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2007年09月29日 イイね!

研究集会考えてる顔

今日は下の息子のΡΤΑの教育研究集会に参加です。今年は役員になってしまったもので…
受付は済ませました。そろそろ始まりそうです。
Posted at 2007/09/29 08:45:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | モブログ
2007年09月28日 イイね!

第22話「シロッコの眼」


 宇宙でカミーユを待っていたものは、新型モビルスーツ、ガブスレイだった。そのパイロット、ジェリドとマウアーの前に、ガンダムMk-IIは撃破されかかった。そこに、エゥーゴの新型モビルスーツが、ファ・ユイリィとともにやって来た。

アポリー 「カミーユ、どうだ、気に入ったか?」
カミーユ 「はい、何とか」
アポリー 「もっとうれしそうな顔しろよ。
         Zガンダムはお前のために造られたみたいなもんなんだぜ?」

 月で訓練を受け戻ってきたファは、パイロット候補者になったことをカミーユに告げるが、ファに戦争に出て欲しくないカミーユと言い争いをしてしまう。カミーユもファも、カミーユの心がフォウと過ごした地球に残っていることを認識していた。

カミーユ 「待てよ、ファ。僕に用があったんだろ?」
ファ   「モビルスーツを見に来たのよ。自分の乗る機体はどれかって」
カミーユ 「本当なのか、パイロット候補生だって」
ファ   「ティターンズに取り囲まれてる環境は厳しいわ。
            カミーユばかりにがんばらせて済む訳じゃないのよ」
カミーユ 「君には、戦争とは別の世界にいて欲しかったけど…」


 一方、シロッコから二人のニュータイプ資質者、サラ・ザビアロフとシドレを預かったジェリドは、若い二人を試すべく、索敵も兼ねてドゴス・ギアから発進する。間もなく、アーガマへ新型機“メタス”と“Gディフェンサー”を搬送していたレコア達に遭遇したジェリドは、これを追いかけアーガマを引っ張り出そうとする。

ジェリド 「お前達のようなガキのお守りをさせられるとはな」
サラ   「お言葉ですが中尉、私は十分訓練を受けています」
シドレ  「そのように言われるのは心外です」
ジェリド 「君達は、シロッコが選んだニュータイプ候補生だ。
        しかし、この手だよ。まだ汚れを知らないこんな手で、
                         人殺しができるのか?」
サラ   「私は人殺しはいたしません」
ジェリド 「じゃあ何でモビルスーツのパイロットだ?」
サラ   「戦争は、人をより良く生かすための必要悪ですから。
        そのために戦うだけです。戦闘局面であっても、
                   殺さないで済む敵ならば殺しません」
ジェリド 「そんなことでは、敵に殺されるぞ!」


 この事態に気付き、アーガマからZガンダムを発進させるカミーユ。エマがMk-IIで、アポリーがリック・ディアスで後を追い、ファもリック・ディアスで出撃していく。Zの機動力を活かし、逸早くレコアのもとに辿り着いたカミーユはジェリドと戦闘になり、追いついたエマ達も、サラとシドレのマラサイと戦闘になる。

カミーユ 「Ζガンダム、出るぞ!」
トーレス 「ラジャー」
エマ   「エマ、ガンダムMk-II、出ます!」
トーレス 「何やってんの、ファが出る!?」
ブライト 「経験は?」
トーレス 「実戦バージョン1Bです」
ブライト 「アポリー、ファがリック・ディアスで出る。面倒見ろ」
アポリー 「何でです?」
ブライト 「出るんだよ!」
アポリー 「了解。…ったく!」
ブライト 「ニュータイプに期待しろということか。
                    それでファを送り込んできたのか」
ファ   「ファ・ユイリィ、リック・ディアス、行きます!」

レコア  「うっ!2機か?」
ジェリド 「逃がしはしない!」
シドレ  「ん、もらった。はっ?」
ジェリド 「援軍か?」
レコア  「味方機?」
ジェリド 「ガンダムMk-IIか!?」
カミーユ 「新型?どこからだ?」
ジェリド 「シドレとサラは逃げた2機を追え!」
サラ   「了解」
シドレ  「1機や2機の援軍が来たからと言っても。うっ!援軍?3機か?」

ファ   「あっ!」
エマ   「あなたは、アポリーの命令で動かなければダメでしょ!」
ファ   「わかってます」
エマ   「レコア少尉!損傷は?」
レコア  「大丈夫です」
ジェリド 「捕まえた!カミーユか?ヤツめ」
カミーユ 「ファ、何でお前が!?」
エマ   「カミーユ、今は戦闘中でしょう。はっ?」
ジェリド 「気を付けろ!」
シドレ  「ですが…。あぁ!あぁぁぁぁ!」

マウアー 「ジェリドが?」
シロッコ 「いや、シドレがやられたのだろう。ジェリドのヤツ、
         倍は殲滅してくれねば帳尻が合わん。所詮は多勢に無勢か」
マウアー 「え?」
シロッコ 「尻尾を巻いて逃げてくる」
サラ   「このままでは私はやられる。敵の意思が固まって、私を襲う!」
ジェリド 「サラ、勝手に後退するな!カミーユめ、新型の力に助けられた」


 戦闘の中で機体に損傷を受けるファ。彼女を助けに入ったカミーユによって、シドレが撃墜され散っていく。カミーユ達の意思を感じ、恐怖におののいたサラは勝手に後退を始め、ジェリドも仕方なく撤退していく。無事レコア達を回収したアーガマでは、ファがエマからきつい叱責を受け、軍の厳しさを知る。


ファ   「あっ!」
エマ   「わたくしの感情で戦闘を乱されては、
                     たまらないと言っているのよ!」
ファ   「申し訳ありません。でも、自分も戦わずにいられなかったんです」
エマ   「訓練も十分にしていないくせに」
ブライト 「中尉、ファのことは私にも責任がある。アポリー、すまなかった」
アポリー 「はい」
エマ   「ブライト艦長」
ブライト 「出撃許可を出したのは私だ。しかし、ファ、
              今回の事は良くない。それだけはわかってくれ」
ファ   「わかっております。しかし、人間は感情の動物です」
エマ   「一時の感情だけで、
            戦艦一隻を沈める訳にはいかないのが戦争でしょ!」
ファ   「は、はい。それは…そうです」



   次回予告

     シロッコが先導する艦隊は、フォン・ブラウン市に襲いかかった。
     そして、アーガマの防戦を潜り抜けたドゴス・ギアは
     強行着陸をしたのである。
     その思いもかけない強行軍に、アーガマは沈黙をした。
     次回、機動戦士Zガンダム、ムーン・アタック。

     君は刻の涙をみる・・・



Posted at 2007/09/28 08:21:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年09月27日 イイね!

「Outlander VS Van Guard」アウトランダーレポート


 お友達のHeero Yuyさんのブログ「Outlander VS Van Guard」でアウトランダーのコメント担当となりましたtaka_Landerと申します。
(って勝手に担当になってますが…Heero Yuyさん、すいません)

 私がアウトランダーを購入するに至った話は私のブログの「OUTLANDER購入大作戦」を読んでいただければと思いますが、まだ半年程度しかアウトランダーに乗っていない私のような者が偉そうに語るわけにはいきませんので、先輩方のコメントを紹介し、ちょこっとだけ私の感じていることを加えさせていただきたいと思います。


アウトランダーの満足している点として挙げられているのは…
・走らせて楽しい!運転が楽しい!
・足回りが思った以上に良い。足回りは硬い感じですがカーブ時は安定してます。
・マグネシウム製のパドルシフト、マニュアルモードがワクワクさせてくれます。
・レギュラーガソリン仕様も助かります。
・2WD⇔4WDの切り替えも簡単です。
・INVECS-III6速スポーツモードCVTによる「胸のすくような走り」
・豪華さの演出より、
         このクルマの性格づけをする部分に惜しまず金をかけている。
 (アルミ製ルーフパネル、マグネシウム合金製パドルシフト、
       モノチューブ式リヤショックアブソーバ、
               アクティブ・スタビリティ・コントロールなど)
・上下開閉式テールゲート。ロアゲートは耐荷重200kgのベンチ代わりになる。
・イモビライザー、セキュリティアラームが標準装備。
・プジョーやシトロエンにOEMで採用されるのは
           やはりそれなりの評価がされているからなのでしょう。
・コストパフォーマンスは非常に高い車ですね。
・最小回転半径5.3m。この大きさでこの小回りには驚嘆。
・充実の標準オーディオ。
         ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム。


対して不満な点としては…
・18インチタイヤは自分的には失敗でした。履き替え時の出費や、
           ロードノイズを考えれば16インチで十分だったデス。
・内装の作り込みが荒く、デザインがチープ。
・純正ナビは操作性が悪いですね。あまり賢くもないですしね。
・キーがデカイ
・2列目がフラットにならない
・ネット上を賑わせた「バキ音」等の基本的なクレームに当たる部分
     についてですが、メーカー側も把握しており、
                    私も無償で直していただきました。
・メーターが常時発光式になったのですが、やはり見づらさは変わりません。
・アームレストの位置はいただけません。
  せめてまともに使える位置(5~10cm程度前上へ)にセットしてもらいたい。
・2~3列がフルフラットになればいいのになぁ、といつも思います。
・勝手に浮き上がってくるサードシート。
・後席(2列目)がもっとリクライニングしたら…

と、まぁこんなご意見が多いようです。



 もともと、どんな車であっても、満足・不満はあるものだと思いますが

「乗り心地は少し堅い感じですが
        (多分18インチで55扁平のタイヤだからで、
         16インチの方がまろやかになりそうですが)
                 足回りが良く、コーナーが安定している」
「パドルシフトは楽しい。つまり運転していて楽しい」
「トータルバランスが良い」
「コストパフォーマンスが高い」

                   ということは私自身強く感じています。


 ネット上でアウトランダーに関する評価が良い事や、書き込みが多いという事をおっしゃる方も多いのですが、それはなぜか?きっとユーザーにしか分からない部分なのでしょうが、結構見えないところや、クルマの本質的な部分に影響するものにお金をかけているのではないかと思います。車の基本である「走り」という部分において、大きな満足を得られているからです。その分、内装に不満がある方が多いのも事実ですが…。でも乗ってみるとそうでもないんですよ。確かに高級感はないかもしれませんが、他の車と比べても仕方ないことですし、個人的にはシンプルで好感を持っています。

 標準オーディオの「ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム」もなかなかです。そりゃお金をかければこれ以上良い音が…と言う方もいらっしゃると思いますし、中には不満を持っている方もいると思いますが、650Wのハイパワー、25センチのウーファーはクリアなサウンドと迫力のある重低音が楽しめます。

 私は5人乗りなのでサードシートについてはコメントできませんが、エマージェンシーと割り切って考えれば、5人乗りと7人乗りの価格差は充分埋められると思います。(たしか2万円くらいの差だったかな?)

 上下開閉式テールゲートも重宝してます。小さな荷物の出し入れはアッパーゲートだけ開けば済みますし、壁ギリギリに停めてもゲートが開くんですよ。これは便利!


 後から後から書きたいことは浮かんできますし、アウトランダー乗りの諸先輩方からは「こんな良いところがあるだろう」とか「ここは書いとけ!」というようなお叱りも受けそうですが、私はアウトランダーを選んで良かったと思いますし、大満足です。


 以上でレポート終了です。最後まで、お付き合いありがとうございました。


Posted at 2007/09/27 19:49:15 | コメント(3) | トラックバック(2) | OUTLANDERのある生活 (終了) | クルマ
2007年09月27日 イイね!

第21話「ゼータの鼓動」


 カミーユがアーガマに帰艦した頃、地球連邦政府への影響力を増したいティターンズは、月面都市フォン・ブラウンを制圧する“アポロ作戦”の準備に取り掛かっていた。


ジャミトフ「月の裏側に拠点があるからと言って、
          地球連邦政府を恫喝する材料にはならん。
                それがスペースノイドにはわからんと見える」
側近   「ドゴス・ギアが本艦を見つけたようです」
ジャミトフ「ふっふっふっふ、よくこの船を見つけたものだ。
         世捨て人のような暮らしをしていながら、あの素早い行動力」
側近   「はっ。優秀な男です」
ジャミトフ「 パプテマス・シロッコ…危険かもしれん


 ティターンズの創設者ジャミトフ・ハイマンは、自分への忠誠を誓わせたシロッコを、新造のティターンズ旗艦“ドゴス・ギア”艦長に任命する。


マウアー 「無礼を承知でお聞きします。シロッコ大尉は何が狙いで?」
シロッコ 「私の使命は、
           重力に魂を引かれた人々を開放することだと思っている」
マウアー 「それは、エゥーゴの目的です」
シロッコ 「違うな。宇宙、宇宙と騒ぎ立てながら、エゥーゴだって
         地球圏に縛られている点では、連邦の人々と変わらん。
                       不服そうだな、ジェリド君?」
ジェリド 「ご自分が、ニュータイプだとおっしゃるのでしょうか?」
シロッコ 「私は、私がいなければ時代は変わらないと感じているに過ぎない。
      ジャミトフは、地球に引かれている人々を根絶やしにするために、
                     地球連邦軍をティターンズにした」
ジェリド 「え?」
シロッコ 「戦争を起こして、地球の経済を徹底的に窮地に追い込めば、
                   地球上の人間は餓死をしていなくなる」
マウアー 「それでは表面的にはエゥーゴの目的と同じように見えますが?」
シロッコ 「問題はその後だ。戦争の後で、
         誰が人類の支配を握るかで、地球圏はどうにでもなる。
            その時に、地球圏を治める天才が必要だと思えんか?」
ジェリド 「それをあんたが?」
シロッコ 「戦後の地球を支配するのは、女だと思っている」

クルー  「ジェリド中尉が発進しましたが」
シロッコ 「ん。下で索敵に出した。
           右前方にプレッシャーを感じたのでな。
                 マウアー少尉にも、出てもらうかもしれん」
マウアー 「プレッシャーと言いますと?」
シロッコ 「口では、説明しづらい」
マウアー 「では、モビルスーツデッキで待ちます」
シロッコ 「そうしてくれ」


 アポロ作戦を前に、新編成した部隊をテストし始めたシロッコは、ドゴス・ギアの右前方空域にプレッシャーを感じ、艦に所属していたジェリドを偵察に出す。可変モビルスーツ“ガブスレイ”で発進したジェリドは、シロッコが指定した空域でアーガマを見つけ、応戦に出たエマやカミーユと戦闘になる。


キースロン「総員、戦闘配置。所属不明機は1機、対空砲火戦急げ。早いぞ」
ブライト 「よし。1機である訳がない」
キースロン「ですが、目視カメラはまだキャッチしていません」
ブライト 「こんな空域で敵と接触をする…。ティターンズの艦隊が
           大きく展開をしていると見ていいな。モビルスーツは?」
エマ   「エマ機、リック・ディアス発進用意。出ます!」
トーレス 「今だ1機のみ」
カミーユ 「探せ。そんなことはないはずだ。ガンダムMk-II、出るぞ!」
トーレス 「了解」
カミーユ 「妙だ。地球でのパターンと同じだ。
                    そうか、この感覚は新型が出るな?」
カミーユ 「エマさん。エマ中尉!」
エマ   「何か?」
カミーユ 「ただのモビルスーツじゃありません。注意してください。来ます!」


 ガブスレイの機動力と絶大な威力を誇る武装に翻弄されるエマ。


エマ   「モビルスーツではない?戦艦か?
                   このメガ粒子砲は戦艦クラスのもの…」
カミーユ 「モビルアーマーか?あり得ることだ。あの機動力は間違いない、
          モビルスーツクラスだ。しかも、戦艦の主砲を持っている」
ジェリド 「当たらんとはな。照準調節が完全でないということか。しかし!」
カミーユ 「やはり新型か!」
ジェリド 「無駄だ。接近戦だってできるって」
エマ   「はっ、変形する?来る!」
カミーユ 「エマさん。動いて!」
ジェリド 「この距離ならば、当たる!」
エマ   「あぁぁぁぁ!」
カミーユ 「エマさん!新型だからって!」
ジェリド 「何?この声…カミーユか!?」
カミーユ 「傷を付けた。ライフルで…。くっ!」
ジェリド 「ガンダムMk-IIが帰っていたとはな。ふふふ。敵か?マウアー!」
マウアー 「シロッコの命令で援護に来た」
ジェリド 「余計な事を」


 ほどなくリック・ディアスを撃破された彼女は、ポッドで脱出し戦線を離脱する。そこへ、ジャブロー脱出以来ジェリドのパートナーになっていたマウアーが加勢に入り、カブスレイ2機を前に、カミーユは窮地に立たされる。そんな彼のピンチを1機の小型輸送機が救う。


カミーユ 「2機いたのか?」
マウアー 「ジェリド、何をためらってる?キャノンを使え!」
ジェリド 「こいつだけは他のマシンとは違う。なぶり殺しにしてやる!」
カミーユ 「はっ!」
ジェリド 「カミーユ、死ね!何!?マウアー、新手だ!」
マウアー 「全く違う方向から火線が走った。アーガマ隊ではないはずだ」
カミーユ 「はぁはぁ、迂闊だった。
            新型が2機も出るなんて…。これが甘えだというのか」
マウアー 「見えた!小型の輸送機?
             ジェリドは下がれ。強力なメガ粒子砲だ。えぇい!」
カミーユ 「あ!どこの戦闘機だ?」
ジェリド 「エゥーゴの新型なのか?」
カミーユ 「は?あ、ファ!」
ファ   「怪我はなかった、カミーユ?」
カミーユ 「ガ、ガンダムMk-IIも回収したいし、敵はまだ動いている。新型だ」
ファ   「アポリー中尉が、Ζを運んできたのよ」
カミーユ 「Ζ?」
ファ   「 Ζガンダム
カミーユ 「できたのか、Ζ!」


 突然、予想もしなかった方角から攻撃されたジェリド。そこへファが操縦する小型輸送機と、新型可変ビルスーツに乗ったアポリーが姿を現す。エゥーゴの新型に追い討ちを喰らったジェリドは、損傷の酷い自機を放棄し、マウワーのガブスレイに避難し撤退していく。カミーユは、ファ達が運んできた新型が、自分が基本設計した“Zガンダム”だと知る。



   次回予告

     カミーユはファに冷たかった。
     ジェリドはシロッコとヤザンを意識して、戦闘に身を晒した。
     しかし、アーガマの新しい戦力の前に苦戦をする。
     それを見つめるパプテマスは何を考えているか知らない。
     次回、機動戦士Zガンダム、シロッコの眼。

     君は刻の涙をみる・・・


Posted at 2007/09/27 07:56:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年09月26日 イイね!

第20話「灼熱の脱出」


 ニューホンコンを飛び立ち、ニューギニアで建設中のティターンズ基地へ向かうアウドムラは、アーガマとカミーユをランデ・ヴーさせる時間的余裕が少なく、基地制圧を急ぐ必要に迫られる。アウドムラに追いついたウッダーは、記憶再生を担保にフォウを煽りたて、アウドムラの足止めに向かわせる。

通信士  「ハヤト艦長!ニューホンコンから入電です。
        本日11時より、24時間、アーガマは衛星軌道上にコースを固定」
アムロ  「アーガマが来るっ!?」
ハヤト  「早過ぎるな。我々がニューギニアに着くのは、早くても明日の朝だ」
アムロ  「間に合わせるんだ!そう何回もチャンスは巡って来ない!」

クルー  「敵機発見!モビルスーツ部隊です!」

アムロ  「アウドムラに取り付こうと言うのか?うわっ!」
カミーユ 「Mk-II、出ます!」
フォウ  「もうお終いさ!」
アムロ  「ぐっ!えぇい!駄目か?」
フォウ  「邪魔する奴は許さないと言ったはずだ!うぅっ?あぁぁーっ!」
アムロ  「何だ?この感覚は?」
フォウ  「あうっ!頭がっ!割れそうだ…」
アムロ  「急にどうしたと言うんだ?!んっ?」

 サイコガンダムで出撃したフォウは一心不乱にアウドムラを目指すが、リック・ディアスで応戦に出たアムロに邪魔される。フォウはサイコガンダムでリック・ディアスに取り付くが、突然強烈な頭痛に襲われ、一旦スードリへ撤退していく。その頃、地球の衛星軌道上にアーガマが到着する。

トーレス 「衛星軌道に入ります」

フォウ  「ふぅ…あっ!」
ナミカー 「何故戦線を離脱したのです?!戦いなさい!
                     それがあなたの為でもあるのですよ」
フォウ  「疲れたと言ってる」
ナミカー 「記憶は欲しくないの?フォウ。
       私が上申しさえすれば、あなたの記憶はすぐにでも戻るのよ。
                   あなたはチャンスを握っているのよ!
       戦いなさい、フォウ!あなたは完璧なニュータイプ。
           負けるはずが無いわ!それを証明しさえすれば良いのよ!」
フォウ  「分かった…ナミカー…」

 戦線離脱したものの、ムラサメ研究所の監督者ナミカ・コーネルに焚き付けられ、再び出撃するフォウ。一方、ウッダーはモビルスーツを全機失ったスードリをアウドムラに特攻させる作戦を立てる。フォウと戦闘になったカミーユは、フォウに必死で語りかけ自分の身の上話を聞かせる。

フォウ  「カミーユが出てきたの?!
           まるでアタシが出るのを待っていたようなタイミングで?」
カミーユ 「フォウ!」
アムロ  「カミーユ!下がれ!」
カミーユ 「僕がやります!あの敵は、分かっていますから!」

クルー  「スードリが突っ込んできます!」
ハヤト  「何だとっ!?こんな近距離で!」


カミーユ 「フォウ、僕は君に言い残したことがある」
フォウ  「何?アタシに?」
カミーユ 「僕の両親のことだ。僕の両親は、エゥーゴとティターンズの
        戦いに巻き込まれて死んだんだ…僕の目の前で。
          僕は、サイド7のグリーンノアに住んでいた。
               そこのハイスクールに通っていたんだ。
      父はモビルスーツの設計者だった。Mk-IIだって父が設計をした。
      母だって、材料工学の専門家で、Mk-IIの開発に協力をしていた。
      父には愛人がいた。母はそれを知っていたけど何も言わなかった。
                             何故だと思う?」
フォウ  「何故?」
カミーユ 「母は仕事が面白かったのさ。
       幼馴染の子が母親代わりに僕に言うんだよな。
        『爪を噛む癖を止めなさい!カミーユ!』って。いつもだ!
         『カミーユ止めなさい』って。僕にはそれが嫌だった。
       だってさ『カミーユ』ってのは女の子の名前だ!
                      大っ嫌いだったよ、ずーっと!」
フォウ  「それで?」
カミーユ 「そう、だから、僕は空手をやった。
       ホモアビスもやったし、モビルスーツも作ったりもした。
                    男の証明を手に入れたかったんだ…」
フォウ  「カミーユ…カミーユ、もう一度だけ聞いて良い?
                   今でも『カミーユ』って名前、嫌い?」
カミーユ 「好きさ!自分の名前だもの!」


 カミーユの直向きな言葉を受け取ったフォウは、サイコガンダムでスードリに突撃し、機内にあったシャトル用ブースターでカミーユをアーガマへ帰そうとする。フォウを残し地球を去ることに後ろ髪引かれるカミーユだったが、アムロの説得とバックアップで、Mk-IIをブースターに乗せて宇宙へと飛び出していく。


フォウ  「うっ!カミーユっ!」
カミーユ 「んっ?!」
アムロ  「カミーユ、聞いたか?」
カミーユ 「アムロさんっ!」
アムロ  「『スードリのブースターで、宇宙へ帰れ』…そう言っている?」
カミーユ 「しっ、しかし…」
アムロ  「今の声がカミーユの言っていた敵の声ならば、
      彼女は命を賭けてカミーユを脱出させようとしている!
           人の善意を無視する奴は、一生苦しむぞ!カミーユっ!」
カミーユ 「アムロさん…分かりました!行きますっ!」

アムロ  「ハヤト!アーガマを呼び出せる時間だ!」
ハヤト  「アーガマに伝えろっ!いつMk-IIが飛び出すか分からないんだ。
                        『拾え!』と言ってくれ!」
通信士  「了解!」

カミーユ 「アムロさんっ!」
アムロ  「邪魔はさせないっ!出ろ、カミーユ!発進できるな?
                  アーガマが拾ってくれると信じるんだ!」


フォウ  「…カミーユ…宇宙へ…さよなら…」


カミーユ 「こんなので、行けるのか?」
ハヤト  「上がればブライトが何とかするっ!
                 カミーユ、行けっ!アーガマが待ってる!」
カミーユ 「了解、行きますっ!」


カミーユ 「フォウ…これで良かったのか?フォウ…」


 最後まで抵抗するがアムロに撃墜され、サイコガンダムを取り込んだまま爆発するスードリ。カミーユはフォウを想い彼女の名を叫ぶ。ブライトとアーガマのクルーは難しいランデ・ヴーを成功させ、地球で忘れ難い経験をしたカミーユは、ようやくジャブロー侵攻以来のアーガマ帰艦を果たす。



   次回予告

     アーガマに帰還したカミーユは寂しかった。
     宇宙にはティターンズの新型モビルスーツがカミーユを迎えた。
     その戦闘でカミーユは新しい援護を手に入れた。
     それは、ファ・ユイリィの心。
     次回、機動戦士Zガンダム、ゼータの鼓動。
     君は刻の涙をみる・・・




Posted at 2007/09/26 07:59:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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