imoちゃんのブログ一覧

以前タックルベリーで購入いたしました激安カニ桶。

価格が税抜１８０円でガタガタだったものを治してそれなりの雰囲気を持たせるためにリメイクを施しましたが、実際に使用するにあたり更なる改良の必要性を感じておりました。

※過去ブログ　チヌ（黒鯛）落とし込み用、蟹桶　激安リペア＆リメイク　その１


と言うのも名古屋内釣法であるチヌの前打ちは、関西などでよく行われるヘチ釣りと違いテトラなどの足場の悪い所が多々あり、餌箱をそのまま地べたに置くとトラブルの元になります。

と言うわけで何とか腰ベルトに取り外し可能な形で取り付け出来ないか？



無い知恵を振り絞り何とか形に出来ないか？
しかも基本カネ掛けずにねwww。
と言う訳で頭の中で浮かんだモノを形にすべく、いつものDIY魂が燃えますwww。

まずはベルト通しに使う金具と取り外しに使う金具の選定と加工です。

ステンレス一文字と９０度に曲がった金具。
価格やっすいの（笑）。
ホームセンターで販売されております。


ベルトはいつも使っている下記の革ベルトに合わせます。




寸法取り。




一文字金具を曲げるのですが、感に頼らずキッチリと寸法は取りましょう。




万力に挟んで。



ハンマーで叩いて行きながら曲げて行きます。




クランクにするのが意外と難しい。




完璧とは行かないけどこんな感じでベルト通し金具部分は完成。




次に腰に取り付けるブラケットの役割を果たす適当な木を探します。
自宅ガレージにある端材をくまなく探すと、ありました適当な材木が。




これをカニ桶の高さに合わせて２つカット。





ヤスリで磨き入れ。




綺麗になりました。

これベースにするのですが。



カニ桶に取り付ける側は、手作業による削り。

かなり骨の折れる作業となります。


湾曲を付けながら更に上下テーパー加工。

取り付け金具の所も飛び出ないように削り目を入れます。


何度も合わせては確認。




こんな感じで合わせては微妙に調整して。




何度も何度も確認。




次に取り付ける金具を合わせ、。

一文字は少し幅が大きかったのでカットしました。


取り付け部を平面にするのと金具がしっかりと固定できるように彫刻刀で取り付け部を掘り起こします。

これも結構骨が折れる。



こんな感じで仕上がりました。

合わせて確認。




木がピタリと合いました。




仮イメージ。




次に木部を焼き入れ。
いつものイワタニ産業バーナー使用。
料理からこんなDIYまで大活躍ですわ（笑）。

※網で焼いているのではございません。


取り付けは木工用ボンド＋木ネジ（ステンレス）。

木ネジ取り付け部はあらかじめドリルで穴を開けておきます。


内側から木ネジ取り付け。

もちろん木工用ボンドもたっぷりと塗っております。


内側から見たところ。




木工用ボンドは乾いたらある程度透明になります。




次に水性ニスで鈍い輝きと腐食の防止。




小さいステンレス皿ネジで金属部分を取り付けて完成。




腰に台部を取り付けます。

※金具一つ紛失中www。出てこぉ～い！



全て取り付けたらこんな感じです。

少し重いけど中々良い感じ。



蓋はこのように開きます。





更なる進化を経たカニ桶。
もはや１８０円とは言わせないぜwww。


と言っても何だかんだとパーツ代入れると１，０００円くらいは掛かったかな？


そんな事より使い勝手良くなることが目的なので次回の使用・釣行が楽しみです。