フェアレディZ、初代S30型がデビューしてから50年なんだそうですね。
画像は自宅にある昭和47年のカーグラフィックの裏表紙、フェアレディ240ZGの広告です。
キャッチコピーには「ZのハナがGTの歴史を変える」なんてありますが、なかなか精悍なスタイリングであります。
オーバーフェンダーも迫力あるスタイルの演出に一役かっていますが、今見てもカッコいいというか日本製のスポーツカーとしては歴史も実績も一番あるクルマだと思う次第です。
今やこうした昭和のZも異常とも思えるくらいに相場も高騰して、もはや気軽に手を出して出せる価格にないことは残念なところであります。
240ZGなんて、例えばオートモビルカウンシル なんかに出てきそうな個体だと冗談抜きで1,000万円オーバーの値付けがされていたりするようですし。
アメリカでも大変に愛されたということですから、左ハンドル仕様のカリフォルニアモノ、なんてほうがひょっとしたらゲットしやすいのかしら ?
私が高校生だった昭和58年〜60年頃は、免許を取って最初に乗るクルマとしては7〜8年落ちのこうしたS30型や、あるいはセリカLBあたりが定番だったような気もしますし、それこそ20万円くらいで買えたものでしたが、時代は変わったなぁ。
ちなみに当時の高校生には、セリカLBは後期型の5マイルバンパー仕様のほうが人気だったような。
リアルタイムのセリカはヒラメの時代で、今ひとつ盛り上がっていませんでしたけど、私はあれ好きだったんだけどなー。
特にクーペのリアコンビランプがツリ目だったのがイカしてましたねぇ、ああ懐かしい。
いや、フェアレディZのお話からそれてしまいました(汗)
しかしフェアレディZ、現行型もずいぶん長いこと販売していると思いますが走行の少ない程度の良さそうな個体でも意外とリーズナブルですね。
車両で150万円で結構選べる状況ですが、2シーターの特殊さゆえという部分もあるのでしょうか。
あまり台数が出るクルマではないでしょうけど、それでもなくさないのは日産にとっても特別な存在なんですかね。
フェアレディZは昨年行った日産ヘリテージコレクションでもたくさん見てきたな、そういえば。
レース仕様やラリー仕様も含めて写真もいっぱい撮ってきたと思いますし、よし、今度発掘してみよう。
だけどタイトル画像の大昔のカーグラフィック、私、こういうの好きでちょくちょくヤフオクで落札したりしているのですが、味わい深いというか間違いなく今よりも社会におけるクルマの存在感が大きかった時代なんだなぁ、と思うことしきりであります。
実用としてではなくて趣味としての存在感という感じですかね。
令和の時代は、クルマ趣味が今よりも復権するような時代だといいなぁ。
Posted at 2019/04/23 06:14:59 | |
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