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S4s (AL-5ホワイト)のブログ一覧

2021年03月20日 イイね!

MT-231(12V-24V)充電器の修理と改造

前回は、ヤフオク購入のTM-231ボロ充電器を修理と改造をUPしましたが、今回は元から所有しているTM-231 の修理と改造をやりました。

修理内容としては、下記の物です。

1、充電電流監視用メーター支持針軸の曲がり修正

2、前回の修理で、フロントパネルをしわしわにしてしまいましたので、その修正

3、12V-24V=充電電圧切り替えスイッチの交換及び、修正

4、バッテリーとの逆接続ミスで、破壊してしまったダイオード-の交換

1、の修理は、うっかりと充電電圧設定を間違えてしまいまして、12ボルトのバッテリを充電する時に、瞬間ですが24ボルトを印加してしまったところ、メーターの指針が、右側の最大指示値を飛び越えて、戻って来なく成っていました。
震動を与えて強制的に針を戻したのですが、指針の動きが変な動作をする様に成ってしまい、その上に時々何処かに引っかかり、動かなく成ったりしていました。
簡単に言えば、壊した訳ですね!(笑)

メーターを一時取り外して故障原因を探す訳ですが、前回フロントパネルの化粧板を捲り剥がした事で貼り付けに失敗した訳ですから、同じ轍を踏まずにメーター保持バーを止めているビスだけを先細のラジペンで回し、ビスを表側から弄らずにメーターを摘出する事に成功しました。

メータを分解して不調ヶ所を探ると、指針軸に僅かな曲がりが認められましたので、軸を真っ直ぐに修正して置き、文字板と指針の間隔を改めて調整しました。
元通りに組み立てて、テスト動作は正常動作を確認

メーターを、フロントパネルへ組み戻して、OK牧場です。



2、フロント化粧パネルのしわしわを伸ばして、見た目を良くする件です。
元々薄いプラ製か?塩ビ製の化粧パネルを、薄手の両面接着シートで貼り付けられていたので、前回同じ様に両面テープを使用して貼り付けましたが、上手く張り付かず、ドライヤー等で伸ばしながら張り付けたら、しわしわが目立つ様に張り付いてしまい、一部は浮きが出ている見かけの悪い仕上がりに成っていました。



ベこベコ状に張り付いた、化粧パネル





そこで、両面接着テープを剥がして綺麗な接着面を出す作業に掛かります。
昔・・・?10年以上前に、両面接着シート剥がしスプレーを買って有ったのを思い出して探すと、有りました!
初めての使用ですが、ノリが熔けて良い感じに剥がせます。
何故今ままで、此れを使用しなかったのか!?自分でも不明なのですが・・??

ノリの除去が上手く出来ましたので、更にシリコンOFFで清掃しました。
さて!新たに修正して接着する事に成る訳ですが、何を使い張り直すかを検討した結果、合成ゴム系のG10を使って見る事に・・・・・・・
G10を、適度な薄さにまんべなく塗布してから、一旦張り合わせたのち、表面がベト付かなく成った頃合に、ドライヤーの熱風でしわを伸ばしながら、化粧パネルを張り付けましたら、思っていた以上の出来に張り付いて、良い感じです。



元通りとは行きませんが、随分見た目が良く成りました。
(小成功かな?)

3、12V-24V 充電電圧切り替えスイッチの不具合は、時々導通が不安定と成る故障です。

スイッチを取り外す為に、付箋を付けて配線を外しました。



修理方法として、真ん中のセルブーストスイッチの使用頻度が少ないので、そのスイッチと入れ替える事で良いと考えていましたが、不具合を起こしているスイッチをバラシて見ると、接点焼け等は見られません。



写真左側の操作ボタンに付いているピンで、右側の写真に見える銅板を押しながらスライドさせる構造です。
その銅板がピンに押されていて、そのピンに仕込まれたバネの押しが強く、銅板の剛性が負けて反っているのが、接触不良の原因でした。
対策として銅板の反りを戻して修正の上、少し半田を盛って反り曲がりに対策を施し、組み戻してテストのうえ組み戻しました。
(一応、スイッチの入れ替えもやりました)



4、のミスですが、全ての修理と改造を終え、動作テストも完了していた本機ですが、薄暗い所で再度動作テストをする再に、バッテリーの電極を間違えて逆に充電ケーブルのワニ口を接続してしまったところ、内部からスパークと電線が赤熱するのが見えまして、見事に壊しました。

夢中で修理しましたので、作業画像は無しです。

まず最初にスパークしたのが見えた部分は、充電器の肝心要の整流素子で配線部分です。
多分ダイオードが焼き切れたと思ったのですが、ダイオードは健在で無事でした。
配線と端子接続の部分が焼き切れています。
端子を交換してビスで接続し直したら、普通に動作する様に成り一安心。
更に赤熱した配線を辿ると、メーター用の分圧抵抗に付いているダイオード-が破壊され、外れた配線先が充電ブレーカーの端子の上に落下して短絡した為に、トランス容量一杯の電流が流れたのが原因で、充電用のダイオードー配線を焼き切ったと筋書きが見えて来ました。

改めて、この充電器のトランスは、そうとうな電流を流す事が出来る仕様で有る事も判明です。

本日、24ボルトのオイルポンプで灯油を汲み上げましたが、以前と変わらず動作していて、一安心です。

改造編です。

この元から持っていたTM-231充電器は、4年程前に充電ケーブル(ワニ口付き)を交換してありました。
OFCのケーブルに替えて有りましたが、特に冬の気温が下がる時期には、電線の被覆が硬く成り、引き回しがやりにくく気に成っていたので、前回のぼろぼろTM-231充電器の充電ケーブルを交換する序に、ブースターケーブルの長い物を二分に切断した物を使用しまして、その残りの半分を今回の充電ケーブルを交換に使用します。

交換自体は、簡単な配線なので簡単なのですが、付いていたOFCケーブルの接続方法が、頑固な漬け方をしていたので、少々手こずる事に成ってしまいました。







安物のブースターケーブル1/2に交換が済まして、完成です。
(この後に、バッテリー端子へ逆接続で壊す事に成りました)



冬季の低温時に硬化して、扱いにくく成り使い勝手が悪いので、交換して撤去したOFCケーブル



このブログは、ロード地図2冊目の前にUPする予定で書き込みをしていたのですが、私のミスで全部消去してしまいましたので、再ど書き込みUPしたブログです。








Posted at 2021/03/20 22:11:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ

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「壊したルームライト用LEDランプ基板、修理で復活した。 http://cvw.jp/b/1493884/47694826/
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