本当のところを言えば、街中でエクスプローラーを見ても、よっぽど変わったグレードか色のモデルでもない限りいちいち撮影もしません。とりわけ最多と思われるホワイトプラチナムなどは・・さて昨日の夕方に六本木で見かけたこちら、ありふれたはずのホワイトプラチナムなのですが、何か印象が違う。フロントグリルが非Limited系本来のサテン仕上げの低輝度のシルバーでなく、高輝度なクロームメッキ仕上げのものに交換されていますね。パンチングの小孔もないタイプです。それだけで、かなり印象が変わってきます。
この写真でもグリルに周囲の景色が映り込んでいるのがお分かりになるかと思います。大きく3列あるメッキバーの最上段には夕暮れ時の空だけが映っていて、下の方になるにつれ地上の建物が映り込んでいる。まるで街の景色がそのままエクスプローラーのグリルに凝縮されているみたいで、ちょっとドラマチックではありませんか。「都市の光景を内包している車」そんな表現をしたくなります。
個人的にはU502エクスプローラーの顔は、この前期型が特にいいと感じています。MC後の後期型の顔はレンジローバーあたりを意識したプレミアムSUV的な類型感があるのに対して、フォードのSUVらしさ・大らかな力強さとともに、未来感も漂わせているオリジナリティの高い表情であるように思います。
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Posted at
2021/08/04 06:02:13