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KK900ssのブログ一覧

2019年12月23日 イイね!

やっとバイクが復活しました

やっとバイクが復活しました点火系の不具合に端を発し、シフトの不具合(シフトダウンでシフトレバーが戻らない)が出て、原因を調べると、クランクケースのクランクベアリングハウジングのズレ(生まれつきの不具合)が見つかり、エンジンを載せ替えようとなったのが、ほぼ1年前でした。

やっと良いエンジンが見つかったとのことで、12月の1週目の週末に受け取ってきました。
(タイトル画像は、外したエンジン(腰下)と交換用エンジンの腰上を組み合わせたもの。

完全にバイク屋に任せているので、ほぼ1年間、放置プレイ状態でした。
このままエンジンが見つからなかったらどうしようと、空冷のスーパースポーツの中古(ss1000DSとか)いくらするんだろうとか調べたりしてました(結構リーズナブルだったり)。

中古のエンジンがなかなか見つからなかったとのこと。実は今回の前に仕入れたエンジンが外れで、再度探してくれたそうです。
今回のエンジンは、900ss系のキャブレターの最終型のエンジンとのことで、1997年から2000年ぐらいのものだと思います。今回のはM900のエンジンでした。自分のバイクは89年式なので8〜11年ほど若返りました。自分のシリンダーヘッドはバルブガイドを含油メタル製に打ち替えており、こちらの方が良いとのことで、ヘッドは交換してあります。またこれまで使っていたマロッシのレーシングキャブもそのまま利用です。
また、ボアアップキット(+ハイコンプピストン)も入っていたので、シリンダーとピストンは、シリンダーヘッドを合わせて、腰上は前のバイクのものに交換してくれてました。


89年式のエンジンは750F1のエンジンの改良版で、後ろシリンダーのヘッドを180°回して前方排気を後方排気に変更したり、腰下のクラッチ周りを一部変更した物です。しかし変更(改良)したはずのクラッチピストンのベアリングの容量が足りず、すぐにキュルキュル音がしだすので、中古で買ってからすぐに修理する羽目に。最終的には750F1のクラッチ周りが使えるので、モンジュイ(ほぼレーシングマシンの特別仕様車)のクラッチカバー(クラッチピストンのベアリングがはまる)に入れ替えてました。クラッチカバーは穴あき加工されていて、クラッチを切ると、盛大な乾式クラッチの音(シャラシャラという音)がするのが、自分のバイクのアイデンティティでした。残念ながらこのクラッチカバーともお別れです(乗り始めた時は学生だったので、修理代が辛かった思い出があります)。
あと、ヘッドか、ピストンを入れ替えたときに、軽量フライホイールにしてました。
この思い出のあるエンジンともお別れです。
30年間お疲れ様。

900ssのエンジンは、91年式からクランクケースが変更になり、89年式の弱点だったクラッチピストンやキャブ(ウェーバーのツインチョークキャブからミクニへ)、点火系など大きく変わっています。現行につながる仕様のエンジンに替わりました。

新しいエンジンを使うために、クラッチレバーとマスターシリンダーからクラッチの油圧ラインが全く変わっているので、これも中古でそっくり入れ替わったのと、発電機が単相から3相になるため、レギュレータも入れ替わりました。最後の懸案事項だったレギュレータも変わったので一安心。

問題だった点火系は、ASウオタニのものを使ってます。火花も強力になるとのこと。

と言うことで、心臓とその周辺がそっくり入れ替わりました。

その他、フロントフォークからオイルが滲んでいたので、これも900ssの中古品に交換。前の奴はだいぶ前に倒立フォークに交換してますが、調整機構のついていないST2のものでした。今回は、調整機構付きです(あまりいじることはないと思いますが)

さらに、ステップは、ラバーが切れていたので、ローレット加工されたソリッドなやつに、加工して換えてもらいました。

あと、7年前にLED化したウインカーの根本のゴムが割れていたとのことで、社外品(LEDではない)に交換してくれてました。

また、爆音のコンチの集合マフラーは、純正マフラーに戻しました。久々(22〜23年ぶり?)の2本出しです。

バッテリーも新しくなってましたが、充電が十分ではなかったようで、最初エンジンがかからず、追加で充電して、ちゃんとエンジンがかかり、無事に乗って帰れることに(ちょっと焦った)。

1年ぶりなので、バイクの乗り方を忘れていないかちょっと不安でした。クラッチが繋がる位置がだいぶ遠くて、だいぶエンジンを吹かしてしまいましたが、無事に走り出せました。

サイレンサーは抜けの良い爆音集合マフラーから純正二本出しになりましたが、サイレンサーの容量は増えているはずで、抜けもあまり変わらないと思われるので、パワーダウンはあまり感じません。さらに交換した点火系の火花が強いためか、回していってもパルッシブな感触があります。また、以前は3000rpmを下回るとガクガクしてて、スロットルワークに気を使っていたのが、綺麗に火がつくからか、エンジンが扱いやすく感じます。またクラッチが若返ったためジャダーも小さくなりました。街乗りで使いやすくなり、嬉しい変化です。

今年でバイクとしては満30歳、自分が乗り始めてから約27年の間に、いろいろな部品が変わりました。(消耗部品は除く)
・フロントフォーク+ブリッジ(マルゾッキの正立フォークからショーワの倒立フォーク(ST2)(中古)→ショーワの倒立フォーク(900ss)(今回、中古)
・ハンドル、フロントフェンダー(中古)
・ハイスロ、グリップ
・フロントブレーキ(マスター(中古)、キャリパー(中古)、ディスク)
・エンジンのシリンダーとピストン(コスワース ボアアップキット(含ハイコンプピストン))
・エンジン(腰下) ← 今回(中古)
・クラッチ油圧系統(マスターと配管)←今回(中古)
・レギュレータ←今回(中古)
・キャブレター(マロッシ)
・点火系←今回(ASウオタニ)
・リアサス(オーリンズへ交換)
・スイングアーム(純正はクラックが入り、1回溶接修理したが、別の場所にクラックが入り、SS1000のスイングアームに交換、中古)
・リアフェンダー(中古)
・ステップ←今回(中古+加工)
・メーター(油温計を追加、中古)
・マフラー 純正→コンチ集合マフラー→純正
が変わりました。

オリジナルで残っているのは、
・外装(ウインカー、フロントフェンダー以外)
・前後ホイール
・リアブレーキ
・フレーム
・マフラー(今回純正に戻した)
ということで、かなりの部分を交換して生き延びてきたことになります。
Ducatiはエンジンの取り付け位置やスイングアーム、シリンダーのスタッドボルトの位置やオイルライン、カム駆動機構などの寸法が全く変わっていないため、新しい世代のバイクの部品で若返ることができます。ある意味、凄いことです。


まだギリギリバイクで走れる季節なので、リハビリを兼ねて、箱根・伊豆に行きたいところです。台風の被害で不通となっていた十国峠(県道20 号)がようやく開通したみたいです。

安全運転で行ってきたいと思います。
Posted at 2019/12/23 11:54:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2019年12月01日 イイね!

2019年 燃費まとめ(4年分のまとめ)

2019年 燃費まとめ(4年分のまとめ)タイトル画像は先日ゲットしたキリ番(44,444km)

11月の初めに4年の1年点検を実施し、その後給油したのを19年の区切りとして、燃費をまとめます。
(18年分の記事はこちら)


今年はGWに山陰(その1その2)、夏休みに大阪、四国、広島、福岡へ行ったりして(その1その2その3その4)、距離は通常の10,000km/年より3,000km近く多く走ってます。(昨年はストイックモードでのワンタンクチャレンジをやって+1,000kmでした)
高速率は高かったのですが、長距離移動の帰路で必ず御殿場先の事故による大渋滞に巻き込まれるというアンラッキーな年でもありました。

C220dに乗り始めてから4年分の燃費の記録は以下の通りです。



今年がこれまでで一番燃費の記録が良くなりました。特に、後半はこれまでよりも良い結果でした。
ただカタログ燃費(JC08モードで19.6 km/L)には届かずでした。(かみさんの分を除いた自分の燃費ではカタログ燃費を超えました。ただし、これは満タン法での燃費ではなく、車載燃費計の値をもとに算出したもので、満タン法との差は数%あります)

また、軽油の価格が少し下がってきたので、燃料コスト¥1あたりで走ることができる距離がちょっと伸び、2017年並みになりました。
今年燃費が良くなったのは、高速率が上がったこと、かみさん率が下がったことが大きいかなと思います。
また、昨年、3年の車検時に投入したオイル添加剤とタイヤ交換の効果も少しあるかもしれません。
今年は長距離を走る際も極端な燃費走行はしていない(高速は100km/h巡航とか)のに、それでもこの燃費が出るという点や、かみさんの燃費も向上しているので、効果はあると言えるかもしれません。
(ただし、かみさんの燃費は、かみさんが走った後の距離計と総燃費計の差から逆算していて、走行距離が伸びてくると、総燃費計の表示が短距離走っただけだと変わらないことがあり、ちょっとよく見えちゃいます)

5年目こそ、カタログ燃費を超えられるよう頑張ります。
Posted at 2019/12/02 00:05:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 燃費 | クルマ

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車 Mercedes Benz C class station wagon C220d バイク Ducati 900ss(1989) に乗ってます。よろしく...
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