１月の雨

昨日は１月だと言うのに雨でした。
そんな中、タントで山の方に行ってみました。
自宅から１度北上して、大衡村からR457を走り南西へと走りました。
秋保温泉から山の中を抜けて川崎町までのルート。
バイクで走る路面状況の確認って意味合いもありましたが…
名取川上流部を渡る橋の上で、素敵な風景に出逢えました。

山間から霧のような雲が湧き、水墨画のような静かな佇まい。
雨が降っていましたが、外に出て暫くその風景を眺めていました。

タントの屋根を軽く叩く雨音を聴きながら眺めるモノクロームの世界。
天空からアスファルトに落ちて小さく飛び散る雨粒は、冬の神様の気まぐれか。
吹いてくる風に身を切るような冷たさは無く、本当に僅かですが春を予感させるような小さな温かさがあったような気がしました、。
コッブの水にスポイトで温水を一滴落とした程度の…そんな微細な温かさ。
氷の中の小さな泡ほどの僅かな春を感じました。

立春はまだだし、冬の神様の気まぐれかもしれないけれど、僅かに感じた春でした。

コーヒーが飲みたくなって帰りにファミレスに寄り、コーヒーゼリーとコーヒーを注文。
降り止まぬ雨を眺めながら独りコーヒーを啜るpostpapaでした。