足車のレオーネツーリングワゴンですが、簡易車庫でエンジンスタートする時、何時もはクラッチを踏み込んでスタートさせる事にしていました。
処がこの日は、何故か1速にシフトレバーが入っていて、何故かこの日に限りクラッチを踏まずにスターとさせてしまいました。
車の前方は、私が施工した35センチ厚のコンクリート壁でした。
で、フロントに付けているドライビング&スポットランプを取り付けているベースの、プッシュバーのランプマウント部分を変形させてしまいまして、板金修正と塗装を自力でやってます。
幸いにもプッシーバーの変形のみで、他の部分は損傷が無く助かりました。
壊れる前の画像
プッシュバーを取り外した、レオーネ。 スッキリしたフロントマスク、これも良いなーと思いながら作業をしています。
外しいた状態で普通に乗り回していますが、フロントの動きが明らかに軽い!です。
ススペアタイヤを、アルミホィール替えた時にも同じ様に感じました。
5~6㎏程度の重量変化でも、オーバーハングのウエイトが増えると影響するのですね。
プッシュバーの変形した部分を直していたら、あっちこっちを傷つけたり、錆びた部分の塗料を剥がして見たら、塗装の厚い事!0,5mm位の所も有る。
これは、以前に錆の部分を補修して修理するように依頼したのですが、錆の処理をせずプライマーを厚塗りして、塗装も厚く塗り込んで錆の処理を誤魔化しをしたと考えられる。
240番の乾式ペーパーヤスリで研磨しても、なかなか下地が出て来ない程塗って有る。
松本のある板金塗装を一人でやっていた処の仕事だが、根本的な対策を施さずに手抜き仕事をしたか?、それとも、錆落としの方法を知らないからなのか?、いずれにせよチャンとした仕事では無い事は明らかだ。
これを、文字道理!恥の上塗りと言う!
仕事の手順や方法、対策を確り考えてやるのがプロと言うものです。
この人のやった仕事は、最近に成って色々と問題が発覚していて、考え方の問題である事が解りかけました。
板金修理は、やはり確りした知識が有って、手を抜かずに仕事をする所を見付ける事が、長く乗るには大事だと思い知らされています。
修理した箇所で無いところの塗膜の厚さを見てください。
傷を入れたので、削ってみました。5回以上の塗り込が見られます。
プライマーが塗装の上に確りと塗られているのが解るだろうか?プライマー・塗装プライマー・塗装・塗装・塗装の順です。
後の塗装の塗料調色がずれています。
始めは、塗装剥離してから塗りましたので、最初の塗装から全部同じ工場の、同じ人の仕事です。
今回は、時間も掛けたくないので、錆びた部分とハンマー跡、キズを入れてしまった分部のみパテを充てて、全体を軽く塗って終わりにします。
本格的にやる場合、同じ物で白い塗装の物が予備として有りますので、其方の錆を処理して使う心算です。
今作業しているプッシュバーは、一度塗料を焼き剥がしてブラスト処理をした後、弱い部分を補強溶接して塗り直す事が一番です。
塗装の厚さに、唖然としました。
近所の板金やから頂いたパテを充て、研ぎ出し中のプッシュバー
荒研ぎが終了
さて近所の板金屋の話だが、修理の為に車を分解して組み立てると、必ずビス等が2~3本余るそうだ。
そう言う話を、客で有る私の前で堂々と笑いながら話してくれた。
例えそれが事実で有っても、客の前でする話では無かろう!
此れも、恥の上塗りだと思うが・・・・・・・・・・・・
自宅の近くの工場で板金修理しても、元通りに組み付けが出来てこない。
ボルトが違うので聴いてみると、長さが足りないので違う物を使ったとの事、組間違いに気が付かないのか?←私に言わせればうましかです。此れが通用するのが、此方の世界!
ばらす時に、元通りに出来ないのなら、写真位は撮って置くように言って有ってもこの体たらく、お話に成りません。←レベルと言うよりラベルが違うような気がするのだが、困った物です。
何でも出来ると言うが、何をやらしても仕上がりが全部今一です。
評価は、自分で決めるものではないはず。←どこか考え方のルーチンが狂っている
そんな訳で、キチンと直す板金作業を依頼する時は、殆ど県外の本当に信頼出来る所に決めています。