おぽよんのブログ一覧

このブログを見て戴いている方々はご存じの通り
KP61の作業日記で始まったのですが
いつの間にかサンバーがメインになっていたというほど
たくさん書き込みをして参りました。
これだけでも十分なくらいの数なのですが
自分が所有こそしていませんが過去に携わった
サンバーがまだ何台かあることに気付きましたので
今回はご紹介することに。



はじめに赤帽サンバーのF型
幌トラックの2WDでNAのMTです。
自分が赤帽を始めたときにF型のパネルバンだったのですが
同期の赤帽さんが病気で脱退するときに自分が引き取って
兄貴が開業する際に用意したクルマです。



しばらくは父、兄、そして自分と
親子3人で赤帽を営んでいたこともありました。



しかし約1年後に追突事故を起こして廃車。
279000～335000kmと56000km走行しました。
その後新車で購入したのが現在500000km超えをしている
L型のMSCの白いサンバートラックになります。



次にC型の冷凍車、2WDのNAのATです。
兄貴が開業する1年前に友人が軽貨物を始めたいと
中古で用意した営業車です。
自分もこのクルマを使って仕事をしていました。
修復歴ありで状態はあまり良くなかったのですが
風の噂では何人かに乗り継がれ1000000km間近だとか。



次は赤帽サンバーのG型
幌トラックの2WDでNAのMTです。
これも赤帽の仲間から引き取ったあと
SHI-GEOさんによってリペイントされ
譲渡後はオーナーさんの家でしばらく使用されていましたが
ボディの老化が激しくなり廃車に。
SHI-GEOさんのもとへ戻ったあと部品取りになり
同じタイミングで引き取ってもらった自分の3号車に
エンジンはO/H後載せ換えられたということです。
（同じG型のNA（赤帽）でしたので）



次は赤帽サンバーのG型
幌トラックの2WDでMSCのATです。
これも赤帽の仲間から引き取ったあと
サンバーが好きな友人によってリペイントされ
譲渡後は奥様の足としてしばらく使用されていましたが
パワステが無くてツラいということで売却。
現在はラーメン屋さんの屋台になっているそうです。



このサンバーを名古屋方面へ納車する際に
前日入りで大阪へ向かいKPの部品を届けた後
別のKPのエンジン換装作業をしてきたという
とてもハードな工程だったのを覚えております。
更に大阪から名古屋へ納車する際に大雪になり
名古屋から帰る際もトヨタの産業技術記念館を見学して
K型エンジンばかり見ていたのも懐かしい思い出です(笑)



そして最後がKS3のB型、丸目の前期型です。
赤帽を始める以前のことになります。
前述の冷凍車の友人が乗っていたもので
自分も私物化させてもらって主に
当時ハマっていたモンキーのトランポにしていました。
このKSでサンバーのメカニズムを覚え始めて
事故で廃車になったときにエンジンブローした
A型のKS3をもらってきてエンジンだけ降ろして
載せ替えて2コ1にしてしばらく乗っていました。



もっと遡れば愛車紹介にも掲載されている
免許取り立ての頃に乗っていた借り物の
KR1のサンバーバンもあるのですが
やはり自分のクルマ人生のなかで
サンバーが占めている割合がかなり高いのは
明らかな事実のようですね、残念ながら(汗)

ウチの商売でもある赤帽という組合に登録して
軽貨物運送業を開業したのが2002年の9月。
おかげさまで今月で丸20年となりました。

赤帽といえば専用車の赤帽サンバーというクルマがあり
組合員として商売をする以上選択肢はそれしかないので
今までに5台の赤帽サンバーを乗り続けました。



1台目はF型のパネルバン。
標準的な2WDのNAのMT車でした。
開業時はもちろん新車で購入して
3年間で140000km走りました。
前職が自動車部品商（のちにリビルト業）だったので
畑違いの職業にあれこれ悩みながら
受けた仕事はすべて断らず必死に
走っていた頃を思い出します。
当時は携帯電話も使っていましたが
仲間同士の連絡はMCA無線でした。
オヤジが一緒に仕事をするということになり
このパネルバンを引き継いでもらいました。



2台目はH型の幌トラック。
2WDのMSCのMT車でした。
先輩のスーチャーを借りたときの体感が忘れられなくて
迷わず新車で購入しました。
このクルマが一番長く乗った営業車で
8年間で385000km走りました。
最期は追突事故に遭い廃車になるかと思いましたが
このブログにもたびたび登場していた
SHI-GEOさんに引き取っていただくことに。



3台目はG型の幌トラック。
2WDのNAのMT車でした。
急に営業車が無くなってしまい
前述のとおり赤帽サンバー以外のクルマでは
赤帽として商売が出来ないので途方に暮れていたところ
先輩が所有していた部品取り車を紹介され購入。
SHI-GEOさんと2号車からの部品を使って
商売に使えるまでの車両に復活しました。
このクルマの頃からみんカラの投稿も増えていきます。
2年半で100000km走った頃にエンジンが不調。
さらに商売的にも辛い時期になり一旦お休みすることに。
このクルマもSHI-GEOさんに引き取っていただきました。



赤帽を離れ一般的な軽貨物業と併用して
いろいろな仕事をしているときに乗っていたのが
J型のトランスポーターのバン。
2WDのNAで初のAT車でした。
しかし商売の状況は悪化の一途を辿り
クルマも故障の連続で商売にも使えないくらいに。
結局8か月で30000kmしか乗りませんでした。
このクルマもSHI-GEOさんに引き取っていただくことに
って何台引き取ってもらってるんだって（汗）



クルマも仕事も失ってしまったときに
赤帽時代のお客さんから声が掛かり
2トンのドライバーとしてサラリーマンになり
クルマも動けばいいからということで
ミラジーノに乗り換えることに。
正直毎日流れ作業のような生活でやりがいもなく
やはりいつかは赤帽に戻りたいという願望だけはありました。
（ミラはとても楽しませてもらいましたが）



3台目を手放してから4年の歳月が流れ
再び赤帽に戻れるチャンスがやってきました。
4台目はD型の幌トラック。
初の4WDのMSCのMT車でした。
再び始めるには少ない予算で出来たほうが
という意見を理解してくれた先輩から
手持ちのクルマを譲り受けました。
しかし5台目に乗り替えることになり
兄貴に譲渡したのですが
コロナの影響で需要もなく友人に譲渡しました。
結局2年で30000kmしか走っていませんでした。



そして現在乗っている営業車
5台目はN型の幌トラック。
2WDのNAのMT車です。
それまで4台目で商売をしていたのですが
病気で商売を辞められる先輩から
「まだ乗れるから」と譲り受けました。
しばらくはこのクルマで商売をします。



こうして5台の赤帽サンバーを乗り継いで
20年間走り続けてきました。
（空白の4年間はありましたが（汗））
1台目で慣れない仕事を覚えて
2台目で日本全国を毎日がむしゃらに走り回り
3台目で経費節減という名のメンテナンスを覚えて
4台目で天職と思えるようになり
5台目でやっとベテランさんと呼ばれるようになったのかと。
まだまだこの先いつまで走れるか判りませんが
初心を忘れずそしてウチの屋号の意味でもある
「自由意志」を大切に商売が出来ればと思っております。
次に乗る赤帽サンバーはいよいよダイハツ製になるのかな？

2週連続で週末は台風が上陸して
関東も多少の影響があったのですが
いつまで経っても進まないと思い
合間を縫って作業することに。



ディオのタイヤをチューブレス化するために用意した
AF27のホイールを白く塗装するために
ある程度の錆を落としておこうと思います。
用意したのはこの3つのホイール。
この中で良いものを選ぼうかと。



ディスクグラインダーにベルブラシを付けて
出来るところまで研磨してみましたが
細かいところまでは届かないので
あとはワイヤーブラシで地道に磨くしかありません。



最後にプライベーター御用達のサンポールで
酸に浸して放置しておくことに。



錆びていた部分が黒くなってきたら
十分に水で洗って酸を取り除きます。



そして乾燥させて今日の作業は終了です。
もうちょっと綺麗にしてから
シンナーで油分を十分に拭き取ってから
塗装の下地を塗っていくのですが恐らく
プラサフは使わずいつものミッチャクロンになるかと。

ステアリングコラムを修理したあと
せっかくガレージで作業をしているので
他の作業もやってしまおうと。



実は今月末に隣県まで1泊2日の
温泉旅行に行くことになったのですが
その際サンクラで行こうということになり
不動車同然だったこのクルマで行くには
いろいろと点検をしなくてはと思い
ジャッキアップをして診ることに。



フロント側はラジエターやブレーキ、足回りなど
漏れや破損などを確認して大丈夫かと思いきや。。。



スタビライザーのブッシュがNGだったのを思い出し
どうせならと交換することに。



事前に用意しておいたことすら忘れていました（汗）



見た目は変わらないと思いますが
ゴムが硬くなっていてブッシュの役目を果たしていません。



交換は左右ともM8のボルト1本なのですぐに終わります。



リヤに周り下回りを確認。
水も油も漏れはなく足回りも問題ありません。



リヤバンパーを開けてエンジンルームの点検。
エンジンオイルは汚れ具合も量もOK
しかしラジエターのサブタンクが汚いので
外して洗浄することにしました。



完璧には汚れが取れませんでしたが
レベルが確認出来るくらいまでは
中性洗剤で何度も洗いました。
注入口からとサブタンクに冷却水を補充して完了です。
錆も出始めているのでいずれ洗浄は必要かと。



最後にボディをキレイにしました。
このサンクラは譲り受けたときから運転席側の色褪せが酷くて
何度かコンパウンドを掛けてみたのですが
まだ納得がいかないのでポリッシャーを使って
また磨いてみることに。
研磨後ワックスを掛けてもこの程度しかキレイにならず。



助手席側はまだ光沢が残っているだけに
ちょっと残念な気もします。



最後にボディ全体にワックスを掛けて完了です。



天気はなんとか持ったようなので
急いでガレージからサンクラを出して



ポーターと入れ替えてすべての作業は完了です。



実は明日からの連休を利用して
ゆっくりと作業をするつもりだったのですが
台風の影響で関東にも雨が降るということで
慌てて作業をすることになりました。
何よりポーターを雨ざらしにしたくなかったので（汗）

以前から気になっていたステアリングのガタ付きを直します。
ポーターでもこの作業をやりましたが
コラムに付いているブッシュが摩耗するようです。



早速ガレージに入れて作業します。



まずホーンボタンとステアリングを外します。



次にコラムカバーとディマースイッチまで外したら
スナップリングが見えてきます。



スナップリング、平ワッシャー、ウェーブスプリング
の順に外すと白いブッシュが見えてきますので外します。
通常はプライヤーなどで外すようですが
今回はマイナスドライバーで簡単に抜けました。



ベアリングと呼ばれているこの部品の
純正品番はこちらになるようです。



形状は変わっておりますが装着は問題ありませんでした。
このブッシュが摩耗してガタが出るようです。
グリスを塗布してからコラムに取り付けます。



もちろんコラムのほうもキレイにして



組み付けのほうは軽く叩きながら均等に。
簡単に変形してしまいますので。



ウェーブスプリング、平ワッシャー、スナップリングを戻します。
スナップリングはシャフトの溝にハマるように
軽く叩いてあげれば入ります。



ディマースイッチは先日も清掃しましたが
外したついでに再びキレイにしました。



ディマースイッチとコラムカバーをコラムに戻して
ステアリングを取り付けたら作業完了です。
作業的には1時間ちょっとで終わりましたが
実はこの後キーシリンダーのカバーを失くしてしまい
そちらのほうが時間が掛かってしまって。。。（汗）