TIG溶接、あれこれやってきましたがイマサンぐらいの出来で、上手くいかないのが現状であります。
特に、アルミの細いものや場所が厳しいところはダメなんですねえ。アークを集中させたい、なんて。いい加減に技術を習得しないといかんと思うのですが・・・・
というところで、今更でありますが「筆」についてオベンキョして見ました。
・アルミ溶接のキモでもあるACバランスってどうすればいいんだっけ?
(インバーター制御の場合)
・筆はどうすればいいんだっけ?(電極の形状や材質)
なんてことを復習です。(今更のシロートのたわごとですのでヨロシクです。笑)
・ACバランスって?
アークを集中するためには、でかいタマを作るなってことか?
アルミ溶接は、AC(交流)でやるのですが、これは、アルミ材の表面にできている酸化膜を溶接部分の流れる電流の電子が吹き飛ばしクリーンな表面を作り金属同士を溶接するって流れなのですが、電子を材料側から電極に飛ばす電極がプラスになる状態は、電極もエネルギーを受け溶けて先端が丸まりタマを作ることになるわけですね。
で、ですよ。でかいタマをつくっちゃうと、アークがアッチコッチに飛び集中しない可能性も増えちゃうってことだと思うのだなあ。でかいタマを作るな。とワタス、理解しました。
電流の強さや、電極の太さの影響もあるとは思うのですが、あまりクリーンにとEP(電極プラス)の割合を増やさない方が良さそうですね。EPは30〜35%ぐらいが良さそうです。
・電極の材質は何がいいのか?
アルミのTIGなら純タンの緑だろ。となるのですが、アークの集中度を低下させるタマを作りにくいのは(無論、設定にもよるわけなのですけど)アチラのテクニシャンはランタンの青がよろしいと言っとるようです。
自動機に使われている電極で磨耗が少ないってことが効いているのだと思います。
純タンは、綺麗なタマができるので、(電極の太さや研ぎ、電流条件等の設定で)小さなタマが維持できれば使いやすいってこととも言えるのだろうとおもいました。研ぎもあまりシャープにするなと言われるけれど、先端の熱引けを考えて細くするなってことかも?
ということで、シロートのワタス的には
・ACバランスを再チェック。30%ぐらいで出来るようにワークは綺麗に磨くべし。
・電極先端のタマを大きくしないようにすべし。太めの純タンで再トライ
(ランタンの青棒買ってみようかなあ?)
というところでしょうか。
皆さんは、どうされていますでしょうか?
ご参考
https://www.youtube.com/watch?v=bpanERwagaU
Posted at 2019/02/28 10:46:09 | |
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