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2007年10月30日

第42話「さよならロザミィ」


 ティターンズがグリプス2を移動させ始める中、月面都市グラナダではグリプス2のコロニーレーザー攻撃に備えて、市民と艦隊の退避が行われていた。市民の大半は、完成したばかりの地下道に逃れたが、徹底抗戦を唱えて、グラナダに残る市民も続出した。その頃、ラビアンローズで補給を終え、ラーディッシュと合流したアーガマは、ティターンズの更なるガス攻撃からサイド2を守る為に進軍を開始する。

ブライト 「サイド2を守ったのはエゥーゴだとわからせる事です」
ヘンケン 「そうすりゃぁ後は楽か」
クワトロ 「グリプス2を叩けばね」
ヘンケン 「だな。大尉もモビルスーツに乗らにゃぁいかんな?」
クワトロ 「私はパイロットなんだ。気にしないでくれ」
ブライト 「ダカール演説以来の事で言えば、
              大尉にはパイロットはさせたくないんだがな」
クワトロ 「水臭いな、艦長」

 一方、ドゴス・ギアに戻ったロザミアは、新たにニュータイプ専用可変モビルアーマー“バウンド・ドック”を与えられ、ゲーツ・キャパ大尉とチームを組む。

ロザミア 「気に入った。ギャプランよりも反応が早い。力を感じる。
       これならアーガマを落とせる。お兄ちゃんを救う事ができる」
ローレン 「お兄ちゃん?Ζガンダムのパイロットと
                     個人的に接触し過ぎたかな?」
ゲーツ  「これがロザミアの精神波動か。この装置、実戦で使えるのか?」
ローレン 「大尉はご存知ないんですか?
      強化人間とサイコミュシステムを繋いでいるのは、
       強化人間の発する脳波そのものです。電磁波類とは違って、
            ミノフスキー粒子に干渉される心配はありません」
ゲーツ  「オレはバウンド・ドックの
                 サイコミュの性能を心配しているんだ」
ローレン 「あぁ…」

 その後、サイド2空域ではティターンズ、エゥーゴの両軍が侵入を開始し、大規模な戦闘へと発展する。そんな中、カミーユはロザミアと対峙することになる。

ロザミア 「もらった!」
カミーユ 「ファ、逃げろ!」
ファ   「カミーユ!」
ロザミア 「Ζガンダム、このバウンド・ドッグを落とそうと言うのか!」
カミーユ 「速い!ん?…ロザミィ?」
ロザミア 「お兄ちゃん?お兄ちゃん、敵のΖガンダムに捕まってるのね?」
カミーユ 「そのモビルスーツを操縦しているのはロザミィなら、
         シンタやクムが待っている白い船へ帰ろう。ロザミィ!」
ロザミア 「あ、そうか!そうだね!はっ!あぁ…」
カミーユ 「うっ、何だ?」

ロザミア 「はぁ、あぁぁ。はぁ」
カミーユ 「ロザミィ、返事をしろ!ロザミィ…どういう…」
ロザミア 「Ζは宇宙を落として、私の弟も、母も父も潰した…。
                       宇宙が…宇宙が落ちる…」
カミーユ 「カミーユは、君のお兄ちゃんだったんだぞ。
         戦いをするためにお兄ちゃんはZに乗って来たんじゃない」
ロザミィ 「白い船に帰るんだ。新しい弟や妹が待っている船に!」

ローレン 「ロザミア中尉の脳波が弱まっていくぞ」
ゲーツ  「こちらから、レベルを上げる事はできないのか?」
ローレン 「さっきからやってます。ダメなんです」

ロザミア 「あ、はぁ…。はぁ…。はぁ…。は?あ?お、お兄ちゃん」
カミーユ 「さ、おいで」
ロザミア 「うん。お兄ちゃん」
カミーユ 「あぁ。このマシーンが、君を戦いに引き込む」
ロザミア 「あぁ!バウンド・ドッグを傷付けないで」
カミーユ 「ロザミィ」
ロザミア 「怖い、怖いの。もう撃たないで!あ、はぁぁ、はぁぁ」

 “13バンチ”コロニーに空いた亀裂から、ロザミアを追って内部に侵入したカミーユは、彼女にアーガマに戻るよう呼びかける。しかし、そこへゲーツのバウンド・ドックが現れ、彼に操られたロザミアはZに攻撃を開始する。応戦をためらうカミーユは、13バンチに保養所を持つミネバの安否を確認しに来たクワトロの百式に救われる。

ロザミア 「あぁぁ!」
カミーユ 「ロザミィ!」
ゲーツ  「ニュータイプも、Zガンダムもまとめて捕捉する」
カミーユ 「貴様達、ロザミィに何をした!」
ゲーツ  「所詮、オールドタイプには感じる事のできない痛みだ」
カミーユ 「何を!?えぇっ!」
ゲーツ  「うぁ!」
ローレン 「ゲーツ、戻れ、敵だ!金色が来た!」
クワトロ 「さっきのモビルアーマーか!」
ローレン 「うわっ!」
カミーユ 「ロザミィ…。ロザミィ!」
クワトロ 「やはりカミーユか。ロザミィだと?」
カミーユ 「うっ。何だコイツ、変形もするのか!?」
クワトロ 「カミーユ、離れろ。撃破する」
カミーユ 「ロザミィ…ロザミィ!」
クワトロ 「カミーユ!自分のやっている事がわかっているのか?」
カミーユ 「乗るんじゃない、ロザミィ!」
ロザミア 「誰だお前は?私を指図するとは、お前は私の上官か?」
カミーユ 「ロザミィ、オレはカミーユだ。君のお兄ちゃんだよ」
ロザミア 「たわ言を言う!」
カミーユ 「ロザミィ!ロザミィ、やめろ、オレだ、カミーユだ!」
ロザミア 「子供だといっても、命乞いは無駄だよ!」
カミーユ 「ロザミィ、オレの事、わからないのか?
                  オレは、君のお兄ちゃんなんだぞ!」
クワトロ 「どうしたカミーユ、撃て!」
カミーユ 「ダメです、僕には撃てません!」
クワトロ 「それができなければ、お前は死ぬぞ!」
ロザミア 「潰してやる」
カミーユ 「やめろ、ロザミィ!」
ロザミア 「Zガンダムはバウンド・ドッグにとって、
                  ティターンズにとって最大の敵だ!」
カミーユ 「うっ!」
クワトロ 「離脱する!」
カミーユ 「でも…」
クワトロ 「ここで死んで何になる!」

 Zに敵意をむき出すロザミアを止められず、一旦離脱を決めたカミーユとクワトロ。それを追うゲーツとロザミアだったが、コロニーから出た所で多数のエゥーゴ勢を確認し、不利になった二人は撤退していく。サイド2空域の戦闘は収束に向かうが、これらはバスクによる陽動作戦で、グリプス2のコロニーレーザーは着実にグラナダへ近づいていた。エゥーゴの拠点グラナダを、コロニーレーザーで焼き払おうというのである。



   次回予告

     月面の都市グラナダに、
     グリプスΖのレーザーが発射されようとした。
     エゥーゴはハマーン・カーンの協力を得て、
     グリプスの機能を一時停止させようとする。
     次回、機動戦士Zガンダム、ハマーンの嘲笑。
     君は刻の涙をみる・・


ブログ一覧 | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2007/10/30 07:54:22

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