ハンドルの台になる机と椅子のバランスが重要だ。でないと、腰が痛くてたまらない。
今使っているサイドボードの上のテレビの高さとのバランスも重要だ。座椅子に座って、というような高さは正直見上げるような形になるので候補から外す。昔使っていた机がテレビの高さと合うので、テレビの前に設置してみたが、問題はこの机に合う高さの椅子だ。ダイニングの椅子がなんとかなりそうなので合わせてみる。今のところ、このセットが第一候補となるだろう。
アクセルとブレーキのペダル類の位置も微妙だ。今回は左足ブレーキにチャレンジしようと思っているので、でペダル類は真ん中にセットしてみる。車のドライビングポジションのようにはうまく収まらない。「もっと手前か、もっと奥か」と試行錯誤を繰り返すが、どうもしっくりこない。それでもなんとかそれなりの位置に置き、とりあえずプラクティスで試走してみる。
「ムズカシイ・・・」
路面の凸凹はダイレクトにハンドルに伝わってくるし、ハンドルも無理にこじるようにすると、すぐスピンだ。リアルには違いないが、やはり難しい。しかし、アクセルやブレーキをじわっと踏めるのは良い感じだ。スピードの調節はしやすい。ただ、実際に操作していると腕に力が入りすぎているせいか、机ごとハンドルを持ち上げそうになる。アクセルワークやブレーキングも雑で、巧く操作できない。なんてこった・・・
「こんなに力に頼った、下手クソな運転だったのか・・・」
あらためて愕然とするが、下手なのは仕方ない。もっと走り込んでハンコンに慣れれば多少は良くなるだろう。それに、左足ブレーキはGT5の時だけ、と割り切ってしまえばなんとかいけそうだ。実際、右足ブレーキだとアクセルペダルから右足を持ち上げ、ブレーキを踏むまでのロスタイムも大きく、何よりも強く踏み込みすぎてペダル類がどんどん遠ざかっていく。
これは大変だ・・・。ところが、アナログコントローラーに戻そうとも思わないのだ。確かに今走ればアナログコントローラーの方がはるかに速く走れるだろう。でもね、ハンドルコントローラーは楽しいのだ。ゲームは同じ「GT5」でも違ったゲームのようにさえ感じるほど新鮮だ。ハンコンの魅力はこの辺にもあるのだろう。
ステアリングのベースユニット自体はプラスチック製だが、ステアリングホイールはラバーコーティングされていて、左右の部分だけエンボス加工されたラバーが貼られていて、質感や素材にもこだわりが感じられる。ステアリング径は11インチと前モデルより大型化されたそうだ。初めて握ったが、がっしりと感じられ、好印象だった。
ステアリング中央は「GT」のロゴが光るようになっている。これがまたイイ。その周辺には上部にL3/R3のボタン、下部にはPSボタンや、セレクトボタン、スタートボタンがある。またちょっと変わった形状のL2/R2ボタンが、ステアリングスポーク側面の上側に設定されている。
PSボタンの右脇には「Driving Force GT」最大の特徴と言われる「リアルタイム・ジャストメント・ダイヤル」があり、左側には「+/-ボタン」が装備されている。「リアルタイム・ジャストメント・ダイヤル」は、セッティング調整メニューの呼び出しや決定などに使うそうだが、まだ必要性は感じていない。
ベースユニットの右側にはシーケンシャルシフトがあり、また、ステアリングの背面にもボタンのようなパドルシフトを搭載しているので、どちらでもシフト操作ができるのだが、まだ使いこなせない。したがってしばらくはAT操作だ。将来的にはMTを使いこなせるようになりたいのだが、今はそんな余裕はどこにもない。
GT5内のハンドルコントローラーセッティングには「ステアリングタイプ」「パワーアシスト」「フォースフィードバック」の3項目がある。
「ステアリングタイプ」は「アマチュア」「プロフェッショナル」「シュミレーション」から選べるようになっている。これは、ステアを切りすぎたり、カウンターを当てる時に自動的に補正がかかる強さの設定するのだそうだが良く分かっていない。今のところ「アマチュア」にしてあるが、一番一体感があるのは「シュミレーション」だと書いてあるブログもあった。
「パワーアシスト」はパワステのことか?「ON」と「OFF」しかないが、正直どちらも変わらないような気もする。
「フォースフィードバック」の項目はちょっと弄ってみた。最初の設定は「5」だったかな?結構な振動があったので「1」にしてみたが、その後物足りなく感じたので、今は「3」にセットしてみた。全部で10段階の調整なので、もう少し重くしても良いのかな?いろいろ試してみようと思う。
「Driving Force GT」のフォースフィードバックの表現力は評判が良いらしい。他のハンコンと比べても、細かい表現ができている、という記述もネットで見ることができた。なるほど、普通にアスファルトの路面を走っている段階でも、平らに見えているアスファルトの微細な凹凸を拾って、小刻みに振動することがある。コースアウトして芝生に入った時も、画面の揺れと同じようにハンドルも細かくガタガタと揺れる。リアルな挙動に体が理屈を超えてその楽しさを体感するといった感じか。
ゲーセンの車ゲームのステアリングやアクセル・ブレーキには及ばないのかもしれないが、自宅で、そこそこの値段でこれだけ楽しめるというのはスゴイことだ。とりあえず・・・机と椅子だナ。市販コックピットは高いし、自作か?
GT5の明日はどっちだ!
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2011/09/05 08:02:02