すっかり春になり、バイクもシーズンインです。(早朝はまだ寒いですが)
バイク雑誌Riders Clubが主催するバイクのサーキット走行会であるライディングパーティ(ライパ)の今年初の開催に参加してきました。いつもの袖ヶ浦フォレストレースウエイです。
前の週に、箱根伊豆を走り、バイクを冬眠から覚ましました。
今回は天気予報もずっとよく、天気はライディングには最高でした。
アクアラインが渋滞するからと早く家を出るつもりが、前日飲み過ぎて起きるのが辛く、若干遅れた結果、やっぱりアクアラインの始点の合流ポイントでは渋滞してました。(アクアラインは、最終的には流れるので、合流ポイントで流れが悪くなるのと、上り坂での速度低下が、渋滞の原因でしょうか)
給油を済ませ、無事にサーキットへ到着です。
今回も緑ゼッケン(ピンクゼッケンとの混走)クラスです。
前回(2017年最終回)では、アクアラインの話がメインになってしまったので、今回はサーキットでの走りの話を少し。
今回もヘアピンをどのように走るかが課題でしたが、 ちょっとはうまく走れるようになったかな。
ドカは、そもそも小回りが苦手です。また、エンジンがLツイン(90度V型2気筒)は、スリムですが前後長が長く、バイクの中で一番重くなるクランク軸が4気筒エンジンより後ろにあって、前輪の荷重が小さく、前輪の安定感が乏しいです。(現代のドカはもっと前輪に荷重をかけて仕事をさせる設定になっていると聞いてます。自分のバイクも前サスを換え、タイヤは最新なので、昔よりは良くなっているはず。「スリムで軽量な車体で、コーナリングスピードを上げて走る」が、できるドカ使いの走りのイメージ)。
ドカに乗り始めたころから、ターンインした後は、アクセルをちょっと開け(パーシャル)、後輪に駆動力をかけ、荷重を後輪に移し、後輪の駆動力で車体を安定させるという走り方が身に染み付いています。しかし、これをやると、ヘアピンなどでは、ラインが大回りになり、車体のー向きが変わらないので、なかなかアクセルをオンできないということになります。ヘアピンでは他のバイクに、置いてかれます。(バイクのせいだけではなく、乗り手の問題も大きいですが)
Riders Clubのライテク記事で再三書かれているのですが、「アクセルを閉じて曲げる」(アクセルオフのまま、 向きが変わるまでバンク角を維持してじっと待つ)を今回はトライしてみました。
今までの乗り方だと、パーシャルオンでスピードが少し上がる前提でコーナー入り口で減速しているので、アクセルを閉じたままだとスピードが落ち過ぎます。そこで、コーナーの進入速度を少しあげたり、ブレーキをバンクさせてクリッピングまで引きずって速度を合わせるとか、そうすると入り口での向き変えをしっかりやらなけれいけないとか、コーナリングスピードが上がるラインはどれとか、バンク角をもう少し深くしてとか、色々試してみました。
その結果、立ち上がりで早くアクセルを開けることができ、少し内側のラインを通れるようになったのではないかと思います。
(「アクセルを閉じて曲がる」は、エンブレが強くなり過ぎないよう、コーナーでは高めのギアを使うというのもポイントですが、うちのドカのエンジンの極低回転域は使えないので、コーナー入り口でのシフトダウンは必要。4気筒エンジンならその辺りの柔軟性は高いのでやりやすい)
話は変わって、Riders Clubのボス・ネモケンこと根本健さん(元全日本チャンピオン、世界GPにも参戦)は、もうすぐ70歳だそうです。走りはすごくて、名物のタンデムジェットコースター(希望者をボスの愛車BMWフラットツインの後ろに乗せて、サーキットをぶっ飛ばす)に今回も2回ブチ抜かれました(しかもアウトから)。自分も昔経験しましたが、無茶苦茶やっているわけではなく、ちゃんとマージンを取った走りで、コーナの入り口でカチッと向きを変えて、立ち上がりでしっかり加速する走りで、コーナリングスピードが速いわけではないです。
BMWのフラットツインはそんなにパワーがあるわけではないと思いますが、安定性が高く、二人乗りでもサーキットを早いペースで走れるんでしょう。
最終の走行の後、全体の集合写真には入りましたが、じゃんけん大会とかには参加せず、すぐに出発しました(いつもは、最終走行枠の一つ前なので、集合写真にも映らずに帰る)
IC手前で給油して、高速に乗りましたが、アクアラインの料金所のはるか手前から渋滞してました。「これだからアクアラインは嫌いだ」とブツブツ言いながら、悪い子ちゃん走りで渋滞の中を走っていくと、料金所の先で、他の方面からの合流した後すぐのところで事故ってました(渋滞の中の追突事故?)。1車線塞いでしまっていて、これが大渋滞の原因でした。ここを過ぎると、完全に車は流れてました。
その後は、首都高速から保土ヶ谷バイパスに抜ける部分と保土ヶ谷バイパスが混んでましたが、何とか切り抜け、無事に家に到着しました。
(やっぱり、アクアラインの渋滞ネタを書いてしまった)
今回はシーズンイン直後の走行会でしたが、色々と収穫はあったと思います。しかし、走行会から2日経ちますが、身体中が筋肉痛です。
Posted at 2018/04/03 21:11:22 | |
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