排ガス試験（本番）

　財団法人　日本車両検査協会　自動車試験場で、１０モード排ガス試験を受けました。大学の研究室によく似た雰囲気で、しかも試験官の皆さんも気さくな方ばかりで、車の維持や部品の供給、国土交通省が策定しているマフラー加速騒音規制の話題など、いろいろ話しているうちに終了しました。また、ここに試験を受けに来る人は、ほとんどが自動車の並行輸入業者かチューニング関係の人ばかりのようで、個人で受験しに来ることが珍しいようでした。
　試験はと言うと、まず車のエンジンルーム、改造箇所の写真を取ります。１０モード試験のため、冷却水、オイル、エンジンを十分暖機して、試験開始です。まず試験官の方がシャシーダイナモ上で習熟運転（？）をし、その後１０モードの走行状態に沿って運転されます。時間と車速のチャートが画面に出るのですが、これに沿って間違いなく運転するのは、すごい技です。その時に排出されたガスを袋に詰め、解析機でＣＯ，ＨＣ，ＮＯＸの各重量を測ります。それがグラフで出てくるのですが、それを平均でならした値が昭和５３年規制値に収まれば良いとのことでした。
　試験は一回で無事終了し、帰途に着きました。
　その帰り道で、、、左側のＨＩＤが、、、点灯しなくなってしまったのです！！