引っ張り出した黒田精工のUFB-3ボーリングヘッドの素性が気になり調べてみました。
モノとしては、ユニバーサルというぐらいですからボーリング、フェーシング、溝加工、それにテーパー加工ができるヘッドになります。
シャンクはMT-2から5まであるようで、MT-2のUFB-2かMT-3のUFB-3.3S(3Sは、横にトラバースする送りボタンが0.1mm/revと0.2mm/revがついている)がアマチュアマシニストにはいいかもしれません。
咥えられるボーリングバーは18mmでカラーが2飛びに6mmまであるようです。フェイスカットのバー(18mm)が横につけられます。
で、生い立ちを調べてみますと1962年に作られ2001年9月まで製造されていました。汎用機械が広く使われていた時代でしょうから歓迎されたと思われます。
1960年代?
日本の工業化は先逹を見習って育ってきたので、このツールもどこぞにご先祖様がいらっしゃるか?とさらに調べてみますと・・・
どうも、ドイツのWohlhaupter社のUPAがマザーのようです。1937年に開発され今もカタログに載っているようですから人気のあるツールのようですね。
黒田のマニアルはなかなか見つからないので、
以下参考にされるといいかもしれません。
http://www.wohlhaupter.com/products/facing_and_boring_heads/
Posted at 2019/04/29 11:20:27 | |
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