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ロボ部長のブログ一覧

2020年03月31日 イイね!

フィエスタのモデル世代表記に関して

フィエスタのモデル世代表記に関してこれまでこのブログで記してきたことに誤りがあるのに気づきました。本来はきちんと訂正したいところですが、該当する記述箇所が多くカバーしきれないため、本日のブログ内容をもって訂正させていただくとともに、今日以降は正しい内容で記すように心がけます。

誤っていたのはフィエスタの世代表記です。私が新たに選んだ先代フィエスタは「7代目」ではなく「8代目」でした。
フィエスタの世代の括りに関しては諸説あって、媒体によっては私の代を6代目とするものもあり、何が正確なのかがわかりにくいのも事実です。
私はこれまで、Ford Europeが2016年に作成したフィエスタ40周年記念のウェブコンテンツで記されている内容を基準に、自分が以前に乗っていた2001〜モデルを「6代目」、このたび乗り換えた2008〜モデルを「7代目」と記してきました。ところが、改めてこの記事を見返したところ、2008〜フィエスタが2013年にフェイスリフトを行った段階で「8代目」へとスイッチされていたことに、今さらながら気がついたのです。

フィエスタは、その40年以上の歴史の中で、本当の意味での「フルモデルチェンジ」を受けた回数は実はそれほど多くなく、1977年のデビュー以降、フルチェンジに相当するのは1989年、2001年、2008年、そして2017年となります。これらはボディシェルの変更を含めたモデルチェンジで、見た目が明らかに変わっているからわかりやすいのですが、そこにアウタースキンやパワーユニットの小変更といった「マイナーチェンジ」が加わってくると、ちょっとややこしい。このマイナーチェンジの度合いでどこまでを「モデルチェンジ」と位置づけるか、判断がなかなかむずかしく、さまざまな解釈が生じてしまうのです。
だからこそ、作り手であるフォードの公式情報に頼ってきたつもりだったのですが、うかつなことにその中にあった情報を見落としていました。これは私の認識ミスであり、結果として不正確な内容を広めていたことをお詫びいたします。そしてこれからは私のフィエスタを「8代目」と表記しますが、これまでの表記については現状のママとさせていただきます。

訂正の意味を込めて、先述のフォード公式コンテンツに基づいて、フィエスタの各世代モデル(欧州モデル)を以下におさらいしたいと思います。なお、私が自分で写真を撮影できていなかったモデルについてはネット上から画像を借用しています。

初代 1977〜   (画像は借用)


2代目 1983〜  (画像は借用)


3代目 1989〜  


4代目 1996〜  画像は借用


5代目 1999〜  


6代目 2001〜
  

7代目 2008〜


8代目 2013〜


9代目 2017〜  



こうしてみると、個人的には2001〜6代目フィエスタが2005年にフェイスリフトを受けたのはマイナーチェンジに当たらないの?とちょっと不思議に感じるのですが、ともかくフォード公式の情報なので、これをフィエスタのオフィシャルヒストリーとして改めて理解することとします。


<追記/2020.7.4>
上記記事内のFord Europe2016年作成のウェブコンテンツがリンク切れとなっているため、2016年5月18日付のFord Europe発行によるフィエスタ40年を紹介するプレスリリースを追加で紹介します。ここに2008年発表のモデルが7代目、2012年発表のモデルが8代目であることが公式に記されています(注:プレスリリース内の該当表記箇所を黄色くマーキングしました)。





Posted at 2020/03/31 22:33:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2020年03月29日 イイね!

「顔があるクルマ」と過ごすということ

「顔があるクルマ」と過ごすということフィエスタを7代目に替えてから10日ほど、走らせていても、家のカーポートにいるのを見ても、それまでと違って感じられることがいろいろあります。中でも特に「顔があるクルマを所有している」ということに対して、これまでになかった感覚を味わっています。今まで乗り継いできた車種で、こんなに顔立ちがしっかりとしていたのはなかったので、たとえば朝起きてポストへ新聞を取りに行った際に、すぐ傍にいるフィエスタを前から見ては「あ、なんだか立派な顔をしたのがいるな」と感じたりします。

どんなクルマにもそれぞれに「顔」はあります、今のフィエスタより以前に愛車にしてきた6台のフォードにだって。しかしそれらの顔に決して強い表情は備わっていませんでした。たとえば最初のフォードであった初代テルスターTX5は、グリルレスの鉄仮面スカイラインみたいで無表情の極みでした。そのあとの初代Ka、フォーカス、6代目フィエスタも、それぞれに個性的な異形ランプ(この表現も完全に死語になりました、今は異形であるのが当然ですから・・)と開口が小さめのグリルという特徴のあるディテールを持ちながらも、決して表情を豊かに演出するような意匠ではありませんでした。むしろ、威厳を漂わせたり、個性を誇示することをなるべく避けた、どちらかといえば無機的な指向性のフロントエンドであったように思えます。

私はフォードが、そのように特定の「表情」や「個性」を表さない存在であることに対してシンパシーを感じてきました。アイデンティティだとかブランド性をあからさまに主張しない、いい意味での匿名性を備えた存在感が、大衆の方を向いたクルマとして心地よかったからです。
しかし、フォードといえどもしっかりとした顔を持たせて色気をアピールしなければ、ユーザーに認めてもらえない時代となって、One Global Designを標榜したこの7代目フィエスタの頃から、フォードも各車に一様に立派なファミリーフェイスを備えるようになりました。
ひとたびクルマが固有の顔立ちを備えると、それを外すことは難しい。アイデンティティを保ちつつ、鮮度を失わないよう、顔を後々アップデートしていかなければならず、ある意味で苦行のような道のりを辿ることを課されます。
かつてのフォードも固有の「らしい」顔がないのをいいことに、その時どきで変幻自在な表情を自由に描けたのが、自ら難しい境地に踏み込んでしまったことに、複雑な思いを抱いていました。最新のフォードの顔づくりもあまりうまくはいっていないように感じています。

それはともかく、いざ自分がそうした「立派な顔」を持ったクルマと暮らすことになってみて、馴染みの景色がこれまでとはだいぶ異なって見えたり(妻は今のフィエスタが家にいるのを見ると自宅でないようだと言います)、もしかすると前を走るクルマの運転者からは、ミラー越しに「後ろからなんだかえらそうなのが付いてきているように」見えるのかも?などと他愛もないことを考えたり、それはそれで新鮮であることは確かです。
Posted at 2020/03/29 10:16:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2020年03月28日 イイね!

宮崎とフォード

宮崎とフォード仕事の関係で宮崎を訪ねるようになっておよそ3年が経ちました。宮崎は気候が温暖で食べ物も美味しく、人の気質も穏やか、とても暮らしやすそうに思える場所です。なのに、いつもどこかに物足りない部分を感じてきました。私にはやはり、フォードに会う機会が少ないことがその最大の理由です。普段それほど日本全国を動き回っているわけではなくても、そこそこ各地を訪ねる機会があり、そうした時にはたいていどこであってもフォードの1台や2台は見かけます。それからすると、宮崎は群を抜いて「フォードがいない」場所でした。宮崎がフォードが日本から撤退するより以前から、長くディーラー空白県であったことが大きく影響しているはずです。
ようやく今から1年近く前に宮崎市でマスタングと出会ったのを皮切りに、エクスプローラー、そしてついに先月には欧州系としてフィエスタと会うことにも成功するなど、ここ最近になってだんだん宮崎でもフォードたちを見る機会に恵まれてきました。宮崎のフォードたち、しっかりと元気にしていますね!こちらは先日の訪問時にブーゲンビリア空港の駐車場にいたエクスプローラーです。青く澄んだ空とトロピカルな趣の木々を借景に、隣にいる車たちがもしアメリカ車だったら、まるでハワイあたりの空港の光景みたいですよね。

これまでは宮崎県の東側、日向灘沿いに行くことが多かったのが、今後は都城など県南との関わりとなります。“南部日本のフォード王国”?鹿児島にも近いので、これからはもっとフォードと出会えるのではないかな、と期待しています。
Posted at 2020/03/28 07:31:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Explorer | クルマ
2020年03月21日 イイね!

FからFへ

FからFへFiestaからFiestaへ、FordからFordへ-
生涯で7台目となるフォード車を新たに迎えました。2014年式の1.0EcoBoost、限定車レザーパッケージです。私にとっては国内で初めて目にしたコッパーパルスの7代目フィエスタが、新しい相棒となりました。

国内20台とされるその珍しいボディカラーもポイントの一つでしたが、それ以上にこのフィエスタがとても健やかに維持されていたことが選択の決め手になりました。ラフに過ぎず、神経質に過保護でもなく、「きっとクルマとの距離感を程良く保てる前オーナーさんだったのだな」そう思える好コンディションであったので、気に入っていた6代目からの乗り換えをすんなり決められたのです。
加えて、信頼が置けそうなサービス拠点との出会いも背中を押してくれました。この個体を初めて販売して今日までケアを担ってきたというディーラーさんには、フォードやこのフィエスタへの愛情が感じられ、これから先しばらくの間ご一緒いただくパートナーとして不足がなく思えました。

今回の乗り換えに際してフォード以外のメーカーという選択肢はありませんでした。私自身、最近では新しいヤリスに関心が高く実際に気に入ってもいますが、今すぐそれに変えることはあくまで想定外でした。ヤリスについてはレンタカーで体験するのを楽しみにしています。
6代目をこれから先も維持し続けるとすれば、DIYやリサーチなど、相応の手間を要求されることが予想されるので、そうした状況を避けたい、しかしフォードには乗り続けたい。それには、少しでも新しい車にスイッチするのが賢明だから7代目を選んだと、それだけのことなんですね。私はこれからもFordで行きます、これまでがそうであったように。
Posted at 2020/03/21 09:35:50 | コメント(18) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2020年03月19日 イイね!

なおも走り続けるレーザー・カブリオレ

なおも走り続けるレーザー・カブリオレ今から7年前のブログで取り上げたのと同一のレーザー・カブリオレを見ました。そもそもの絶対数が少なかったであろう車、ましてや現役の個体など、一体いまの日本に何台現存するのか?車歴はすでに35年近いはず、本当に大したものです。

少し前に「マニアックス・カーズ」誌が日本フォード特集を組んだ際に、広島に現存するというレーザー・カブリオレを紹介していました。それはフロントグリルがオリジナルとは違っている(後期型?)のに対して、こちらはまさしく二代目レーザーオリジナルの顔をしています。おそらく初期型なのでしょう。
ちなみに、7年前のリアからの写真を見ていただくとわかるように、この車のリアエンドはレーザーのそれでなく、ベースのファミリアに準じているんですよね。テールライトがレーザーではなくファミリアのそれなのです。これはつまり、ハッチバックモデルのようにボディパネルや灯火類の意匠を作り分けることは、ボディ構造が特殊で、かつ需要も限られたカブリオレボディではあまりに割が合わない。ゆえに基本的にはファミリアのカブリオレそのもので、フロントフェイスのみレーザーに替えられたということなのでしょう。ゴルフの二代目カブリオレが、フロントエンドだけ新しいゴルフの意匠に替えられて三代目にスイッチされたのと近い扱いですね。
Posted at 2020/03/19 20:38:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | Laser | クルマ

プロフィール

「@Yorupikuさん、やはりそうでしたか😃最近2年くらいはかつて撮影した場所では姿を見なくなっていたのですが、今も元気にしてるのなら嬉しいですね。」
何シテル?   04/30 09:06
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
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