え~~、半休となった本日、
娘達とジブリアニメの新作「風立ちぬ」を観てきました~♪
一度観ただけなのでうろ覚えな記憶であまり自信がありませんが、
作品の中で、空母「鳳翔」や煙突の形状が特徴的な近代化改装前の戦艦「長門(陸奥?)」、
駆逐艦「睦月型」や重慶爆撃らしきシーンで96式陸攻(?)などが登場したのには萌えました~♪w
作品そのものは、主役の声優に庵野秀明を起用しているとか、
最近の宮崎氏の反原発や戦争責任についての発言に対して色々と意見もあるようですが、
純粋に作品として見る限りでは、私的にはなかなか面白い映画だったと感じました♪
ただ、ラピュタやナウシカのような盛り上がりもなく、淡々と菜穂子との出会いと別れを描いており、
時代背景として関東大震災や暗く垂れ込める戦争の影がストーリーの根底にあったりと、
我が家の中一と小四の娘達には少々難しいかと思いましたが、
二人とも飽きもせずに最後まで真剣に観ていたのには感心しました♪w
まぁ、主人公・堀越二郎の声にエヴァンゲリオンの監督として有名な庵野氏を起用した
経緯はともかく、実際に鑑賞してみると意外と違和感はありませんでしたね~♪
私的な感想としては、創作された人物や他人の声を演じるプロの声優として見れば、
庵野氏は間違いなく落第だと思いますが(苦笑)、主人公の堀越氏同様にがむしゃらに
仕事に打ち込み、ジャンルは違えどもひとかどの名を挙げた人物として、「仕事人間」の
堀越氏の心の描写を演じるには、意外と適役だったかも、と見終わった後に感じましたw
私も小さな町工場でモノ作りに携わる人間の一人として、
堀越氏のように才能と情熱を持ち仕事に邁進できる人を尊敬します♪
明治維新後から半世紀、何もなく貧乏な国であった日本が欧米列強に肩を並べるべく、
最先端工業技術としての航空機の設計の仕事に寝る間を惜しんで追われる堀越氏が、
妻となった菜穂子の容体急変の報を聞き、飛び乗った列車の中でも涙を流しながら
図面を引いているシーンを見て、思わず私もウルウルしてしまいました・・・(^^;
また、関東大震災の地震が大地を襲うシーンは、先年の大震災の記憶もあるだけに、
ちょっと鳥肌ものでした。
そして、主人公たちが設計し試作した航空機たちが飛ぶシーンでは、
エンジンや機体が生き物のように伸縮し脈動する表現は絶対にCGには出来ない、
セルアニメならではの「味」だと感じました♪
なんて、ダラダラと書いてしまいましたが、
この「風立ちぬ」、後世に遺る名作となるかはちょっとビミョーな気もしますが(苦笑)、
一度観ても損はない映画だと思います♪
んで、いよいよコチラも封切り間近♪
果たしてどうなんでしょうね~?www
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Posted at
2013/08/04 18:23:22