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歯が斜めになっているヘリカルなタイミングギアを作る準備を再開しました。
まずは、加工の基準点を決める罫書き作業です。
円板にしたアルミのブランク材の赤道と板厚の中心線の交点が基準点になりますので、デバイディングヘッドにワークをセットしケガいて行きます。

デバイディングヘッドの軸高さは仕様的に100mmなのですが、ワークの垂直面を出し赤道を測ると100,35mmとなります。測定方法に間違いはないと思うのですが、再確認する必要がありそうです。

15°のスキッシュ一応完成です。
オリジナルの半球形燃焼室と比べるとずいぶんと変わりました。肉盛り部分が機械加工されたので多少見えるようになったと思います。
ピストンヘッドとの絡みもあるのですが、燃焼室の容量を12.5ccぐらいに抑えられればCRは2桁になるのでどうにかできればと妄想しています。（笑）

シリンダーとの合わせ位置を2.4mm切りさげスキッシュ面を作っています。
よく分からんのですが、ピストン頂面の角度よりちょい大きめの15°としました。
綺麗に削れましたので、なんとなくソレらしくなってきたように思います。（笑）

フライスでは無く、旋盤にヘッドをくわえて旋削を始めました。
シリンダーとの嵌合面を5mm程度切りさげ、燃焼室はスキッシュの斜面を作る予定です。

1951年フランクフルトショウで発表されたビクトリアベルグマイスターV35です。
写真は1953年ごろのモデル、エアフローなエンジン、 デザインや塗色に美しさを感じます。
しか〜し、何となく変な感じしませんか？　　　（笑）

因みに、このバイクにインスパイアされて丸正ライラックLSシリーズが生まれたわけです。（サンプル輸入していた様です）
BMWに対するBIMやDSKの様に部品が互換できたなんて事はなく、カタチがまあ、にていたって所だと思います。
ナもんで、変な所は真似していませんね。