JA60TAKA +のブログ一覧

２９日に次男が、昨日の３０日に長男が帰省し、夏休み以来、久しぶりに家族が揃いました。
長男は新年２日に東京に戻るため、家族揃って私の実家に顔を出して、今家に戻りました。写真は実家からお土産にもらった花畑牧場の生キャラメルクリームです。

家族のそれぞれが、違った環境の中で生きてきたこの１年。それぞれの思いを胸に新しい年を迎えたいと思います。

みんカラの皆さん、１年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

良いお年を！

１２月２７日の新聞に PC DEPOT の広告が入っていた。
そして、２８日の日替わり特価商品には iPod touch が！
しかし「各店３台限定 お１人様１台限り」という表記！
さらに「整」のマークがある。開店時間前に整理券発行だという。

「こりゃ、ダメだな・・・」

そう思った。各店３台じゃ、すぐに売れてしまうだろう。おまけに２８日は午前中は仕事があり、 PC DEPOT に行けるのは早くても午後１時過ぎになってしまう。午後に行っても無駄足になることだろう。２８日朝、 iPod touch はあきらめて職場に向かった。

仕事中、やけに iPod touch のことが気になる。もしかしたら買うことができるかもしれない。いや、各店３台で整理券発行というのは、それだけ人気がある品物だから、もうとっくに売れてるだろう。でも、もしかしたら・・・。そう思うと仕事も手に着かない。

１時半。仕事が終わり職場を出る。もちろん、あきらめてはいる。でも、もしかするともしかするじゃないか！（何が？）実際は迷っていた。 iPhone にも興味があったし、広告の touch は８ギガだ。 touch ならばPDA代わりに使うつもりだから８ギガでも充分と言えば充分。でも１６ギガあれば余裕も生まれる。気持ちは動いていた。

「この時間に行って、売れ残っているようなことがあったら買おう！」


最後の１台だった。

さっそくケースのシールをはがす。そういえばiPodファミリーはみんなケースのシールをはがしてケースを開ける感じだ。プラスチックのカバーから touch をはずす。緊張の一瞬だ。

早速、買って来たシリコンカバーと保護シートを取り付ける。
この保護シートがくせ者だった。「最後にこのシールをはがしてお使い下さい」というシールがとれない。糊がシートに残って汚いのだ。仕方ない、保護シートは別のを買おう。

電源オン！
iTunes につなげ？画面はそういう画像が表示されている。この touch の母艦となる Mac につなぐ。相変わらず説明書を読まないのは悪い癖だ。

登録開始。

画面に従って入力を開始する。事前にもらってあるIDとパスワードを入力。ID登録の時に無料のアプリケーション（ゲーム）もダウンロード済みだ。次へ進む。

職業やら年齢の入力欄がある。こんなところで歳を聞かれるとは・・・

「MobileMeを使うと、メール、アドレスデータ、カレンダー（中略）をOTA（Over The Air）でiPodに同期できます」だからMobileMeを体験しましょう、みたいな表示が出るが「後で体験する」ということにして次へ。

音楽とかのデータは手動で管理する。もともとこの touch にたくさんの音楽をいれるつもりはない。楽しみにしていたアプリケーションを同期する。アプリケーションといっても今のところゲーム中心だが。

まずい！アップデートを忘れた。
ソフトウェアバージョンは２.１.１のままだ。
いくつかのバージョン２.２が必要なアプリケーションは同期されなかった。アプリケーションの同期が終わったところで２.１から２.２へバージョンアップする。

バージョンアップは１分ほどで終わった。リセットされると iTunes にデバイスとしての touch が表示され、ソフトウェアは２.２にバージョンアップされている。バージョンアップと同時に残ったアプリケーションの同期もすぐに行われる。

情報としてアドレスブックのデータをうつし、 iCal のカレンダーと同期させる。この間 touch の画面には「同期作業が進行中」という表示がされ、終わるとデジタルの時計表示になった。

時間設定だろうか、しばらく何もしないとロックされてしまうが、このロック解除もタッチパネルでの操作だ。あこがれのタッチパネル操作がなんとも嬉しい。

それでもと思い、１ギガほどの音楽とビデオを４ギガ、写真を２０メガほど入れてみた。アプリは４３０メガと表示されている。これで一通り作業が終了した。

この正月休みは iPod touch 三昧になりそうだ。

　　　全てはこのチラシから始まった・・・

「全速前進、取舵いっぱい」
「全速前進、取舵いっぱい」

沖田の声に島が復唱する。ヤマトは海峡へ向かった。　

「ちっきしょ～、また嵐が始まったようだぜ！」

ヤマトに振動が伝わる。

「自動操縦は無理です。これより手動に切り替えます」
「よぉし、島、お前の腕にすべてを託すぞ」

沖田は静かに、しかし思いのすべてを託して島に向かって言った。
嵐は強くなっているような気さえする。ヤマトの揺れも大きくなったように感じる。

「翼を出せ」
「はい。翼を出します」

沖田の声に復唱した島の手がスイッチを押した。機体の安定のため翼が必要だ。
ヤマトの揺れは幾分緩和されたようだが、宇宙に流れる岩の破片がヤマトにぶつかって砕けていく。
嵐はますます強まっているようだ。操縦桿を握る島の手に力が入っているのがわかる。
ヤマトな大きなうねりの中に入り込んだようだ。島の持つ操縦桿が大きく傾いた。
島が必死で操縦桿を引き上げる。島一人の力では持ちこたえられそうにない。

島の持つ操縦桿に古代の手が伸びる。二人掛かりでこの難局を乗り切ろうと古代は決心したのだ。
二人でも操縦桿を引き上げるのには大変だ。二人とも体ごと操縦桿にぶらさがろうとするほど力を入れた。

時間が長く感じる。島も古代も歯を食いしばって操縦桿を引き絞っている。

「やった～！」
「やった～！」

ふいに操縦桿が軽くなった。ヤマトは海峡を抜けたのだ。

「やったぜ～、島！」
「成功だ！おい、大成功だ！」
「ハハハハ・・・」
「やったぞ、古代」

二人は肩を叩き合って喜びを爆発させた。さっきまでのわだかまりはもうどこにもなかった。

「いいわねぇ、男同士って・・・」

雪はしみじみと感じていた。

しかし、その頃、同じ正月を迎えた地球では放射能による死の影が、いよいよ地中深く浸透していた。

西暦２２００年がやってきた。宇宙戦艦ヤマトは銀河系を離れ、未知の世界へと飛び出した。
急げヤマト、地球は君を待っている。人類絶滅の日まで、あと２００と８０日。

人類絶滅の日まで、あと２００と８０日。