• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2020年07月26日 イイね!

純白のドレス・アップ

純白のドレス・アップ自宅からほど近い場所にある販売店でいま在庫中のマスタングGT。2011年モデルというから、V8がコヨーテに換装された最初のモデルですね。純白といいたいくらい眩しいボディのホワイトと、2011〜2012モデルのみに特徴的なフロントグリルまわりのブラックアウトとのコントラストが高貴なまでの印象です。

こちらの販売車、外からだとわからないのですが6速MT車で、ブレーキキャリパーもブレンボを装備とのこと。前輪を見たら確かにそうでした(これは写真でもかろうじてわかりますね)。すなわち国内正規車でなく並行車ということになります。シェルビーGTとかBOSSといったパフォーマンスモデルでないMT車というのも、並行車であっても案外珍しいかもしれません。
さらに、エンジンフード上のパワーバルジやボディサイドのエアスクープ(いずれもダミー)、そしてリアクオーターウインドウ部のルーバーといった、マスタングのモディファイの定番パーツがふんだんにあしらわれていて、それでいながらホイールはフォード純正品を履くなど、「走り」への熱い想いを秘めつつ、抑制の効いた、調和の取れたドレス・アップを試みた、かつての所有者さんのこだわりを垣間感じさせてくれます。
これは言ってみれば、オフィシャルに用意された豊富なパーツを組み合わせて自分の好みのマスタング像を作り上げるという、マスタングの愉しみ方の王道を行くかのような一台かと。

私自身、これまでS197マスタングだと初期型(2005〜2009 model year)がたいへん好みだったのが、最近になってやや変化してきており、大規模なスキンチェンジを施された2010 model year以降のモデル、しかもシェルビー顏に変わる前、2007年に発表されたコンセプトカーであるジュージアーロ・マスタングのスタイリング・キューがさりげなく落とし込まれたこの2010〜2012のモデルが、とても気になるようになっています。
Posted at 2020/07/26 18:35:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年07月25日 イイね!

King of Kinetic Design 2

King of Kinetic Design 2つい先日、初代クーガをキネティック・デザインのキングと称しました。今日、しょぼ降る雨の中で見たこちらのクーガはアイスホワイトのボディカラーです。撮影していてちょっと気になったのがホイールなのですが、たぶん純正品をブラックでペイントアウトしているのでしょうね。リアも真っ黒なので、まさかブレーキダストで汚れてここまで黒くなっている・・などということはないはず。

このアイスホワイト(パール)という色は、白としては異例なほど青に寄った色相なのが特徴で、最近もどこかの中古車店さんが、ネットでこの色のことを白でなく「ライトブルー」と表記しているほどです。そしてこのアイスホワイトは、初代クーガのみで採用され、他の車種には共用されていなかったという点も珍しい。初代クーガに設定されていたもう一つの白であるフローズンホワイト(ソリッド)が、フォーカスをはじめいろいろな車種に水平展開されていたのと対照的です。

そういった意味で、専用色であったこのアイスホワイトをまとったクーガもまた、King of Kinetic Design!
Posted at 2020/07/25 17:02:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2020年07月22日 イイね!

Go Toとはいきませんね

Go Toとはいきませんね8月末に仕事で愛知県への出張予定があります。本当は出張用件が済んだらそのまま夏休みを取得して現地にとどまり、FLCさんとか行きたいんですが・・果たして約一ヶ月後の社会情勢がどのようであるのか定かでないですが、いまの状況からすると、東京方面からの移動者が不用意に長くとどまることは好ましくなさそうだし、そもそも中京圏だってこれからどのような状況になるのかまったくわかりません。車を買うわけでもなく、ただ「見に行く」ための訪問など、不要不急の最たるものですから、気安くGo Toというわけにはいかないですね。

FLCさんを経由して並行で入れられたフォード車を扱うディーラーが、京都の日光社さんや栃木のビジョナリテイリングさんなど、各地に少しずつ増えています。FLCさんの積極的なPRの効果もあって「いま日本でフォードの新車に乗るならFLC」というイメージも醸成されつつある気がします。フォードにはなおも熱心なファンが付いているとはいえ、その絶対数は日本でビジネスを回していく上では心もとないレベルであるはずなのに、経営上のリスクを取ってまでファンの思いに応える姿勢は素直に見上げたものだと思います。

FLCさんといえば、つい最近中古車として岐阜店で販売が始まった国内最終年度のフォーカス(2016年モデル)は、純正OPの18インチホイールを履いているのが目を引きます。しかもそのホイールは、2016年モデル当時は公式には設定されていなかったはずの、ブラックペイントされていない、三代目フォーカスのマイナーチェンジ前に設定されていた仕様であるのもポイントですね(三代目フォーカスでOP設定された5本スポークの18インチは、当初はシルバー仕上げで、フォーカスのマイナーチェンジ後は同じホイールをグロスブラックペイントに仕上げたものにスイッチされました)。当時のオーナーさんが自らそのような選択をしたとするなら、相当こだわっていらしたことがうかがえる一台です。
Posted at 2020/07/22 21:57:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2020年07月20日 イイね!

シルバーを象徴色としなくなったフォーカス

シルバーを象徴色としなくなったフォーカス三代目フォーカスでは相対的に少ない色がシルバー。しかし考えてみると、フォーカスといえば初代・二代目ともにシルバーがイメージカラーだったのです。初代は斬新なニューエッジ・デザインの持ち味を表現するカラーとして、そして二代目はクオリティアップしたプレミアム感覚を打ち出すカラーとして、それぞれシルバーが選択されていました。それが、三代目になるとイメージカラーは当初がレッド・MC後はブルーとされるなど、それまでとは大きくアプローチを変えてきました。目を引く有彩色をイメージカラーとすることで視覚的なインパクトを強めたのですね。

このイメージカラーの変化が物語るように、フォーカスは初代〜二代目までをひとつの流れの上にあるとするなら、三代目で商品性を大きく変えてきたと言えると思います。その最たる部分がドラポジで、初めの二代が「コマンドポジション」を基本にアップライト気味に乗員を座らせる、やや誇張していえばミニバンにも相通じるスタンスだったのが、三代目からは低い着座位置に改められました。フォーカスを乗り継いで来た方なら、三代目になって地面との距離がぐっと近づいた上に、ドライバーの周りを覆うかのようなコクピット感のあるインテリアになったことで、その変化を肌身で感じたことでしょう。
三代目の開発にあたっては、代々のフォーカスが持っていた高いダイナミック性能をわかりやすく体現することが重視されたので、ドラポジやインパネの構成も動的感覚を高める方向へとシフトされたのですが、「低く座らせる・囲まれ感を出す」というスポーティー感の演出の王道を進んだことで、「目線が高くて開放感がある」のに走らせればとびきり痛快、というフォーカスならではの新鮮な驚きは明らかに減少しましたよね。
Posted at 2020/07/20 21:44:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2020年07月18日 イイね!

「普通に質が高いセダン」はどこへ行った?

「普通に質が高いセダン」はどこへ行った?このブログではフォードのことしか書かないと決めていても、実際には私自身はフォードに限らない車好きの一人だから、本当のことを言えばフォード以外でも、街で出会った他社の車について話題にしてみたいなと思うこともあります。それでもみんカラでは様々な方がいろんな車について思い思いに話題にされていて、それぞれの領域にとても詳しい方も多くいらっしゃるので、私はせいぜい「陽の当たらない存在」であるフォードについて駄文をしたためることにしています。
そんな中でも、これはどうしても取り上げておきたい!という一台が近所にいるので、無理やりフォードと絡ませる形ですが紹介させてください。

みんカラをされている皆様には、世代的に80年代末頃の日産の各車に対して思い入れのある方も少なくないと思います。その頃のフェアレディZ、スカイライン、シルビア、セフィーロ、プリメーラ、数々のパイクカーたち・・・今でも折に触れて話題にされますよね。私もそれらの各車はリアルタイムでよく覚えていて、トータルにしっかりとデザインされていた車が多く、特にフェアレディZやシルビアなどはそのデザインのレベルの高さに唸らされたものです。

でも、今なお多くの方が賞賛するその時期の日産車の中で、当時も今もほとんど顧みられない車種がありました。私が当時、フェアレディZやシルビアと並んで日産ベストデザインだと確信していたのが「マキシマ」だったのですが、皆様覚えていらっしゃいますでしょうか?それまでのブルーバード・マキシマからステップアップした北米市場を主なターゲットとしたサルーンでした。はじめから日本市場を主としない3ナンバー専用設計で、ベースが国内向けだったのを立派に見せようと妙な後付けデコレーションを施すこともなく、伸びやかで素直な印象は俗っぽい高級感とは無縁で、洗練された質の高さを感じさせるものでした。

勢いがあった当時の日産としては、出す車のどれもが面白いように当たるので、その流れでマキシマも国内へリリースしたのかもしれませんが、やはりあの「非日本的な」洗練感は広く受け入れられる性質ではなかったようで、売れなかったですね・・発売から少し経ってマイナーチェンジが施された際には、対照的に好評だったプリメーラのイメージを反復したフロントグリルを付けたり、多少のモールディングがリア周りに付加されたりしたものの、抜本的なテコ入れにはほど遠かったはず。

そんな販売当時でさえ数が少なかったマキシマがなんと現役で生息中なのです、しかもMC前の初期型!2桁ナンバーだからもしかするとワンオーナー車かもしれません。もっともプレーンでマキシマらしい個体といえるそれは、今見ても古臭さを感じさせず、サルーンとして十分魅力的に映ります。
このマキシマを見るたび、こういう大人5人が快適に乗れて、トランクにたっぷりの荷物も積めて、乗り付ける場所を選ばない普遍的な趣を湛えた4ドアセダンは一体どこへ消えたのだろう?と思わされます。もともとこうしたラージサイズのファミリーセダンはアメリカ市場で人気があり、日本車でもこのマキシマをはじめトヨタのアバロンとかプロナードとか、派手さはないけど快適に過ごせそうなアメリカ向けの佳車がありましたよね。確かにカムリとか今もありますが、その佇まいはずいぶんと変質し、何か変わったことをしないと認めてもらえなかったような姿になってしまっています。

存在感をいたずらに誇示することなく、普通に、しかし品良く、信頼に足るいい仕事をする。当然、フォードにもかつてはそういうセダンがありましたがほぼ消滅して、SUVに取って代わられています。それを車に対する人々のニーズが変質したと捉えれば仕方ないのかもしれませんが、ことごとくこのような車をなくしてしまったことの喪失感を禁じ得ないのです。

Posted at 2020/07/18 10:54:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | Other | クルマ

プロフィール

「@Yorupikuさん、やはりそうでしたか😃最近2年くらいはかつて撮影した場所では姿を見なくなっていたのですが、今も元気にしてるのなら嬉しいですね。」
何シテル?   04/30 09:06
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/7 >>

   1234
56 78 91011
1213 1415 1617 18
19 2021 222324 25
262728293031 

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカスを202 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation