昨夜から、寒く成りました。
昨夜寝る前に、外気温時計を見ると2.4℃まで下がっていました。
早朝には、1.5℃です。
冬季の暖房設備であるFF式灯油ファンヒーターに灯油を供給するホームタンクは、作業場などで使う灯油ストーブへの給油に使うポリタンクへの小口分けをする供給タンクでも有ります。
ホームタンクは、400リットルタイプと、500リットルの2タンク体制で準備しますが、メインタンクは400リットルを使っています。
2階の生活空間への灯油供給は、オイルサーバーと言うポンプで持ち上げ、高低差を利用して3台のFFヒーターに直接給油しています。
その小口分け口に、オートストップ機構付きの自動バルブをセットしていましたが、トラブルで動作がおかしい為、修理を試みました。
自動停止付き小口分けバルブ
先ずは、分解から
中身制御基板は、表面実装の基板です。
デスクリュートパーツは、コアにまかれたコイル類と、1つのダイオードと、2個のケミカルコンデンサーのみでした。
もう25年以上も前の製品なので、まずはケミコン2個を交換して見ますと、動作を始めました。
ソレノイドバルブを、正常にオープンしたりクローズしています。
コネクター端子の足を半田修正したり、各部を点検しましたが、目視では問題無い様に見えました。
基板からケミコンを取り外すのには、スルーホール(両面基盤の部品取り付け穴に
金属メッキで裏表を導通させた穴)基板なので結構手間取りまして、外した穴は半田で埋まっています。
半田で埋まったスルーホール穴を、ウィックワイヤー(半田吸い取り線)で挑んで見ましたが、歯が立たず、秘密兵器を投入です。(笑)
その秘密兵器です。
バキュームポンプ付き、半田吸引装置をつかいまして、無事穴が完通出来ました。
穴が空かないと、ケミコンのリード足を差し込めませんので半田出来ません。
ケミコン(電解コンデンサー)を交換して、動作テストをして見たら、動き始めました。
正常に動作しています。
此処までは”!です!
元通り組み立てて、タンク下の配管へ取り付けをしなければ、正常に操作するかは、分かりません。
先ずは、手持ちのパーツで、転ばぬ先の杖を施工して置きます。
自動小分けバルブがダメでも、手動式のバルブを手前に設けました
ホースを付けたバルブが、転ばぬ先の杖成らぬ、予備の小分け口です。
その先に、自動小分けバルブを組み付けて、いざテストです。
灯油の小出しは、正常に動作して修理が旨く行ったと思えたのですが、油面検知が利かずに、ポリタンクから溢れそうになりました。
残念ですが、治っていません。(泣)
転ばぬ先の、何とかが威力を発揮します(爆)
で今回の作業に使った工具
まるで、設備屋さんの様ですね!
さて明日から、転ばぬ先の杖をっ無駄にする為に、努力します(笑)
寒中に、寒い所でポリタンクが満タンに成るのを待つのは、嫌ですから・・・・
、
Posted at 2017/11/10 20:01:04 | |
トラックバック(0) |
設備のメンテナンス | 日記