暮れの暮れにこんな話をしているのもどうかと思いますが、首尾はどうなったか・・・
インチキ溶接した足の補強をした方が良いだろうと考え、あれこれ試作どうにか完成しました。(笑)
水没する処に使う、飲み水だし・・とかとか考えましてステンの板で補強することに・・・・。
100均で売っていたペナペナなパントレイが良さそうなので、それを使うことにしました。厚さ0.3mmのステン(って磁石に着くけど?)です。
最初、クリップに引っ掛ける方式でトライ。しかしボルトで固定するスペースがなく失敗、次にボディにあるスリットに板を引っ掛けてクリップで・・・とやったのですが、加工精度がキープできず、諦め・・・・(だんだん学習効果もあり)単純にカスガイみたいにはめ込む形でもいけるかな?となりました。(本体のスリットに入る、はめ込む板の方に小さな引っかかりを作ることが肝かな?)
片方作って水栓にはめ込みテストした時はOKだったのですが、両側に付けると所定の位置に収まりません。
???
水栓の水を干し、中を除くと、2-4時、8-10時ぐらいの範囲にカートリッジをはめ込むロケート、出っ張りがあります。
板の分だけ0.6mmぐらい径が大きくなったのですが、これでははまりませんね。
と言うことで、下側の黒い部品を削ってステン板をツライチにセットできるようにしました。
(なぜか、この部品だけは、耐水性のあるPPSだと思われ、ほかは何故POMなのですかねえと思ったり・・)
で、完成。(笑)
まあ、モノから教わりながらの対策でしたので、工数はかかりましたが、本体の対策は、100円で行けなくもないって感じです。(笑)
樹脂の溶接と0.3mmの板金加工(微妙に15Rぐらいで板を曲げ、その両端にフランジアップする)がかったるいですが、駄目元チャレンジとしてトライするのも有りかと・・・
追加
この手のカートリッジ、寿命は10年ぐらいと言われているようです。
今回は、寿命の来たカートリッジに?添え木をして頑張ってもらう様な話になりますので、良いところ5年ぐらいの延命策かと・・・なので、トライされた方、貯金もしておいてくださいね。
組み付けは、Oリングにシリコングリスをつけ・・・
水栓の納まりを確認、復元すればOKです。
そうそう、水栓側のシールパッキンを忘れていました。
せっかくですので、こちらも変えておきましょう。ラバーシールとカラー、スプリングがセットとなって1K円ぐらいです。(本来ならラバーパキンだけでOKと思いますが、部品出るのかなあ?)
せっかくですので、石灰分等で汚れた水栓を掃除しておきました。
真鍮のブラシで優しくこすれば簡単に落ちます。あくまでも真鍮のブラシ、優しく擦るです。水栓のクロムメッキは表面として固いのですが母材はブロンズや樹脂と言う柔らかいものが使われていますので傷になる可能性もあります。それから、研磨剤の入っているナイロン不織布ヤスリも硬いので傷をつけちゃいます。
ということで、蛇口まわりを綺麗にしたので、奥様からのお咎めもなく、ハッピーエンドってことになりました。
Posted at 2018/12/31 10:02:19 | |
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