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2009年01月21日 イイね!

「 必死の逃亡!! 異次元のヤマト 」#91


「何?逃げるだって?」

島の言葉を信じられず、古代は聞き返した。

「そうだ。こんな未知の空間で、波動エンジンも使えない状態で敵と交戦するなんて、まったく無鉄砲だ」
「島、お前、敵に後ろを見せるつもりなのか?」
「艦長!戦わせて下さい!あんな奴に尻尾を巻いて逃げたとなったら逆につけ込まれます。攻撃は最大の防御とも言うじゃありませんか」

島から逃げるように言われ、古代は沖田を振り返って自分の気持ちを伝えた。

「・・・逃げよう」
「ええ?!」

沖田の言葉は意外だった。

「島の言う通りだ。逃げ切れる間は徹底的に逃げまくるんだ」

沖田の言葉に、島は操縦桿を握りしめた。

「補助エンジン、パワーアップ」
「補助エンジン、パワーアップ」

島の声に徳川の声がかぶって来た。ヤマトはガミラス艦から離れようとエンジンをパワーアップさせた。
ガミラス艦は砲撃を始めた。距離があるせいかヤマトにはあたらないが逃げ切れる保証はない。

「艦長、敵はたった一隻ですし・・・」
「古代、命令だ!」

古代の訴えにも沖田の言葉は動かなかった。


「先発隊より入電!ヤマトは応戦せず、逃走し始めました」

ヤマトの動きはゲールにも報告された。

「なに?悟られたのか。利口なネズミめ」

すぐには追撃はできない。ヤマトにとっては逃げの一手が最善の手であるはずだ。

「全艦、四次元空洞に急行せよ!ヤマトを撃つのだ」
「ゲール。ヤマトは思ったより賢い。なぜ一隻の宇宙駆逐艦に驚き、逃げるんだ・・・」

ヤマトの状況がわからない。ゲールはヤマトの手強さを感じとっていた。

「くそ~、このままほっといたらヤマトはメチャクチャになってしまうぞ。南部!主砲の発射準備だ!」

逃げ切れるものではない。いくつかの攻撃がヤマトを襲っていた。

「ああ!ヤマト後方より、敵艦対接近中」

援軍が来たのか?

「敵艦は、約3千と思われます」

Posted at 2009/01/21 07:52:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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