2011年10月27日
「GT伝説」 に新シリーズのエントリードライバーが発表された。
現在まで、すでに13名のエントリーだ。シリーズ途中のスポット参戦を含め、今後もエントリーしてくるドライバーやチームもあるはずだ。新シリーズは多くのドライバーによるシリーズとなりそうだ。盛り上がりが期待される。
ここでも発表されているドライバーを紹介しておこう。
No.1&39 Blatrue選手 「B.T.R (BLACK TRUENO RACHING)」
No.4 Yon選手 (Privater)
No.7&12 Aigis選手 「ARD (Aigisu Racing Development)」
No.9 Taka選手 「Team BLANCA」
No.11 Hideboo選手 「Di moito bene」
No.13 Souen選手 (Privater)
No.15 Ono選手 「Team O.R.S SUBARU」
No.22 NiiNii選手 (Privater)
No.33 Nem選手 (Privater)
No.34 Yonechin選手「YMX (Yonechin Motorsports eXperiments)」
No.43 Aki選手 「ARC (Aki Racing Club)」
No.45&66 Hoshino選手 「HRE (Hoshino racing Enterprize)」
No.48 Motti選手 「NISSAN Motti Racing with AKB48project」
そして新シリーズの「TC600」「RS☆1」の第1戦と第7戦(天候変化)の舞台となる「スパ・フランコルシャン」はこんなコースだ。
「Circuit de Spa-Francorchamps」
全長:7004.0m 直線長:751.8m 高低差:104.0m
ベルギーの都市「スパ」と「フランコルシャン」にまたがっていることからこの名が付けられた。ちなみに「スパ」は英語での温泉、療養温泉を意味するスパ(Spa)の語源にもなっている。
1924年に第一回の24時間レースが開催され、F1ベルギーGP等の大きなイベントが開催されていた全長14km以上ある公道コースは、スピードが出過ぎるということで1978年に改修され、現在は完全なレース専用のクローズドサーキットである。2004年にはバスストップシケイン、2007年にはピットレーン周辺を改修。難易度の高い高速コーナーが多く、高い評価を与えられている。
コースは山の中にあり、天候は目まぐるしく変わる。また、雨の降っている場所と降っていない場所が混在するこの「スパ・ウェザー」はレースを左右する大きな要素となる。1992年には、ベネトン・フォードのミハエル・シューマッハがこの雨による混乱の中、F1初優勝を果たし、1995年には、雨の予選で16位に沈んだシューマッハが、混乱したレースを大逆転で制している。
コースを見てみよう。
ファーストコーナーには、クラッシュ多発のヘアピン「LA SOURCE(ラ・スルス)」が待ち構えている。スタートからコーナーまでの距離が短く、右に鋭角に切れ込むヘアピン状のコーナーは最初の大きな難所だ。以前はコーナーの立ち上がりのアウト側に縁石があったが、ナイジェル・マンセルがさらにその外側を走った。その後ほとんどのドライバーが彼のラインをトレースするようになり、一旦はその縁石は取り除かれたが、2007年、再び縁石が造られた。このため大回りするルートはタイムロスなのだが、接触事故の頻度も多く、最初から外に接触などを回避する場面も多く見られる。
「LA SOURCE」を過ぎると一旦下り、そこからが名物「EAU ROUGE(オー・ルージュ)」だ。「EAU ROUGE」とはフランス語で「赤い水」という意味で、近くを流れる川が鉄分を多く含んで赤く見えるのだそうだ。「EAU ROUGE」から「RAIDILLON(ラディオン)」の区間はドライバーから見ると、まるで壁を上るようだと言われ、最も度胸が試されるコーナーのひとつと言われている。
「RAIDILLON」を抜けると「KEMMEL STRAIGHT(ケメル・ストレート)」に入る。「EAU ROUGE」からの抜け方によって最高速度が大きく変わる事から、「EAU ROUGE」さえ速く抜ければ、この「KEMMEL STRAIGHT」をなんとかクリアできそうだ。ただ、長いストレートだけにオーバーテイクが頻繁に行われる。スリップに入ってサイドバイサイドから次のコーナーでインを取るのが、この「スパ」でのオーバーテイクのセオリーとなっている。
上りきったところのオーバーテイクポイントの一つ「LES COMBES(レ・コーム)」を超えるとコースは下っていく。「MALMEDY(マルメディ)」から「RIVAGE(リバージュ)」を回り「POUHON(プーオン)」を抜ける。クランクの「FAGNES(ファーニュ)」から「PAUL FRERE(ポール・フレール)」を超えると、超高速左コーナーの「BLANCHIMONT(ブランシモン)」に突入だ。ここはヨーロッパのサーキットの中で最も通過速度が高いと言われ、「EAU ROUGE」と並んで度胸の試されるコーナーでもある。ここをスロットル全開で抜けられるセッティングにしなければ良いラップは刻めないだろう。ただし、ちょっとしたミスで赤旗中断だ。
「BLANCHIMONT」を抜けると「バスストップ・シケイン」と呼ばれる「CHICANE(シケイン)」だ。(最初に設置されたときは、バス停のような形状のシケインだったそうだ。)「PAUL FRERE」からここまでは全開走行なので、ここもオーバーテイクポイントとなる。このようにテクニカルコーナーが連続したコースなので、マシン性能が優劣を決めやすい通常の高速サーキットとは一線を画した、ドライバーの実力を問うサーキットとして世界に名を馳せている。
いよいよ明日、この「スパ・フランコルシャン」から死闘が始まる。
GT5の明日はどっちだ!
Posted at 2011/10/27 16:34:21 | |
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