
これまでは市販のDRLキットを装着してヘッドのポジションランプとテールをDRL化していましたが、ヘッドのポジション灯はスモールの明るさのままでしたが、やはりヘッドのポジションをもっと明るくしたくなり、
ワンオフ加工したヘッドを装着しました。
ポジションランプのDRL化ブログ :
IPF社 「DPLポジションキット」 の装着
テールランプのDRL化ブログ :
テールランプの 「DRL化」
テールランプDRLの改良 :
テールランプDRLの改良
<動機>
MC後のCX-5は、ちょっとした細工をすると海外仕様の様な明るいポジション点灯をさせることが出来る様ですが、
アテンザは市販のキットでは明るさを変えることは出来ず、明るくするにはヘッドを改造するしかありません。
暫くは
「仕方ない・・・」 と諦めていたものの、たまたま極上のヘッド(納車外し品)が手に入ったので、みん友さんにお願いして、純正よりも4倍程度明るく点灯させる事が出来るポジションランプに加工して貰い、装着しました。
みん友さんとは、前車(CT)の頃からお付き合いさせて頂いている
「ヒゲ爺」さん で、前車でも 「ヘッドランプ」 ・ 「テールランプ」 を加工して頂いたり、「OPスイッチの配線」 関係の指導をして頂いたり・・・と、非常にお世話になっている方です。
こういった加工が本業の方ではありませんが、本業の方並みに知識も技量もある方で、個人的に電気関係ではいつもお世話になっています。
今回も、突然の相談にも快諾して頂き、加工して頂き有難うございました。
<加工前の心配事>
私のアテンザワゴンは中期の
ALH仕様 のヘッドですが、中期以降のヘッドランプをネットで探していても、
「車両装着時のグレードは不明」 という物ばかりで、
「ALH」 のヘッドであるかどうかが判らなかったのですが、
「ALHの不具合が多数報告されていたことを踏まえると、ネットで出回っているのは 「ALHの可能性が高いはず」 と信じて、購入してみました。
販売比率からしても、中期以降のアテンザの販売台数の半数以上が
「ALH」 のヘッドがついたグレードが占めるとの情報もありました。
参考までに、MyDで
「ALHヘッド」 と
「AFSヘッド」 との見分け方を聞いてみましたが、
「外見だけでは判らない」 とのことでした。(^^;;
装着後にALH作動のテストをするまで少し不安でしたが、操作後 無事に
「ALH」 が作動し、結果的に 私が入手したヘッドは
「ALH」 のヘッドで 『ホッ』 としましたが、

(↑加工したヘッド装着後の
ALH が作動したメーター)
おそらく
「対策品」 のヘッドではないので、今後
「ALH」 使用時には不具合(警告灯の点灯)が発生するかもしれませんが、その時は仕方がないと割り切りました。
( 実は私も
「ALH」 の不具合が発生し対策品に交換して貰いましたが、その経験からすると、不具合は一時的にハイビームが固定されてしまうけど手動で解除は出来たので、
「異常が出たら手動で解除すれば良いかな?」 と思っています。 )
< ヘッドの加工 >
アテンザのヘッドは、熱風での
「殻割り」 が出来ない仕様のヘッドでしたが、その点を踏まえて非常に上手に加工して頂けました。
当初はポジション部の点灯具合を、純正よりも10倍以上明るくさせることが出来る試みもして頂けましたが、ドライブの回路の
「発熱」 の問題があり、最終的には
「4倍程度」 の明るさに落ち着きましたが、熱対策の信頼性を上げる為にドライブ回路を外付けにする方法を取って頂けました(ヘッドの内部に熱対策を施したドライブ回路を設置するスペースが無かった為です)。
外付けといってもHIDのバラスト程度の大きさなので、装着には全く支障は有りませんでした。
純正のポジションライトのLEDをそのまま活かし、回路を組み替えることによって、
①スモール時は純正スモール時とほぼ同じ明るさに、
②非スモール時は明るく点灯する
回路にして頂けました。
< ポジションDRLの仕様 >
前述の通り、夜間(スモールON時)は純正と(ほぼ)同じ明るさで点灯しますが、昼間(スモールOFF時)はDRL回路に切り替り、明るさが
純正の約4倍の明るさ で点灯します。
(↓スモール時)
(↓DRL時)
5極リレーを使いつつ、自動で
「スモール」 と
「DRL」 を切替えますが、室内に配線を一部引き込んで運転席で
「DRL」 点灯を
ON/OFF 出来る様にもしてあります。
(上記2枚の写真はヘッド加工時の写真を引用させて頂きました)
< 装着方法 >
①バンパーを外します。
これは、
「やれんのー」さん の
フォトギャラリーを参考にさせて頂きました。
※バンパーの脱着ではスクリューやクリップなど形状も様々なので、都度写真を撮っておいた方が無難な気がします。(脱着時は良いですが、装着時に迷ってしまいます)
②ヘッドを外します。
これは、
「もーにんぐ」さん の
整備手帳 を参考にさせて頂きました。
※元のヘッドから加工したヘッドにハーネスや一部の冶具を付け替える必要があります。

(↑ 外側)

(↑ 前側)

(↑ 内側)
③改造ヘッドの装着
ヘッドを装着し、外付けのドライブ回路を空いたスペースに設置します。
④配線
改造したヘッドには5極リレーとドライブ回路を繋ぐ配線が新たに1本だけ増設するだけなので、配線作業自体は意外と簡単です。
リレー関係の配線も、エンジンルームのヒューズBOX周辺で完結するので、手間としては市販のDRLキットの取付けとほぼ同じです。
< 点灯写真 >
見た目では大きな違いが有るのですが、写真にするとあまりその差を上手く撮れなくて苦労しましたが、参考までに載せておきます。

(↑スモール)

(↑DRL)

(↑スモール)

(↑DRL)

(↑夜のスモール点灯の前方視界)

(↑夜のDRL点灯時の前方視界)

(↑配線を一部弄って、スモール時もDRLの明るさで点灯させた写真)
これで本当の(海外仕様の)DRLとほぼ同じになったので、非常に満足しています。
またまた長くなってしまいましたが、最後まで目を通して頂きまして有難うございました。
Posted at 2016/10/22 23:30:07 | |
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