという気持ちが入り混じります。（笑）