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ロボ部長のブログ一覧

2019年02月22日 イイね!

2年越しの定点観測・・ほぼ変化なし(笑

2年越しの定点観測・・ほぼ変化なし(笑自宅近所の有名企業の研究所敷地内に留置されたフォーカス・エレクトリックに初めて気が付いたのは、ちょうど2年前の、2月22日の猫の日でした。以来、買い物などでM八幡駅方面を訪ねるときにはその姿をおがめるポイントを通りかかり、その場から大きく動くことなくいるのを確かめてきました。途中で一瞬、他の場所へ移されたのか、姿を消した時期があったものの、しばらくしたらまた同じこの場所に戻って、今日に至っています。

これまで定期的にこのビューポイントからの後ろ姿をブログに掲載してきました。それらは見返すと自分でもほとんど同一に見える(笑)。仕方ないです、何せ勝手に敷地内に入って近づくわけにもいかないですから・・これ以外のアングルを取りたくても取りようがない。
とはいえ、よく見れば、例えば周囲のパイロンが動かされていたりどかされていたりする程度の変化は認められます。さらに、ときには車両本体も微妙に移動されているのでしょう、右側のフェンスからの距離が離れたり近づいたりしています。まったくのお不動様状態ではなく、多少は動かしてもらえているようなのがせめてもの救いかな?

このフォーカス・エレクトリックが留め置かれている場所のすぐ右手は、フェンスを隔てて同じ企業の社員寮の敷地で、寮に住む方たちの駐車場になっています。そこには例えばマツダロードスターや初代パンダといった、それなりのモーターフリークがいることをうかがわせる車たちが何台か駐車されています。
そうした車に乗られている方は、自分の愛車のすぐ隣にいつも放置されている、日本ではきわめてレアな一台のことを果たして気づいているのでしょうか?

フォーカスといえば、つい先日から欧州仕様の1.6がカーセンサーに掲載されています。横浜のモッズインターナショナルさんがおそらく5年前くらいに並行で入れたキャンディレッドのTitaniumでしょう。左ハンダーのMT、空力付加物の少ない姿はヨーロッパで主流のフォーカスを彷彿とさせます。記録簿ありの禁煙車というのも魅力的ですね。

Posted at 2019/02/22 22:08:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2019年02月14日 イイね!

ファストバックでないマスタング

ファストバックでないマスタング今朝、職場近くで信号待ちをしていた目の前に、ご覧のマスタングが現れました。ごく初期のマスタング、1964 1/2の頃に限りなく近い世代のモデルでしょうか。マスタングのデビュー当初をほうふつとさせるアイボリーのボディカラーが、よりいっそうアーリーマスタングらしさを盛り上げています。それにしても実にきれいに維持されていそうなのが本当にお見事です。

この素敵なハードトップを前にして、そういえばいつからかマスタングからは、こうしたハードトップやノッチバックのボディスタイルが消滅したなぁ・・と思い至りました。1970年代末から90年代初頭にかけてのいわゆるFOXマスタングまでは、ファストバックとノッチバックの2本立てのボディタイプがラインナップされていました。しかし1994年のSN95からはファストバック系のみになって、今日のS550に至っています。
初期のFOXの頃には「2ドアセダン」と称されたノッチバックボディがあって、アメリカではボディ剛性の確保がファストバックに比べて有利なこともあって、特に走り志向の若いユーザーに人気だったとも言われます。とはいえ、マスタングのような2ドアクーペにわざわざ2種類の異なるボディを揃えるようなことはもはや成立しなくなったのでしょうね。ましてやハードトップなどというボディ形式は、安全基準上の課題もあるのでしょうか、もはや日本車でさえも死語に等しいほど、まったく見なくなりましたね。

スポーティーで流麗な趣のファストバックに対して、基本的にはクーペスタイルであっても、明確なノッチを持つことで、そこはかとなくフォーマルでパーソナルな印象を抱かせるノッチバックのボディが、もし最新のS550や、一つ前のS197にあったなら、果たしてどんなだったのだろう?

Posted at 2019/02/14 22:22:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2019年02月09日 イイね!

世界中のフォードに日本で会えた時代を物語る資料

世界中のフォードに日本で会えた時代を物語る資料フォードのカタログはこつこつ集めていて、最近はヤフオクも使っていますが、カタログの販売をしている実店舗として中野のブックガレージと青山のロンバルディアを定期的に訪ねています。以前は年に1〜2度くらいで名古屋の高原書店にも行っていましたが、同店が店舗をたたんでネットショップに特化してからはめっきり使わなくなりました。

先日、仕事で近くへ行った際に久々にブックガレージに行きました。この時はフォードの2004年商用車の総合カタログと、正月に見たシトロエンAXが印象に強かったので、91年にユーノスが発行したシトロエンAX後期型のカタログを購入しました。
ちなみに2004年のフォード商用車カタログだと、F-150がフルモデルチェンジしたファーストイヤーにあたります。私がカタログを収集する際に最も重視することが、その車種のデビュー当初か、大規模なマイナーチェンジを受けた当初のものであること。クルマはデビュー直後こそが、作り手の思いがいちばんピュアに現れた状態だと思うんです。それがだんだんと営業や販売店などの意向で姿を変えていく・・もちろん、いい変化もあるにせよ、作り手からすればむしろ望まれない変化の方が多い・・だから私は、特にデザイナーの意志がもっともストレートに顕されたタイミングのカタログを資料としてストックしておきたい一心で集めています。

ブックガレージでは、いつもレジに出向くと自分で購入したカタログのほかに、フォード車のチラシやノベルティをおまけに付けてくださるのです。それらはインポーター発行の販売用資料だったり、ディーラーが発行したチラシだったり、ブックガレージさんの販売商品にはならないようなものを、わざわざ取っておいてくださるんですね(いつもありがとうございます!)。そして今回は、その昔日本で販売されていたフォード車の幅広いラインナップがうかがえる一覧表でした。
発行年が記されていないためいつ頃のものかがはっきりしませんが、表紙のマスタングや、掲載されている情報から察するに、1960年代末から70年代当初頃の資料と思われます。アメリカフォードをはじめ、まだ西独と英国に分けられたヨーロッパフォードのコルチナやタウナスもラインナップされてるのが分かります。英国フォードではコルチナロータスの名前も認められますね。さらに豪州フォードも・・これだけの車種が日本市場に取り揃えられていたという事実がうかがえる、見た目には地味であっても、世界中のフォードにこの国で出会えた時代の空気を伝えてくれる媒体で、とても気に入りました。



Posted at 2019/02/09 21:15:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2019年02月07日 イイね!

ひけらかさない豊満さ・スーパースネーク

ひけらかさない豊満さ・スーパースネークシェルビーGT500スーパースネークは、そんなに簡単に手に入れられる類のクルマではないと思うのですが、案外実車を目にする機会に恵まれてきました。これまでに4台くらいは見たでしょうか。そして今朝は、六本木の職場の近くだったのですが、これが通常のマスタングとはだいぶ印象が違って見えたのです。スーパースネークの外観上の大きな特徴であるバルジが付いたエンジンフードだけでなく、後ろのフェンダーあたりのボディパネルの盛り上がり度合いが、なんだかベースのマスタングよりも大きい気がしました。あとから写真をよく見るとリヤタイヤもひときわ極太・・
ウェブで調べてみたら、どうやらこちらはスーパースネークのワイドボディというオプショングレードのようです。ホイールもシェルビーのハイスペックなピースを装着した、相当に気合の入った一台みたいですね。

こちらのスーパースネークはこのあと左折して六本木交差点方面へと走っていきましたが、そのときの音が意外なほど静かだったことに驚きました。次の信号までの距離が短めとはいえ、朝だったので道もさほど混んではおらず、アクセルを踏み込もうとすればそれなりに踏めるのに、ドライバーさんはいたってジェントルに走っていかれたようです。
六本木界隈では、ほんのわずかの距離でも派手なエグゾーストを響かせてかっ飛ばす目立ちたがりのスーパースポーツカーが多くて辟易させられています。あえて伏字もせずストレートに言いますと、ランボルギーニ、フェラーリ、マセラティの「イタリア族」にこれみよがしなエグゾーストで加速してみせる輩が本当に多い。一方で、ポルシェとかアストンもたくさん走っているのですが、それらは無駄な加速をあまりしていません。そんな中で、アメリカのスーパースポーツカーたるシェルビーGTもあくまでも紳士的に駆けていったことに、思わずニヤリとさせられましたね。


Posted at 2019/02/07 22:14:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2019年02月03日 イイね!

「赤いファミリア」に息づくフォードデザイン

「赤いファミリア」に息づくフォードデザイン昨日市原からの帰りに寄った幕張のSCの駐車場に、初代FFファミリアがいました。この1980年デビューのBD型「赤いファミリア」は、今でもヒストリックカー系のイベントなどで姿を見ることはありますが、こちらの個体はサイドの窓周りがブラックアウトされていない廉価グレードで、フェンダーミラー装備車というのが今となっては相当珍しいのでは・・高齢者マーク付きの2ケタナンバーからするとワンオーナーカーかもしれません。

久方ぶりに見たBD型ファミリアを前に、そのデザインにフォードが深く関わっていたという“秘められたストーリー”を思い出しました。マツダで50年代から90年代にかけてモデラー業務などを担当していた石井誠さんが記した本「人の想いをかたちに」の中に、BD型ファミリアのデザインのオリジナルはフォードによるという記述があります。

「デザインの原案も両方(フォード、マツダ)から出して選びました。選ばれたのはフォードのデザインです。」(「人の想いをかたちに」p110)

BD型ファミリアが登場した1980年は、フォードがヨーロッパで三代目のエスコートを、アメリカで初となるエスコートをそれぞれ発売した年でもあります。下がヨーロッパの三代目エスコートで(写真はネット上から借用しました)、ファミリアととても近しい印象ですね。これらのエスコートもエスコート史上初のFFになるなど、成り立ちがそれまでから大きく変化した世代にあたり、BD型ファミリアと相通じる境遇でした。双方の車がデザインを含めて強い相互関係性を持ち合わせていたとしても何ら不思議ではないことです。


当時発行されたCar Styling誌にBD型ファミリアのデザインレポート記事があります。そこには多くのデザインスケッチやスケールモデルの写真が掲載されていますが、フォードとの関係性を直にうかがわせるような資料や記述は一切ありません。これについては前述の「人の想いをかたちに」で、当時は中東情勢が緊迫していたため、アメリカ系企業であるフォードとマツダとの密接な関係を公にできない事情があったと、石井誠さんが述べています(そのため広島のマツダでフォードのデザイナーやモデラーとの共同作業が進められていたことも極秘扱いであったとか)。

そうした文字通りの政治的な理由もさることながら、おそらくマツダとしても、ファミリアという主力製品のデザインのベースがフォードであることを対外的にしたくなかったのだろうと推測します。日本では特に、自社製品のデザインに外部の企業やデザイナーが関わることを公にするのを嫌う企業が少なくないので。


ところで、「人の想いをかたちに」は、マツダの黎明期から発展期までを一貫してモデラーという立場で関わってこられた著者ならではの含蓄があり、とても興味を持って読める本です。この本の中にはフォードとマツダのデザイナーとモデラーが広島のスタジオに揃った記念写真も収められています。上がBD型ファミリア開発当時、下がフェスティバの頃だそうで、いつかこの写真に象徴されるような、フォードとマツダとの間での知られざるストーリーが明らかにされることを期待しています。
Posted at 2019/02/03 12:11:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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「@Yorupikuさん、やはりそうでしたか😃最近2年くらいはかつて撮影した場所では姿を見なくなっていたのですが、今も元気にしてるのなら嬉しいですね。」
何シテル?   04/30 09:06
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
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