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ロボ部長のブログ一覧

2023年01月29日 イイね!

豊潤なる標準の水準

豊潤なる標準の水準1/28欧州フォード標準車オフ、発起人のYorupikuさん曰く「(欧州フォードの)優れた性能は素性が確かなベース車があってこそ」、何とも嬉しい形容ではありませんか。RSやSTといった一目置かれるパフォーマンス・グレードの大元には、ベースグレードの基礎体力の高さが横たわっているわけで、声高にその存在を誇るでもない、ごくごく一般的・標準的な欧州フォード車をクローズアップしてみるというのは、まさしく欧州フォード趣味の一方の真骨頂であり全面的に賛同したいです。

標準グレードと、そこに“エンスーの薫り”を絶妙にブレンドしたSTが参加された今回のオフミは、小規模なれど、なかなか濃い眺めを拝めました。
私が不思議と心動かされたのが、こちらのキャンディレッド並び。そもそもこの色はSTやRSには設定がなかった色であり、まさしく「標準フォードを象徴するカラー」であると言えるでしょう。一方でキャラクターの強いカラーだからでしょうか、B299フィエスタとC346フォーカスとの同世代感が不思議と強く印象づけられます。あとはここに、MC後のフォーカスのキャンディレッドが加わったなら鬼に金棒ですが見果てぬ夢ですね・・それは一体日本に何台残存していることか?




同じ車が2台並ぶのも、モンデオST220が対象だと案外すごいことです。それもどちらも国内初期モデル同士で揃うのは、限定20台のうちの2台ということですから・・何気に激レア!やはり私自身は、モンデオ自体がMCを受ける前のこの初期型、フロントグリルに赤いSTのバッヂさえない無装飾な佇まいこそを、よりST220らしく感じるのです。それにしても左のST220のオーナーであるアオクロモンさんは、後期型パンサーブラックのST220との2台持ちというから、静かなる欧州フォー度MAXですね🤗




私は今回はフォーカス1600Ghiaで参加しました。会場の秋ヶ瀬公園内の限られたコースでしたが、ご参加の方々に同乗していただき、初代フォーカスの(経年)標準車を味見してもらいましたが、いかがでしたでしょうか?ところで今回、私のフォーカスがあまりにもみすぼらしい外観であったことを反省しました。前日の夜中に千葉では中途半端に降雪があったらしく、朝になったら車体に無数の斑ができていたのを落とさずにそのまま参加したのですが、昼間の光の下で見たらまあ汚いこと・・😭せっかく関心を持って接して下さった皆さんに失礼で申し訳なかったです。こうした場ではきちんと身だしなみを整えなければいけませんね。

自分のフォーカス絡みで会場で気づいたのが、お隣のボンバー997さんのC346フォーカスとのAピラーの角度差。双方の車高の差は実はほとんどないにもかかわらず乗車感覚が大きく異なる所以です。ちなみにYorupikuさんのフォーカスTitanium Xにも同乗させていただき、その感覚差を改めて実感しました。




このオフミを開いていた同じ場所では、すぐお向かいのスペースでスイスポのオフミが開催中でした(トップ写真をご参照ください)。私の勝手な見立てでは、スイスポをお乗りの方なら欧州フォードに潜在的な関心を持っている人も少なくないはず。なんといってもスズキのスイフト開発陣がフィエスタをベンチマークとしたことを過去に公言していますからね。実際に、ファーラーさんのフィエスタSTが登場すると、何人かのオーナーさんが色めきたって会話し始めた様子を確かめられました(笑




帰路に遭遇した『街中欧州フォード標準車』。この後は私がすぐ前を走ってしばしの間ランデブーを楽しみましたが、果たしてC346のオーナーさんは前にいるのが自分のご先祖だと気づいてくれたろうか・・?


そして今回、Yorupikuさんから教えてもらったプチ・トリビアを。2000年発刊の「フォーカスのすべて」に登場しているカップル役の男性が、実はアンジャッシュの渡部健さんだったのです😲確かにそのようにキャプションが記されたページがありました。私もこのムックを発売当時から所有していますが、今まで全く気づかなかった〜ちなみにキャプションによると、渡部さんは当時フォーカスに対して「食指が動いた」そうな😅
こうした想定外な発見にも恵まれるのもオフミならでは。素敵な場を企画して下さったYorupikuさん、ご一緒できた皆様方、今回もどうもありがとうございました。


Posted at 2023/01/29 02:18:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2023年01月22日 イイね!

「自然すぎて写真に残らないような」

「自然すぎて写真に残らないような」Web CGでフィエスタが取り上げられています。在イタリアの大矢アキオさんによる現地シエナのフォード販売店へのインタビュー動画がアップされていて、そこで語られている、長年にわたってフォードやフィエスタを扱ってきた立場ゆえの声は、とても正当で実感がこもったものに聞こえます。
動画の中では、販売店の2階に今も保管されているという初代フィエスタGHIAが写されていて、その原初的な瑞々しい佇まいが実に素敵に見えます。ちょっと私のコッパーパルスと近い色相でもあることにも親近感を覚えずにいられません。

これらインタビューだけでなく、記事内に掲載されている大矢さんが撮られてきたというヨーロッパの街中での歴代フィエスタのショットと、そこに付けられたキャプションもまたいいものです。特に響いたのは『思えばフィエスタは、イタリアの風景の中であまりに自然すぎて、筆者の写真アーカイブには数が少ない。』というくだりで、当たり前だからこそいちいち意識して写真になど残さない-それこそがフィエスタという車について余すことなく表しているように思えるのです。
わざわざ写真に撮るでもないほどに、日常に密着していて、そこに埋もれているような車。ある意味で、フィエスタやフォードのような対象に対する最大級の賛辞ではないでしょうか。

大矢さんとはもうかなり以前ですが仕事の現場でお話をさせてもらったことがあり、その頃私はB256フィエスタに乗っていたのですが、それを伝えたことでしばしイタリアでのフォードをめぐる話題に花が咲きました。その時に大矢さんが言われたことで今でもよく記憶しているのが、イタリアだとフォードは親が免許を取得した子どもに初めて買い与える車だ、ということ。それは比較的安く手に入り、しかし維持にもお金がかからず信頼性が高い、だから親としては安心して我が子の初の車に選べると。その点で同じようなクラスの(当時の)フィアットは信頼性などに難があるから勧められない-なるほど、彼の地でフォードとはそういう存在なのか!確かに、私自身もフォードの信頼性の高さと維持費の安さを充分に体験していたから、大いに納得したものでした。
今回のインタビュー記事の中で、販売店の方がフィエスタについて述べられている内容も、まさにそうした趣旨でした。もしかすると大矢さんが収録前に相手の方とそんなような方向で話を進めましょう、といくらか申し合わせたのかもしれないけど、でもきっと本当にイタリアにおけるフィエスタとは、そのような存在に他ならなかったのでしょう。
「親が子に託せる」って、相当のことですよ。


「第791回:さよなら『フォード・フィエスタ』販売最前線の人が語る“驚くべき普及率”」
https://www.webcg.net/articles/-/47666


Posted at 2023/01/22 11:00:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2023年01月21日 イイね!

ここにも、フォードからのインスピレーション。

ここにも、フォードからのインスピレーション。昨日フィエスタのスポーツ・プレミアムを見たすぐそばの場所にいたのが、こちらのスバル1000のバン。この写真の個体のことは知っているという方も、もしかするといらっしゃるかもしれませんね。それというのも、おそらく新車当時から、とある外装建材店の商用車としてずーっと使われていて(ナンバーがすごい!)、過去にTV番組で紹介されたこともあるなど、ここの一帯ではちょっとした著名車だからです。私もかつてこのあたりに住んでいた頃には幾度となく走っている姿を見てきました。たぶん今でも街中を普通に工具とか積んで走っているのではないかな?

さてスバル1000、スバル360と並び、スバルというメーカーを特徴づけた製品として語り継がれる名車です。のちのシトロエンやアルファの小型前輪駆動車に影響を与えたとされる独創的・合理的な成り立ちを伴い、スバリストと称される熱烈なファンを生み出した一台です。
そんなスバル1000のこの「顔立ち」は、かつてのイギリスフォードのコンサル・コルセアに範を求めたことが明らかです。コンサル・コルチナの上級車としてコルセアが登場したのが1963年なので、66年の販売開始へ向けて開発中であったスバル1000のスタイリングがその影響を受けるには充分であったことが想像できます。



ちなみにコルセアのスタイリングは、当時のアメリカフォードのサンダーバードのモチーフを4ドアサルーンに応用したと言われています。その頃はアメリカの自動車の黄金期であり、ましてやアメリカが本家のフォードですから、そのテイストをヨーロッパ市場へ向けても積極的に採り入れる戦略だったのでしょう。
コルセアより登場が早かったアングリアも、やはりアメリカフォードのボディラインをヨーロッパの小型車へと咀嚼したのが、あの特徴的な逆反りのクリフカットへと昇華されたと理解できます。

そのアングリアも、マツダの初代キャロルに影響を与えています。たまにキャロルに対するシトロエンのAMI6からの類似性を指摘する意見もありますが、1961年登場のAMIが、翌年登場のキャロルの基本的なボディの成り立ちを左右するほどの影響を及ぼすことは不可能で、1959年に登場したアングリアこそが、クリフカットのお手本であったはず。

国産車が米欧の車のスタイリングを貪欲に手本としていた頃、こんなところにも、フォードからのインスピレーション。
Posted at 2023/01/21 11:02:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2023年01月20日 イイね!

たまたまフィエスタが現れたから写したの図

たまたまフィエスタが現れたから写したの図昨年の暮れに浜名湖で各地から集結された多くの欧州系フォード車たちに会えたあと、この1ヶ月と少しの間に、路上でフィエスタやフォーカスと遭遇した頻度は決して高くはありません。というより、ここ3年くらいで本当に、街中でそれらを目にする機会がガタ減りしました。ついこの前も、自宅からわりと近い場所に長らく生息していたミッドナイトスカイのフォーカスがついに消えて、それが収まっていたガレージには代わりにプジョーが・・そのことに気づいたタイミングとほぼ軌を一にして、同じ千葉県内の販売店に中古のミッドナイトスカイの売り物が現れたので、まず間違いなく、オーナーさんが手放されたのだろうと踏んでいます。フォード→プジョーのシフトは、もしかすると守谷店が介在した箱替えかもしれません。

そういうことで、また一台、欧州起源系のフォードが身近なところから去って行ったような中で、今日出先でこうして不意にフィエスタと会えたことは嬉しかったですね。ホイールから察するにスポーツ・プレミアムでしょうか?
オフ会に参加されるような、明らかに特別な熱意とともに所有されている方による寵愛とは違った境遇下で、なおも元気にしている仲間たちがいる風景を、これからももっと見たいです。

Posted at 2023/01/20 23:48:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2023年01月13日 イイね!

福岡の夜にまたもマスタング

福岡の夜にまたもマスタング昨晩も仕事の関係者との会食で、やはり終わった後に宿まで歩いて移動中に、こちらのマスタングを。フォードジャパン国内正規の50イヤーズエディションでした。こちら、ナンバーが奈良ナンバーだったこともあり、単独だと本当に福岡?と言われそうだから、あえて隣の現地ナンバーワンボックスとの横並びです😅こうして見れば、何かと大きいと言われがちなマスタングが、存外にそうでもないことがわかります(もちろん車幅は広いですが)。というか、いまの国産車がサイズアップし過ぎ?
Posted at 2023/01/13 05:56:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ

プロフィール

「@Yorupikuさん、やはりそうでしたか😃最近2年くらいはかつて撮影した場所では姿を見なくなっていたのですが、今も元気にしてるのなら嬉しいですね。」
何シテル?   04/30 09:06
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
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