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ロボ部長のブログ一覧

2023年07月30日 イイね!

欧州フォードが(縦に)連なる家の光景

欧州フォードが(縦に)連なる家の光景フォーカスの車検が終了しました。2000年式・走行98,000km強という現状からすれば良好なコンディションであったようで、昨年秋に購入したばかりなこともあり、エンジンオイルを交換した以外には特にパーツの交換や補充などはありませんでした。一方で、ひと通り見てもらった結果、今すぐに悪影響があるわけではないものの、タイミングベルトは走行距離からすると交換した方がいいとの指摘を受けました。それでも当然の如く、国内にタイベルの在庫があるはずもなく、そこは引き続き工面をしてもらい、入手でき次第対処してもらうことで申し合わせています。タイベルを取り替えるついでにウォーターポンプも替えられればより好都合とのことで、ここはパーツの入庫を気長に待つことにしましょう。普段づかいをしている分には当面の懸念もなさそうですから。
フォード守谷店のサービス担当の方から、よくこのようなコンディションがいい初代フォーカスがありましたよね、と言ってもらえたのが心強かったです。

フォーカスが戻ってきたのに合わせて、自宅の車置き場も見直しました。これまで自宅から道路を挟んだすぐ向かいにあった月極駐車場をフォーカス用に借りていたのを取りやめ、自宅敷地内にフォーカスとフィエスタを両方、縦に2台並べて駐車するように改めました。これから我が家のカーポートには写真のような光景が広がることになります。
それにしても、自宅を設計してもらった際に、なぜ横に2台分のスペースを確保しなかったのだろう?と反省することしきりです。その頃は2台持ちは想定していなかったとはいえ、スペースの余地はあったのだからやはり横方向へ複数台置けるような平面計画を取っておくべきでした。今のこの置き方だと、これが仮にサイズアップされた3代目フォーカスだったら前のフィエスタの鼻先が公道へけっこう突き出してしまう👃
写真だとよくわからないですが、フォーカスの後ろの余裕は最小限、フォーカスとフィエスタとの間もなかなかギリです😅ここに至ってフィエスタのバックソナーとバックモニターの恩恵を最大限に感じることになるとは思ってもみませんでした。
Posted at 2023/07/30 08:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus & Fiesta | クルマ
2023年07月16日 イイね!

例えるなら、欧州の田舎町の一角に佇むB256のような

例えるなら、欧州の田舎町の一角に佇むB256のようなフォーカスの車検依頼で訪ねたフォード守谷店は、プジョー/シトロエン(DS)の扱いがメインですが、訪問するたびに敷地内に置かれているそれらの車が増えている印象を受けます。昨日も到着時にはプジョーとシトロエンがびっちりで、我がフォーカスはかろうじて1台分空いていた隙間にとりあえず駐車。近年になってステランティスの中でもジープとプジョー/シトロエンが日本での販売量を伸ばしていることを否応なく実感させられます。

そんな守谷店の敷地の片隅でもう一年近く留置されたままなのが、トップ写真のコロラドレッドのフィエスタ1600GLXです。ご覧の通りボディの塗装はクリア層が剥がれ、GLX特有のハーフカラードバンパー下半分の黒樹脂部分は白化が進行、ヘッドランプカバーが黄変しフロントのフォードバッヂはすでにブルーオーバルでなく、ホイールのカバーも外れ・・・等々、少なくとも外見的にはかなりくたびれたコンディションであることがわかります。店舗裏手の敷地内の一番端っこ、雑草が伸びた場所に押し込まれるように置かれているので、初めて見た時はもう廃車予定なのだろうと思いましたが、それから1年近く経過していまだ同じ所に置かれたままでいるため、廃車ではなくてもしかすると修理待ちなのかも(一応ナンバーもまだ付いている)?少々みすぼらしい趣とはいえ、これくらいの状態なら手を加えれば実働はしそうだし、本場ヨーロッパなら、こんな風情のフィエスタには今でも街中でお目にかかれそうです。そう、これは見ようによっては本来のB256らしい経年の姿なのかもしれません。

6年前に同じ茨城県内の水戸で遭遇した店舗に、やはりコロラドレッドのGLXが留置されていたことを思い出しました。この時のGLXはブログで紹介した後、それを見てくださった地元の方によってサルベージされたようでしたが、さてこちらの守谷のGLXはこの先どうなっていくのでしょうか?
Posted at 2023/07/16 13:21:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2023年07月13日 イイね!

千葉の濃ゆいフォード在庫車たち

千葉の濃ゆいフォード在庫車たち千葉県生まれの千葉県育ちで千葉への愛着はひとしおだけに、カーセンサーで千葉県で販売中のフォード中古車を検索したら、これがもう実に濃い在庫車たちで思わずニンマリ。ここまで幅広というか、新旧取り混ぜて“突き抜けた”顔ぶれが同じ県内に揃うこともそうそうないのでは?と思えそうな、雑食性メーカーのフォードだからこそのラインナップ in 千葉。ぜひそれぞれのリンクをご覧になってみてください!

フェスティバ ベータ
→今回サーチして最も驚かされた一台。そもそもが約30年前に日本へ入れられた台数もごく僅かだろうに、今なお販売対象となる個体があるとはね〜😲こちらは写真で見る限りブラックのボディカラーに見えるものの、日本販売当時はブラックの設定はなかったので再塗装されたものか?そのわりにはクリア剥げも激しそうで、もしかすると最初からブラックペイントだったのかも??標準と異なるステアリング(しかしブルーオーバル純正)といい、謎めいた面も色々ありそうな空前絶後の一台。これは実車を見たい!

レーザーセダン
→ほぼファミリアセダンそのものであっても、ブルーオーバルが付くだけで、どこかオライオンなど欧州フォードの小型車っぽく見えてくる。こちらの販売個体はもうずいぶん長いこと在庫しているが売れていない・・さすがにいまこれに手を出そうという超酔狂もいないということか。

ブロンコ
→本国アメリカでなおも大人気の最新ブロンコ。「スポーツ」でない硬派ブロンコは現地でマークアップがのった価格のせいか、並行車の国内での販売価格はちょっと考えさせられる水準ですね。

マスタング ブリット
→S550マスタングで 2年間だけ設定されたファインチューン&MTの魅力的なパッケージ。こちら、少ない走行距離のわりに控えめな正札を掲げているのは、BU◯Uといった大手ブランド並行輸入業者とは違う地元志向のショップならでは。

F-350スクールバス   
→41万km!という走行距離からすると、アメリカで本当にスクールバス用途に使われていた車両ではないか?いま子どもの数が急速に増加している流山でこの車を学校の児童送迎車にしたら、話題になること必至でしょう!

なおカーセンサーではヒットせず、Gooだと検索できるのが、私がブログで折に触れて話題にしてきている四街道の初代フォーカス1600Euro Plus。すでに丸3年以上はFor Sale状態で、忘れもしない最初は110万円の強気過ぎるプライスタグであったのが、段階的に値を下げてただいま39万円・・・私の推測ではまださらにもう少し下がりそう(最終的に20 万円台前半コースか?)。以前に実車を遠目に見ていますが外装のコンディションはかなり良好そうです。


※今回のトップ写真は売り物ではないですが、千葉つながりということで。ありし日のフォードTokyo浜野店敷地内で目にしたSVTマスタング コブラ。国内では実に希少な99年YM正規車(限定20台?)で、果たしてフォード撤退後の今でも袖ヶ浦の地で元気にしているのでしょうか。
Posted at 2023/07/13 07:22:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2023年07月08日 イイね!

祝祭は終わらない

祝祭は終わらない(以下長文)
AUTOCAR JAPANの記事では、欧州時間7月7日をもってフィエスタの生産が終了したとのことである。日本との時差を鑑みるともしかすると今からそう遠くないタイミングで、フィエスタが最後のラインオフを迎えていたのかもしれない。1976年の登場以来、ヨーロッパにおけるポピュラーな小型車として多くの人々から受け入れられてきたフィエスタがその歩みを止めた。そのこと自体が現在の自動車市場の大きな変革のうねりを象徴しているとはいえ、フォードにとって決して「小さな存在でない」はずのフィエスタの歴史に終止符が打たれたのは、やはりとても残念である。

フィエスタの長い生涯に照らし合わせればほんのごく短い期間であるとはいえ、私も日本でフィエスタを2世代にわたり愛用している一人である。最初にフィエスタを迎え入れたのは2014年、ちょうど日本でB299が発売されたまさにその年に、前世代に当たる10年落ちのB256を手に入れたことに始まる。B256は日常の用途に適した商品内容で便利に使えた一方で、たまに遠出に駆り出せば惚れ惚れするようなロングツアラーとしてのスタビリティの高さに舌を巻いたものである。その鮮やかなまでに両翼が広いキャラクターに触れて、いかにもヨーロッパの典型的な小型車であることを実感した。
何より、私にはB256のスタイリングが白眉に思えた。当時のフォードのデザインテーマであったニューエッジ・デザインの路線上にありながら、初代Kaやフォーカスほどに急進的な印象こそ与えないものの、いい意味で中庸な練度の高い造形であった。Bセグハッチバックとして必要とされるパッケージングをきっちりと押さえた上で、かわいらしさと骨太さも兼ね備え、欧州フォードの一員としてのアイデンティティをしっかりと備えた研ぎ澄まされたスタイリングであり、私は今でも、立体造形物としての完成度は全フォード車の中でこのB256こそがピカイチであったと確信している。
とかく安っぽいとか味気ないなどと言われたインテリアも、私から言わせれば、クラスに相応しい素材を適切に選択してそこに余計な装飾や加工を施すことなく、居心地と使い勝手と生産効率を並立させた、工業デザインのお手本のような室内空間であって大いに感心させられた。同時期のイタフラ某車のように、表層的な質感向上のための加飾塗装が経年劣化でベタベタに変質するなどという醜態を晒すこともなかった。なぜならB256においては『樹脂は樹脂の肌理そのままであって、それ以上でも以下でもない』扱いがされていたから・・このことに象徴される、廉価な大衆向け小型実用車としての分をわきまえた潔い美意識こそが、B256フィエスタを貫いていた大きな魅力であったと思う。

2020年にたまたま自宅からわりと近い場所で程度優良なB299と出会い、B256と入れ替わりに迎えて今に至っている。同じ車名を名乗るのが信じがたいほどに様変わりした華やいだ姿形であり、正直に言えば初めは戸惑うことも多かった。自分のフォード遍歴の中でこれほど大仰なエアロパーツを身にまとった車種は初めてで(パフォーマンスバージョンたるフォーカスST170でさえスポイラー類はごく控えめだった)、大型のフロントグリルとともに、何だかフィエスタではない別な存在であるように映ったからだ。しかしいざ日々接してみれば、紛うことなくそれは欧州フォードの実用小型車であって、B256と大きく変わらない感覚で扱うことができた。納車日にディーラーから出発する際、敷地内の傾斜した路面でアゴを擦った時はさすがに両車の違いを思い知らされたが・・色々と付加装備が増し、だいぶ「今っぽく」アグレッシヴに変化した各所の意匠もあって、もしや使い勝手にシワ寄せが来ているのでは?と心配したことも杞憂で、特に気になっていた室内からの視界もほとんど支障はないことがわかった。居住性だって外から受ける印象ほどには閉塞感や窮屈感もなく(この点は、B256が広大なグラスエリアや明るいカラースキームの効果で居心地が抜群に良かったからなおさら気になっていた)、時々後席に乗せる母親からの評判も上々である。
ここだけはB256と違っていて欲しかったポイントが実用燃費で、フォード自慢の1.0EcoBoostは評判に違わないパワフルさでどんな時であっても痛快な走りが愉しめる反面、そのネーミングから期待するような高燃費はなかなか達成できていない。エアコンをフル稼働させる夏場の燃費はB256と大差なく期待外れである。
B299は日本でも結構な人気を得たことは記憶に新しい。うかつなことに2014年の発売当時、私はこの車の売れ行きに懐疑的だった。その前に入れられたフォーカスが前評判が高かったにもかかわらず鳴かず飛ばずなのに、知名度で劣るフィエスタはまず売れないだろう・・というのが嘘偽らざる見立てであった。しかしいざ販売が始まれば、商品内容の確かさに加えてメディアやユーザーの好意的な発信効果が相乗して、予想を超える好評を招き驚かされたものである。B299の日本での想定以上の好セールスは、フォード車がその根本的な出来の良さと裏腹に、どうにも不足していた「華やかさ」「ワクワク感」をわかりやすくアピールすることに成功した成果だったと思う。余談ながら、もしB299がマイナーチェンジを受ける前の、2008年登場の初期型の仕様で国内で発売されていたとしても、搭載されるエンジンの内容も相まってまずそこまでのヒットは望めなかったはずだ。

私のB256とB299は、もっぱら日々の細々した移動用途が主体の街乗りカーだが、双方を一度だけまったく同じ行程でロングツーリングさせたことがある。2019年と2022年に浜名湖で開催されたEFMへ参加するため、それぞれ東名を東京から浜松まで同じように走らせたのだが、どちらも120+αkmでの連続高速巡行を難なくこなしてみせた。ふだん近場の街中をちょこまか転がしている時とは異なった逞しさを覚えて、フィエスタの基礎体力を認識したものである。個人的にはB256の高速域におけるどっしりとした走行感覚がより記憶に深い。あまり高速走行に適したように見えない外観と裏腹に(この点、B299はいかにも速く走りそうに見える)、盤石なまでのスタビリティはB256の「非日常的な美点」であった。



2世代のフィエスタを乗り継いで、ヨーロッパの小型車というのはこういうものなのか、と納得している。おそらくある時点まで、ヨーロッパの市場ではB256的な、実質的で堅実な商品性が当たり前に受け入れられていたのだと思う。やがて市場は「質実剛健」だけでは飽き足らなくなって、それ以上の「魅惑力」をフォードとしても提供する必要に迫られた結果がB299だったのだろう。私は大衆向けの小型車に過度な装飾や演出は不要と信じて疑わないが、幸いなことにB299に乗っていても、そのキラキラ度合いは決して気に障るようなレベルでなく、快活なフィエスタのキャラクターをうまく表現できているように感じられむしろ気に入ってさえいる。B299を手にして、私自身の価値観念も明らかに変化したのだった。

昨年、まったく思いもよらない初代フォーカスとの出会いがあったこともあり、現在のB299の稼働率はずいぶん下がってしまってはいる。もちろん車両のコンディションには何ら問題なく、特に懸念点もないまま維持ができている。このあたりはこれまで付き合ってきたフォード各車と同様、信頼できるタフな相棒であって心強い限りである。主治医の守谷店もこれまでよく対応してくださるので心配事も少ない。
いくら望外の健康体とはいえ、さすがに車歴20年以上・走行10万キロ近くを重ねてきた初代フォーカスをファーストカーとするのは気が引けるので、B299にはもうしばらくの間は我が家で活躍してもらうつもりだ。フィエちゃん(妻はこう呼んでいる)、引き続きこれからもどうぞよろしく。私にとってのフィエスタ-祝祭-はまだ終わらない。

Posted at 2023/07/08 07:28:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | Fiesta | 日記

プロフィール

「@Yorupikuさん、やはりそうでしたか😃最近2年くらいはかつて撮影した場所では姿を見なくなっていたのですが、今も元気にしてるのなら嬉しいですね。」
何シテル?   04/30 09:06
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
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