対向車線に不意にレーシングピューマを見つけたり、大阪でヨーストさんの以前の愛車のフィエスタSTと遭遇したり、これまでさまざまなフォードとのインパクトある出会いを重ねてきました。しかし今日、それらとはちょっと違った意味で、すごいフォードとの出会いがありました。
品川区の一角の駐車場にこのクルマが止められていたのです。果たしてこれが、ボディにペイントされているように、いにしえの日本でのフォードのサービスカーそのものであるのか、それを模したレプリカなのか?そもそもこのクルマがフォードの何なのか??それさえもわからない・・私、フォードのことが好きでも、その始祖というべき世代のモデルについては正直なところ、本当に理解できていないものでして(m_ _m)
あまりに忽然と目の前に現れたこのクラシック・フォードについて、ともかく少しでも情報を・・と思い、駐車場のすぐ向かいにある酒屋さんに入ってご主人に聞いてみました。すると、いつもこの場所に駐車されているけれど、以前はこれよりさらに古そうなフォードがここにいたと言うのです。なんと!一体どんな方が所有者なのでしょう?ひょっとして、ものすごい年季の入ったフォードフリークさん??
やはりこの姿ですからね、通りすがりに気づいて写真に収めている人も多いそうです。
本当にこのフォードの素性はわかりません。もしかすると、私などが知り得るよりはるか以前、この国の路上をフォードが走り始めた頃に、その普及を支えるべく活躍していたクルマそのものなのかもしれません。たとえそうであってもなくても、今なおこの国でフォードに乗る一人として、日本におけるフォードの黎明期をほうふつとさせてくれるこの一台との出会いは、今日の初夏のような日差しとともに、鮮烈な印象を抱かせてくれました。
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Ford | クルマ
Posted at
2019/04/18 22:50:48