大学受験ハイシーズン到来

　
長男の大学受験から３年。
再び我が家は大学受験の大きな波に飲み込まれている。
実は今日も受験の付き添いで、250キロ以上のドライブを終えたところだ。

先日のセンター試験で惨敗し、意気消沈した次男だったが、大学受験は待ってはくれない。今日の試験は、なんとか一次試験を合格しての私立の二次試験。今日の大学に続き、いくつかの大学を受験するが、どれも判定は厳しい。次男にとっては難関ばかりだ。今日の大学は、模試の結果からの判定では一番合格する可能性が高い大学だ。いわゆる「滑り止め」になってほしい大学だ。一次もクリアしているので手応えがないわけではないが、こればかりは何とも言えない。

次男は３年前の高校受験で志望高校に合格できず、受験に対しては臆病だ。トラウマというものなのだろう。「また、受験に失敗するんじゃないか・・・」という気持ちを払拭できずにいる。その時ちょうど長男の大学受験で、次男の高校入試への対応が不十分だったのではないか、という親としての後悔も大きい。だから今回は「甘い」と言われようが、目一杯次男のために全精力を尽くしたいと、余計に思うのだ。

今日受験した大学の合格発表は２月１日。３年前の次男の不合格のショックを考えると、もう結果は決まっているかもしれないことだが、祈らずにはいられない。親バカで恐縮だが、真面目な子だ。バスケットボールを３年間続けてきたが、その頑張りも受験では点数にはならない。

今も次の受験に向けて勉強している。

親としては「たとえ今年ダメでも、来年頑張れば・・・」とも思うが、次男は「もう落ちるのはイヤだ・・・」と言ったことがある。本人にしてみれば「合格できない自分はダメな人間」という気持ちがあるのだろう。決してそんなことはない、と次男も頭では分かっていると思うのだが・・・。

苦しい。

本人が一番苦しいのは分かっているが、何もしてあげられないのが余計に辛い。受験地獄という言葉がある。「地獄」なんて大袈裟だと思っていたが、こんな思いをするなら「地獄」という言葉もアリなのかという気さえする。とりあえずは２月１日。もしダメなら・・・いや、受かる！受からないはずがない！

そう思い続けることが親としてできる精一杯の応援なのだと思う。

頑張れ次男よ！２月１日にはお前の笑顔を見せてくれ。