ノ　ヴのブログ一覧

若者の車離れと叫ばれてますが、そんなことよりもバイク離れがひどいと思ってます。私自身、３０手前でマイカーを所有できたこともあってか１０代はバイトして２ストのスクーターを買って乗り回すというのが当たり前と思ってました。（京都は昔から学生の街でもあり下宿生の原付の普及率が異常に高かった）

それが今や余裕ある層は軽四かビックスクーターを買い、京都市内が意外と狭いと悟った層は自転車に転向しています。全国の販売台数を見ても原付１種が１９８０年には１９７万台も売れていたのが２０００年に５５万台と４分の１程度に激減し２０１１年は２５万台と更に半分になっています。

リターンライダーや大型二輪免許が教習所で取得できるようになって大型バイクが流行と思いがちですが、軽二輪・小型二輪共に１０年で販売台数が半減以上です。皮肉にも中古車販売台数や１台あたりの売上単価は上がってるみたいなので、一部のバイク店は繁盛しているようですが、昔ながらの街のバイク店は青色吐息です。

話が逸れましたが、原付バイクの啓発のためかホンダが特別協賛した「わんおふ」というアニメが先日放映され、あからさまなホンダの広報番組とは思いつつも久々にバイクを取り上げたアニメということもあり感動しました。だいたいバイク漫画といえば暴走族かサーキットに関するものですが、これは公共交通で通学するのが困難な田舎に住む３ない運動とは無縁の女子高生が原付に乗ってるという話です。メーカーが協賛しているせいもあり、ボアアップとか駆動系をいじるなんてありえないし、服装も長袖・ジェットヘルメット・手袋と模範的な乗車スタイルの描写です。



昨年リリースされたCBR250Rも出ています。が、往年のCBR250系の変態的なスペックを誇るマルチエンジンとは違いそこそこ回る単気筒になってしまいました。車でもそうなんですが、ホンダは日常的に使わない・扱いづらい領域をあっさり切り捨てて平凡なスペックの製品を安く出すように転換しています。ちなみに国内生産でなくタイ製です。



女子高生達が乗る原付
右からジョルノ・リトルカブ・ベンリィです。全て４ストローク・電子制御燃料噴射付で２スト・キャブレターの原始的な構造は環境問題の絡みもあって廃れました。リトルカブ以外は中国製で国内産の原付は絶滅寸前です。



３０分アニメですが、強く印象に残ったシーンがありました。
主人公が息抜きに景色の良い場所で紅茶沸かして飲んでくつろぐというシーンです。元気な頃は似たようなことやってたなあと思いつつ、久々にやってみようかなと実家の倉庫を物色したらガスバーナーとか小さなテーブルは「そんなもんだいぶ前に捨てたで」と母からの宣告。


妄想だけで終わるとか、１回だけやって満足してまた倉庫行きになる恐れがあるので慎重に考えています。

とりあえず車の整備時に使えそうなコールマンのチェアーを買ってきました。ネットの最安値より何故か西友が３００円安かったので色々調べてみると、親会社のウォルマートはコールマンと仲が良い関係だからのようです。ノーブランドの同等品も実際に座って比較検討してみましたが総合的にはこちらが良かったです。