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ロボ部長のブログ一覧

2018年05月29日 イイね!

フォーカス史上最高ドイツ度?

フォーカス史上最高ドイツ度?時どきタンジェリンスクリームのフォーカスSTと会える六本木のパーキングに、今日は二代目フォーカスがいました。それも日本だとかえって珍しい?STでない標準車です。こちらは17インチホイールとエアロパーツ装着の、限定車2.0アトレティシュに準じた仕様ですね(アトレティシュは確かボディカラーがブラックのみだったからこれは違う)。

かつてライターの森慶太氏が二代目フォーカスをして「歴代フォーカスで一番ドイツ車っぽい」と評していたのに、私も賛同します。欧州フォードの開発体制もあって、そもそもがドイツ車の気質を色濃く持ち合わせているフォーカスですが、そのバランスがよりドイツ的にぐいっと振れたのがこの二代目初期型である気がします。この場合のドイツ的とは、部品と組み立ての精度を高めることによる製品品質へのこだわりを意味します。二代目フォーカスのデビュー当初、フォードとしては異例なほどに「プレミアム」を強調していました。

しかしこのモデルを境に、欧州フォードはフォーカスのキャラクターに関しては、プレミアム性の追求よりも、ダイナミズムのアピールに軸足を置くようになりました。VWやアウディのようなジャーマンプレミアム路線とは違う、フォードならではの「動的性能の質」を真正面から訴える方向へ舵を切り、それはフォーカスが四代目へと歩を進めた今なお継承される、フォーカスをフォーカスたらしめている根本的な要素となっています。

その意味でこのモデルはフォーカスとして、自らの立ち位置を明確化するきっかけとなった記念碑的なモデルといえるかもしれない。しかし日本では売りづらい商品であったことはまちがいなく、もともと位置付けがはっきりしないフォードという前提があるところへ、「プレミアムを謳うわりには(VWなどと比べると)それほどでも・・でも妙によく走る」という、どっちつかずの典型みたいになってしまったのですから。でも、そうしたポジショニングの迷いみたいなことを抜きに、純粋に一台のクルマとしてみれば、完成度の高い充実した存在であったように今でも思います。
Posted at 2018/05/29 22:42:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2018年05月25日 イイね!

あの頃の姿のまま乗りたい一台

あの頃の姿のまま乗りたい一台お気に入りの昔のクルマの形はそのままに、中身だけ最新のメカに置き換えて乗れるといいのにーエンスーの間ではよく交わされる話題ですよね。確かに、自分が大好きな一台をいつまでも快適に、安心して愉しく乗り続けられることはカーガイのひとつの夢です。
私自身はそうまでしてでも乗りたいヒストリックカーというのはあまり思いつかないのですが、数少ない例外的存在が、このアーリー・マスタング。それもファストバックでなく、まさにこの写真と同じコンバーチブルかハードトップ、さらに、より厳密にいうとデビューから1966年までのモデルなら、ぜひオリジナルフォルムのまま、アップデートさせたものに乗りたい。
1964 1/2から1966までのマスタングは、アメリカのスポーティークーペとしては異例に繊細なたたずまいの持ち主であるように思います。そしてこのサイズ感やディテールの表現性は、クルマがなべて大型化し、自己主張を競い合ういまこそタイムレスな輝きを増すものではないかと?

今日は仕事の合間に六本木通りを歩いていて、センターの車線にこのマスタングが赤信号で止まっているのに気がつきました。サイドウインドウが全開にされていたので、すぐに歩道上からドライバーさんに声をかけて写真を撮らせてもらいました。その後も信号が変わるまでの間、ドライバーさんとしばし三車線越しの会話です(通行人は何事かと思ったかも?^^;)年式を尋ねると「1965年式」とのお答え、なんと!ほとんどデビュー直後世代のモデルですね。
赤いボディと白いソフトトップのコンビネーション、ワイヤーホイール+ホワイトリボンタイヤの足元など、もう憎いくらいの存在感ですが、こちらのマスタングは、車両全体としては適度なエージング感も放っているところが実に絶妙で、お洒落なんだなあ〜
Posted at 2018/05/25 22:16:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2018年05月24日 イイね!

並行フォーカスの誘惑?

並行フォーカスの誘惑?みんカラで「三代目フォーカス ドイツ仕様 1.6 EcoBoost 6MT」が某オクに出されていることを知り、探ってみたら確かにあります。終了予定が本日5/24の22時頃になっているので、あともう間もなくで札止めというタイミングです。一回限りの最落なしオークションだから、最高額入札者は確実にオーナーになれるわけですね。いったい最終的にはいくらで落札になるのか、あと20分後くらいが楽しみ♪

並行車のフォーカス、それもRSやSTでない標準車は、珍しいことは確かですが、実のところ日本にも案外生息しているはずです。身近なところだと、みん友のアウル2006さんのTitaniumエステートがそうですし、昨年の9 月に栃木の小山で見たトップ写真の個体もあります。カーセンサーには愛知県に2017年式Titaniumの在庫が1台(これもなかなか売れずにいます・・)。それ以外でも、過去に標準フォーカスを複数台並行で入れた業者さんをいくつか記憶しています。そんななので、きっと私なんかが知らないようなところで意外と走っているのでしょう。

だから今回のオク出品フォーカスの存在そのものにはあまり驚いていないのですが、それよりもビックリするのは入札数の多さです。今の時点(21:30)での応札はなんと48件!私自身はオクで自動車の実車を落としたことなどないので、こんなに入札が集中するものなのか、ちょっと意外に感じました。同じ人が入札値の上昇に伴い何度も札入れしているにしても、少なからない方がこのフォーカスに関心を向けているということですよね。

三代目フォーカス(の標準車)、正規車は決して日本では人気車とはいえなかったはずでも、けっこう欲しい方はいるんですね〜MT車、1.6のEcoBoostというのがいかにもヨーロッパらしくていいのかも?ドイツ産というのも響くのかな??などなど、いろいろと想像が膨らみます。

ちなみにトップ写真の小山の1.6は、売り初めの頃に比べてずいぶん値段が下がっているので、おそらく今回のオク出品車の値段と大きくは変わらないレベルかと思われます。1.6のデュラテック+5MTという、ある意味でよりスタンダードっぽい、伝統的なフォードらしい仕様ですから、今回のオクで落とせなかったフォーカス・フリークの方、こちらもいかがですか?

Posted at 2018/05/24 21:47:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2018年05月20日 イイね!

その張りのある薄皮の下には誰にも負けないダイレクト感があるーKa!

その張りのある薄皮の下には誰にも負けないダイレクト感があるーKa!今日、自宅の近くを走行中に右折でKaが合流してきました。街中で走っているkaと出会うなんて果たしてどれくらいぶりだろう?嬉しくてついつい、予定していたルートから少し外れて追尾を開始。この界隈で初めて見るコッパーグロウM.の個体です。
それで、背後から見ていて驚いたのは、経年Kaのほとんどすべてに共通の持病ともいえそうな、Fordエンブレムの白化が起きておらず、ちゃんとブルーオーバルであったことでした。これはオーナーさんが相当気を遣っているのだろうな・・ボディのペイントも艶が保たれていそうだし。大体において、今なおKaに乗っているというその事実だけで、このクルマに対する一定以上の思い入れや愛着の存在・Kaでなければ味わえない感覚に魅せられていることを物語っています。とりあえず今まで乗ってきたから何も考えずそのまま乗り続けている、そんな打算的な付き合い方はもはやKaには当てはまらないはず。

軽自動車ですら数々のセンシングとコネクティングのデバイスを搭載して“武装”するご時世、薄皮一枚の身軽さでコーナーを飄々と駆けるかのようなKaのダイレクト感に積極的に価値を見出すのは「大いにアリ」でしょう。しっかし、後ろから追っていてこんなに前を行く走り姿が愉しいクルマもなかなかありませんよ。この写真(走行中でしたが同乗者が撮影しています)の左折時の様子なども、まるで昆虫がクイっと進路を変えたみたいで愛嬌抜群です。
Posted at 2018/05/20 22:07:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ka | クルマ
2018年05月16日 イイね!

うたかたのSport Technology

うたかたのSport Technology半年に一回くらいのペースでこのフォーカスSTに会うことができます。その都度同じ、六本木の職場近くのコインパーキングの一角で。初めてこの場所で会ったのはもう3年近く前でしょうか、ナンバーも変わらずなので、おそらくそれ以来、今日まで同じオーナーさんのもとで可愛がられているのでしょう。毎回会うたびに驚くほどきれいな、歳月の経過をほとんど感じさせない輝きを維持しています。少なくとも外見上はほぼオリジナルから何も手が加えられていないと思しき、素のままの美しさです。埼玉のROKKEYさんのロゴがリアガラスに貼られていて、きっとROKKEYさんも輸入販売元としてしっかりとしたケアを続けていらっしゃるのでしょうね。

三代目フォーカスSTは、初めてアメリカ市場でも正規販売されたこともあり、国内へはアメリカ車の並行輸入販売を手がけるいくつかの業者さんが、それこそマスタングやエクスプローラーとセットで?入れたようです。しかしながらセールス的には、おそらくあまりはかばかしくなかったのではないか・・と推測します。アメリカン・フィールを好む人にとってはフォードとはいえあまりアメリカらしくなく映り、一方でユーロフォードのSTが好きな人にはあくまでもヨーロッパ版が本命扱いされる。いま国内で流通している三代目フォーカスのSTにしてもRSにしても、決して多くはない量の大半は欧州仕様ですよね。
その意味ではこの個体のような、三代目初期型のUS仕様というのは日本では特に希少と言えます。しかも、先だっての発表では、今後四代目フォーカスは北米ではActiveのみの展開となるということだから、STやRSなどのパフォーマンスグレードも三代目の一代限りで打ち止めとなる可能性が高い。欧州仕込みのドライビング・プレジャーをアメリカでも広く伝えることをひととき担った、“うたかたのSport Technology”-そう表現しても差し支えないと思います。
Posted at 2018/05/16 23:19:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | Focus | クルマ

プロフィール

「@Yorupikuさん、やはりそうでしたか😃最近2年くらいはかつて撮影した場所では姿を見なくなっていたのですが、今も元気にしてるのなら嬉しいですね。」
何シテル?   04/30 09:06
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
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