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候補は「スーパーカブ110」か「クロスカブ110」

奥さんにOKの返事をもらってもいないのに、地元の個人経営のバイクショップに行って話を聞いてみた。そのショップでは圧倒的にスーパーカブの取り扱いの方が多いのだそうだ。ショップのご主人もスーパーカブが愛車だそうで、「レッグシールドは雨とか泥はねには大きな効果があってね」と教えてくれた。

カブ主は、セカンドバイクとして「チョイ乗り」用にしている人や、乗りつぶす前提で乗っている人も多く、なかなか中古の動きは少ないのだそうだ。「程度の良い中古があればいいんだけどねぇ」とこちらの財布事情も考えて話してくれる。聞けば、以前懇意にしていたショップのご主人とも交流があったようで結構なお友達らしい。思わぬ話題で盛り上がったがカタログと名刺をいただき帰路についた。

さすがに、新車は経済的にはなかなか厳しい。

全国ネットのショップでも中古車を探してみたが、年式や走行距離、程度とか中古の相場がわからない。考えていたより中古も高い。この値段だったら最新型の方が、と思うようなものが多い。

カブ主への夢は遥か彼方に霞んでいく。


その日の夜。意を決して話をしてみた。

スーパーカブとクロスカブが並んだ写真を見せながら、「バイクに乗りたいんだけど・・・」と。

割と突然だったが、転勤の話が来た。
仕事形態も変わりそうで、心配も大きいが、新しいチャレンジという部分もあり、期待半分という気持ちもある。
まぁ、そもそも、この歳でまだ働かせてもらえるだけでありがたいことだ。

転勤が決まると、片道２３キロ、往復で約５０キロの通勤になる予定。
往復５０キロ。一カ月の勤務を２０日としても、１カ月で１０００キロ。
１年で１２０００キロという計算になる。

現在乗っているフリードの燃費は夏場でリッター平均２２～２３キロ、冬場なら平均１６～１８キロといったところか。一年間の平均燃費を２０キロとすると、一カ月で５０リッター、一年間で６００リッターの消費となる。ガソリン価格を１８０円（ウチの県は高いのですよ、全国平均よりはるかに）とすると、通勤だけで年間１０８０００円となる計算だ。

走行距離にしても、現在７７０００キロ。ドライブ好きで、通勤以外に、月に１回くらいは１日で４～５００キロくらいの距離を走ることもあるので、年間で６０００キロ。通勤距離に加えると合計で１８０００キロくらいは走るかもしれないので、来年の夏頃には１０万キロの大台を突破してしまう可能性もある。

ならば、と言うことでカブ主になりたいと思い始めた。
いや、急にカブ主になることを思いついたというわけではない。

５年ほど前に１０年間の相棒のフォルツァを降りてから、現在の通勤距離ではフォルツァに乗り出すほどの距離でもなく、たまの休みに一人でツーリングをするかというと、そんなこともなかったが、心のどこかで細々と人生最後の「リターンライダー」になりたいということは考えていた。

「じゃ、何に乗るか」と考えたとき、「燃費」というキーワードがクローズアップされたということが「カブシリーズ」に気持ちが動くきっかけだ。冬の降雪時や荒天時は乗らないとしても一年のうち頑張って１０カ月間くらい走るとなると、距離にすれば１００００キロくらいになる。

カブシリーズなら、リッター当たり６０キロ以上走るというのだから、燃費はフリードの３倍。ガソリン代は三分の一になる計算だから、家計的にも「アリ」なのではないかと思っている。

ところが、まだウチの奥さんには相談できていない。
一番大きな壁かもしれないと思う。
「バイクだってただじゃないでしょ？」と言われたら何と言えばいいのだろう・・・。

YouTubeやnoteでもカブ系の記事を見つけては情報収集に励んでいるが、想いは募るばかりだ。

　メンテナンス事件（？）はあったが、割と順調に進んでいる。
何番目かはちょっと忘れたが、メニューブックの「シボレー」をさっきクリアした。

　２５年前なのだそうだ。初代登場は。
前作の「グランツーリスモSPORT」はちょっと方向性が「eスポーツ」向けのゲームだったが、ナンバリングタイトルとなる今回の「グランツーリスモ7」は「やっぱりこれがグランツーリスモ」的なゲームだ。

　原点回帰と言われるように、「中古車を買い、チューニングしてレースに勝つ！」「お金を貯めて、欲しかった高級車を買う」「ライセンスを獲得する」「ミッションをクリアする」という、かつてのグランツーリスモらしい流れに安心してゲームを楽しめる。（相変わらず「あとちょっとでゴールド・・・」と走り回っていますが・・・）

　グランツーリスモが大好きなだけで決してうまく走れるわけではないが、「グランツーリスモ7」の感想を書き留めておきたい。ゲーム機は「PS4 Pro」ハンコンは「Thrustmaster T300RS Wheel Announced For PlayStation 4【並行輸入】」を使っています。

　画像はより繊細な色合いになったというか、さすがに綺麗だ。綺麗すぎるというか、現実に限りなく近い感じがする。画像に関して一番感じるのは「光の反射が眩しい」「夜が暗い」「雨は前が見えない」という点か。歳のせいで視力が落ちたせいばかりではないのだろうが、コーナーまでの距離表示が、逆光時とか、薄暗い時間帯では全く見えない。

　挙動で感じたのは、まず外部からの情報量が多くなったか、という点だ。ロードノイズとか、水溜りを通過する時の音（に聞こえた）、縁石に乗った時とかの振動等、車に伝わる音や振動がシビアになった。コースから外れた時のスピードダウンは相当だ。まぁ、本当のレースなら、砂場に突っ込めば脱出不可能なのだろうけど。雨も滑る。ステアリングが持っていかれそうになることもある。ウェットタイヤでなければちょっと走れない。相当リアルだ。

　ライバルカーが速くなった。トップを走っていて、ゴール直前で差し返されることもしばしばだ。ゴールするまで気が抜けない。ミスも少ないような気もする。まぁ、レースの緊張感が増して、レースが楽しくなったとも言える。以前から「リアルドライビングシミュレーター」としては高いレベルだったが、一層実際の車の挙動に近づいたような気がする。

　カスタマイズやセッティングについてはこれからおいおい感じることもあるだろうが、タイヤが滑り始める時の感覚とか、カウンターを当てた時の動きとかも実車に近いのではないかと思った。（実車ではドリフトをしたこともないし、カウンターを当てる状況さえ経験したことはないが）

　ともかく、楽しい。とにかく、楽しい。
つまるところ、これが一番だと思う。

本編メインの画面は「ワールドマップ」と呼ばれる。ガイドはサラさんという女性。
言われるがままに、ユーズドカーへ直行だ。

本来、最初の所持金は1,000,000 Crで、中古車ディーラーで購入できるのはトヨタ「アクア S’11」、ホンダ「フィット Hybrid ’14」、マツダ「デミオ XD Touring’15」に限られてしまうらしいのだが、早期購入予約特典で10,000,000 Crをもらっているので、トータル11,000,000 Crが最初の所持金だ。

（その他、特典の車三台（MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT Stealth Model ・ポルシェ 917 LIVING LEGEND ・トヨタ スープラ GT500 (Castrol TOM'S)）はガレージに届いている。）

この所持金ならブランドセントラルという新車ディーラーで買える新車もあると思うが、ディーラーでいつでも買える新車ではなく、ちょっとレアな車をチョイスしたい。それに、ゲーム開始直後は「ユーズドカー」にしか行けないからユーズドカーを物色する。ランエボやRX-7も良いなぁと悩みつつ「スバル インプレッサ Coupe WRX Type R STi Version VI '99」を購入。

マイカー購入後、言われた通りに森の中のお洒落な「カフェ」へ行くと、オーナーのルカという人物が「メニューブック」なるものを提示してきた。

メニューブックは、ゲームを進めていく上での方向性を教えてくれる。メニューブックという課題をクリアしていくごとに車を収集できたり、ゲームを知ることができるようだ。そして課題をクリアすると次のメニューブックが提示されるというわけだ。

では、のんびりと課題をクリアしていきますか。