
ゆるキャン△が終わってしまいキャンプ難民になってしまいました。今期のアニメは何が始まるのかな?と調べる気力もありません。原作連載の頃から気になって昔のキャンプ道具を発掘し、不足品をぼちぼち買い揃えて放映前にキャンプをしてやろうと画策していましたが寒すぎて延期してました。
キャンプという行為自体20年前に北海道ツーリングでソロテントを積んで数泊した程度。北竜町(北竜メロンが有名)のキャンプ場にビバークした際、夜中に謎の動物のガサガサ音に恐怖し、朝に焼いてるパンをカラスに盗まれてから嫌になり、そのままライダーハウス(時々駅寝)派に転向してしまいました。
4月に入って急激に暖かくなり、最高気温が25℃と予想されると知るや必要な道具を厳選せずにリードに積めるだけ積んで出発しました。保冷環境が乏しいので要冷蔵の食糧は現地調達。
キャンプ場から一番近い加茂駅(京都府木津川市)近くのスーパー
スーパーから15分弱で笠置キャンプ場に到着
京都市内から35km程度、大阪からも近くて安いので土日は混雑が激しいそうです。
昭和の頃はただの河原の無料キャンプ場でしたが、水害を機に有料整備されてオートキャンプが可能になっています。すごくきれいに整備されていない反面、安くて自由度が高いです。
子供の頃に家族で行って以来ですが、街並みもキャンプ場の入り口の狭さもほとんど変わっていません。※利用料が4月1日から1日500円に値上げされています。1泊2日のキャンプだと1000円
桜が見頃~ピークを過ぎた頃で、特等席は人がいっぱいでしたので少し離れた場所をキャンプ地としました。
デイキャンプの人も多く夕方には特等席も空いてきましたが、タープテントを移動させるのが面倒で断念。
桜の反対側はJR関西本線の笠置駅 1時間に1本程度のローカル線です。
何度か練習した成果もあって1時間程度で設営が完了しました。(目標は35分)バイクが入るタープは思ったよりも便利でした。シート上を仮置場に使ったり、ミラーにゴミ袋を引っ掛けたりと
タープ付属のアルミペグは8割方お亡くなりになりました。
雪のメーカーの鍛造ペグは打ち込むとスルスルと地面に潜っていきました
18時半頃でもまだ明るい時期になりました。
各テント泊地から焚き火が上がってきています。
広げた荷物が邪魔になってきました。要らないものを持ってきすぎて、肝心なものは忘れているといういつものパターン。とはいえ、一度やってみたら見極めができたので次からは洗練されたキャンパーになる・・予定・・。
焚き火なぞしたことがないのでやり方がわかっていません。そこらに転がってる枝を拾ってきて20年前の十徳ナイフののこぎりで削っては折ってライターで火をつけるも全然ダメ。(ググったらそんなレベルでは着火するわけがないそうで)そのうち使い捨てライターのガスが無くなる・・。ガスバーナーに小枝を近づけて種火にしました。
面倒になってきたので着火剤とダイソーの100均炭と一緒に燃やしたらビジュアル的には焚き火っぽくなってきました。
小枝ばっかりなので火が持続しませんでしたので、今度は薪を事前に用意しようと思います。
炭が熾火状態になってるのでベーコンを載せる
seriaの100円紙皿は木目調なので雰囲気が良いです。使い捨てのまな板代わりにもなるので便利
腹が減ってたのか↑のベーコンを一気に食べても足りずにもう1回塊から切り出して焼いて食べました。
ビール片手に桜のライトアップ会場へ。平日の夜とあって人がおらず、写真が撮り放題なのに一眼レフもを持っていかなかったことを後悔。
2030頃に月の入りを迎えます。
空が明るくなってきました。
過疎高齢化が深刻な笠置町ですので基本的には静かな街なんですが、対岸を走る国道163号線が名阪国道と大阪市北部をバイパスするルートのため四六時中トラックの通行が多く、写真ほど静寂な雰囲気は感じにくいです。
(真横を走る関西本線のディーゼルカーは1時間に1本だし、寝るような時間帯には走らないのでさほど気にならないと思っている)
22時頃に寝袋の中に入ってネットラジオを聴いていましたが、底冷えがしてきて寝られるような状態でなくなってきたのでお湯を沸かして湯たんぽを仕込みました。その後は即効で入眠してました。
20代前半の時のもっと寒い時期に同じ装備でも寒く感じなかったので、おそらく加齢によってカラダの保温力も下がってきているのかと。
実は密閉バッテリとインバータを買っていて、(自動車が無くとも)野外で電化製品が使えるかに興味があってその実験も兼ねていました。12v20Ahなら弱い100vの電気アンカでも理論上7時間以上は使えるのですが、今日は暖かいから電気アンカなんて要らんわと持ってこなかった。結局スマホの充電にしか使わなかったので意味がなかったです。
スクーターでも尾灯等をLED化して20w程の余裕を確保すれば、(満タンは難しいけど)走行中に充電ができそうな感じ。
トラックの音が大きくて4時半頃には起きてしまいました。外気温はおそらく8~10度位で寒かった。
朝露でタープがびっしょりでしたが、テントは守られて大丈夫でした
コーヒーを飲みながら日の出を眺めるという意識が高そうな行為をしようと思っていました。
夜明けの静寂なキャンプでガスバーナーの轟音は野暮ってことでアルコールストーブで湯沸かしをしましたが、沸騰が日の出に間に合いませんでした。(アルコールの量を勘違いして少なめに入れてしまい、火力が弱かったため)おまけに大阪方面のトラックがピークを迎えていて騒がしかった・・
次は静寂なキャンプ場で泊まってみようと思います。
朝ごはん
自撮り棒をタープのポールに取り付けると任意の場所にスマホを設置できて便利。
朝はずっとらじる★らじるでNHKラジオを聴いていました。
桜がきれいなトイレや流し台がある場所までは少し歩きますが、あるだけで快適性が段違いです。
桜の下の特等席は超フォトジェニックですね
自分のキャンプ地は増水時に水没するエリアが近いので殺風景です・・
一眠りして暑さで目が覚めました。
撤収します
笠置トンネルの旧道部へ
関西「本線」なのに1両
新道の線形改良時に取り残された旧道の自動車通行止の看板?
落石や倒木が多い
廃業したホテル跡
さすがに近づく勇気はないのですぐ撤退
木津駅近くのパン屋さんに移動
何故かみん友さんと行くと定休日のお店なのに、鉄オタクラスターと行くと開店日に行けるという。
パン売り場に機関車の前面カットモデルが置いてあるから当然か。
城陽まで戻って流れ橋で買ったパンを食べようかと思ったら、また橋が流されてた。
甲子園出場みたいに3年ぶり2?回目。2011年あたりから毎年連続流出したので、根本的に改修したお陰で記録はストップしてたのですが去年10月の台風で流れたそうで。
パンを食って帰宅しました。