梅干しの漬けこみ！

先週、収穫を終えた小梅を漬け込みました。

収穫した小梅を、水洗いしながら傷や虫食いされたものを選り分け、実の軸付きを竹串で取り除くと、収穫した量の三分の二位の量に減りました。

↓は、キズ等で、廃棄する小梅です。



此処からは、梅干しの作り方教室です。（略自己流）

流水で、充分洗浄して汚れを落とし、ザル等で水を切って置きます。
更に綺麗なペーパータオル等で水分をふき取り、ホワイトリカーと塩をまぶしてジップロック等の袋に移します。
その際、空気を出来るだけ抜くことが大切で、そうする事に因りカビの発生を防ぐ事が出来ます。





２日ほど上下を入れ替えながら、梅酢が出て来るのを待って、カビの発生に注意をはらいながら管理します。

梅酢が十分出たのを確認できましたら、赤紫蘇を用意して、赤く状態の良い葉だけを選り分けて、よく水洗いを済ませたら、水分をふき取り、ボールに移したら塩を加えてアクを揉み出します。
塩がまわると、アクが出てきますので、強い力で絞りアクを出させて、更にもう一度塩でアクを出したら、綺麗なボールに移し、梅酢を加えて発色させます。

梅酢は、ジップロックから別の容器にすべて移し、その一部を紫蘇の発色に使うのです。↑
余った梅酢は、梅干し漬けにカビが発生した時にリカバリーで使えますので、冷蔵庫に保管して置きます。

発色させた紫蘇を加えながら瓶二号に漬け込みますが、瓶は事前に熱湯消毒をしてから、ホワイトリカーを布巾等に含ませて拭き上げ、アルコール消毒も行い、雑菌やカビ菌を無くして置きます。

交互に梅と、発色紫蘇を漬け込み、簡易密封をして冷暗場所に置いて、時々つけ汁を回してカビ発生等の監視を行いながら漬かり具合を確認します。

漬け込みの完了した、瓶二号（平成２９年度分）



小梅は、収穫したのち２～３日置くと熟しますので実が柔らかく成ります..。
このまま置いておくと、土用干しをしなくても梅干しと同じ様に、柔らかく梅干し状態に成ります

小梅を好んで漬けるのは、実が小さくて食べる量を調整しやすい事が、食べやすいから・・・・・・・
現在は、５年物を食べていますが３年物も有りまして、漬ける量を食べ切れません。

完！