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C28JA60TAKAのブログ一覧

2007年10月11日 イイね!

第30話「ジェリド特攻」


ウォン  「大尉はアクシズが何のために動き出したか知っているのだろう?」
メラニー 「元ジオンの残党が拠点にしている
                  アクシズが地球圏に入ったというのか?」
クワトロ 「はい」
メラニー 「大尉が彼らと接触をして、我らエゥーゴと手を結ぶ?」
ウォン  「はい」
メラニー 「できるのか?」
クワトロ 「アーガマが使えるのでしたら」
メラニー 「クワトロ大尉、君の本心はどうなのか?」
クワトロ 「かつてのザビ家の生き残り、ミネバを立てる残党に、
                         志があると思えますか?」
メラニー 「うぅむ。ダメで元々だ。やってみる価値はある」
クワトロ 「はい」


 単身でフォン・ブラウンへ赴いたクワトロは、エゥーゴに出資するアナハイム・エレクトロニクス社の会長メラニー・ヒュー・カーバインと会い、地球圏に姿を現したアクシズと結盟する作戦について話し合う。その頃、アレキサンドリアのガディは、新たなアーガマ追撃策を発動し、大規模に組織されたヤザン隊を発進させる。


ガディ  「アーガマが沈めば、Ζガンダムのパイロットも動揺する。
                           そしたらΖは討てる」
ジェリド 「わかった。アーガマもΖガンダムもまとめて沈めてやる」
ガディ  「その意気だ。期待しているぞ、ジェリド中尉。マウアー少尉も」

 アーガマとラーディッシュを捕捉し、一気に襲い掛かるヤザン隊。突然の襲撃を察知した両艦は、モビルスーツ隊を発進させ応戦に向かわせる。

ヤザン  「戦闘空域に入るぞ。総員遅れるな」
クルー  「敵モビルスーツ接近。左弦上、10度の方向です」
シーサー 「機数10機、いや、20機か」
ブライト 「左弦砲撃手、射撃用意。各個に反撃させろ。総員、第一戦闘配備!」
カミーユ 「Ζガンダム、行きます!」
ファ   「ネモ、行きます!」


 カミーユはZでヤザン隊を迎撃しに行くが、今度は別方向にアレキサンドリアが現れる。アーガマが攻撃を受けているのを確認したカミーユは反転し、ファもカミーユの後を追う。

シーサー 「左弦下45度から、敵艦接近」
ブライト 「何だと?今度は下から?索敵班、どこを見ている!?」
ガディ  「全艦対空砲火開始。遠慮するな、撃ちまくれ!」
ブライト 「ラーディッシュとの距離を取れ」

カミーユ 「エマ中尉、後ろで火線が」
エマ   「別部隊が出たの?」
カミーユ 「自分は戻ります」


 多勢のヤザン隊を前に、モビルスーツを出し切ってしまったアーガマとラーディッシュ。両艦は態勢を立て直す為、アレキサンドリアの攻撃を避けて廃棄コロニーに隠れる。しかし、これこそガディの真の狙い。コロニーの残骸に向かったアーガマは、不意にジェリドとマウアーの伏兵ガブスレイに襲われ、著しい損傷を被る。


ジェリド 「終わりだな、アーガマ!」
シーサー 「キャプテン!敵モビルスーツです!」
ブライト 「何ぃ!?対空砲火!来る…」
サエグサ 「おぉわっ!」
ブライト 「モビルスーツを呼び戻せ!前方、弾幕薄い!」
クルー  「マイクロウェーブ受信パネル、損傷!消化剤まだか!?」
トーレス 「居住区、被弾!」
シーサー 「左カタパルトデッキ、一部損傷!」
ブライト 「砲撃手、何やってんの!」

クルー  「アーガマ被弾」
ヘンケン 「前へ出ろ!」

カミーユ 「アーガマが…。来る!よくも!」
ジェリド 「また邪魔をしに来たと言いたいが…」
カミーユ 「ジェリド!」
ジェリド 「ツキはオレにある!」

シーサー 「エマ機です。エマ機が戻って来ました」
ブライト 「他のモビルスーツはどうか?」


 アーガマの救援に駆けつけたエマのMk-IIとファのネモ。カミーユもジェリドと対峙する。ジェリドはZを相手に善戦するが、態勢を崩したところに必殺の一撃を放たれる。しかし、その一撃をマウアーが身をもって受け止め、ジェリドの目の前で散っていく。憤慨したジェリドはアーガマに鬼神の如き特攻を仕掛けるが、奮戦虚しくカミーユとエマに退けられる。


カミーユ 「そこ!」
エマ   「カミーユ、上!」
カミーユ 「ジェリドか!」
ジェリド 「しまった!ぐあぁぁ…。マウアー!」
マウアー 「Z!」
カミーユ 「自分の身体を盾にするのか?」
ジェリド 「お、おい!マウアー!」
マウアー 「守ってみせるって言ったろ…ジェリド?」
ジェリド 「マウアー!!!」

 マウアーが戦死し、ジェリドのガブスレイも満身創痍となり、アーガマ追撃を断念したアレキサンドリアは、ヤザン隊にも撤退命令を出す。激戦を終え、アーガマは辛くも撃沈を免れる。



   次回予告

     シロッコの蜜命を受けて、サラ・ザビアロフは
     フォン・ブラウン市に潜入した。
     運命のいたずらはカミーユとサラを再会させ、
     その間にも、アーガマ近くに仕掛けられた時限爆弾は時を刻む。
     次回、機動戦士Zガンダム、ハーフムーン・ラブ。
     君は刻の涙をみる・・・



Posted at 2007/10/11 07:56:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年10月10日 イイね!

第29話「サイド2の危機」


 謎の動きを示すジュピトリス。その実態を偵察するために、レコア・ロンドが潜入した。シロッコは、そのレコアの動きを知りながらも、なぜか、レコアを許すのだった。エゥーゴを降伏させる為、サイド2コロニー群への攻撃を目論むティターンズ。

サマーン 「サイド2に向かっている戦艦は、
                   アレキサンドリアに間違いないようです」
ブライト 「毎度の事じゃないか?」
サマーン 「いえ、それが、ガス専門の補給艦と接触をしたというのです」
ブライト 「ガス!?」
サマーン 「G3ではないかって…」
ブライト 「G3だと!あれは青酸ガスなんてもんじゃない、猛毒だぞ!」
サマーン 「それをコロニーに使う可能性あり、と」
ブライト 「ジオンの再来だ。ティターンズめ!」

 アーガマのブライトは、アレキサンドリアが猛毒ガス“G3”を積み込んだとの情報得て驚愕する。ジェリドの指揮によって“25バンチ”コロニーの毒ガス攻撃作戦が始まる中、ブライトはカミーユのΖとレコアのメタスを先行発進させ、サイド2に向かわせる。

ブライト 「始まったか?」
シーサー 「無線傍受。ティターンズとコロニーが接触する気配です」
ブライト 「攻撃を受けているコロニーと、ティターンズでか?」
トーレス 「どうします?反逆者がいるようです」
ブライト 「モビルスーツ隊、届くか?」
サエグサ 「まだです。あと5分ダメです」
ブライト 「よし、Ζとメタスを先行で出せ。あとのモビルスーツは待たせろ」
カミーユ 「了解。Ζガンダム、行きます!」
レコア  「メタス、行きます!」

 なかなかエゥーゴの救援が現れないことに狼狽するサイド2市長。彼はティターンズに降伏しようと交渉を持ちかけるが、アレキサンドリアはこれを無視する。そこへようやく現れたΖとメタス。ガスボンベ設置を阻止しに25バンチへ近づいたカミーユだったが、ジェリドのガブスレイに迎撃され、ボンベ破壊にまで至れない。

カミーユ 「やはり毒ガスを使う…」
ジェリド 「Ζガンダム、来たか!マウアーは作業を続けさせろ!時間がない」
カミーユ 「あの作業を、やめさせなくては!」
ジェリド 「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」


 その頃、戦闘空域に辿り着いたアーガマとラーディッシュは、アレキサンドリアに艦隊攻撃をしかけつつ、エマやカツ、アポリー達をガスボンベ破壊に向かわせる。アレキサンドリアから発進してきたハイザック隊を潜り抜け、ようやくボンベの破壊に成功したカツ。その後、エマの指示を受けた彼は、カミーユの加勢に向かう。

カツ   「あのボンベを破壊しなきゃ。そこか!…やった!」
エマ   「カツ、カミーユを探して」
カツ   「了解」

カミーユ 「えぇ…、うっ!うあぁぁぁ!」
マウアー 「ジェリド!」
カミーユ 「こ、こいつら!うっ!」
マウアー 「ジェリドを死なせはしない!」
カミーユ 「こんな距離で撃つと、自分もやられるぞ!」

 一方、ジェリドと激しい戦闘をしていたカミーユは、ジェリドの加勢に入ったマウアーのガブスレイに機体を掴まれ、身動きが取れなくなる。

カツ   「カミーユ!」
カミーユ 「カツか!?」
マウアー 「逃がすか!」
ジェリド 「よせ、マウアー!」
マウアー 「ジェリド…。でも!」
ジェリド 「運を呼び込むためには、我慢の時もある」


 しかし、そこへカツのネモが現れカミーユのピンチを救う。毒ガス攻撃の失敗を悟ったジェリドとマウアーは撤退し、カミーユ達も無事帰艦を果たす。


カミーユ 「よく間に合ってくれたな、カツ」
カツ   「エマ中尉の、命令に従っただけです」
カミーユ 「そうか。カツは感じなかったか?
                   何かゆがんだもののプレッシャーを」
カツ   「ギリギリしてますよ。胃が痛い」
カミーユ 「そうだな。それが戦場の感覚だ。覚えておけば死なないで済む」


 ティターンズの毒ガス攻撃を阻止し、サイド2市長に会いに“1バンチ”コロニーへ降り立つブライト。彼は市長にティターンズと手を結ぼうとした経緯を問い質すが、市長は「部下に反逆者がいて勝手にやった」と嘘を付く。ブライトは「ティターンズと手を組んでも、後でツケが回ってくる」と市長をたしなめる。



   次回予告

     ジェリドは命を張って戦いに挑んだ。
     その背後には、彼を守ろうとする人々の力が込められていた。
     マウアーの援助は、ジェリドに力を与えたものの、
     その明日は見えない。
     次回、機動戦士Zガンダム、ジェリド特攻。

     君は刻の涙をみる・・・



Posted at 2007/10/10 08:07:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年10月09日 イイね!

第28話「ジュピトリス潜入」


ブライト 「クワトロ大尉、大尉だけが地球から戻って来た事について、
                         様々な憶測が流れている」
クワトロ 「知っている」
ブライト 「このままにしておいていいのか?」
クワトロ 「二人にはいずれ話そうと思っていた。噂は本当だ。
      ブレックス准将は亡くなられた。しかし悲しむ暇はない。
      サイド2に回るまでに、実施なければならん作戦があるのだろう?」
ブライト 「戦場とはそういうものか」

 アーガマに帰艦し、ヘンケンとブライトにブレックスの死を伝えるクワトロ。しかし、3人は悲しむ間もなく、サイド2コロニー群に集結するティターンズの対応に追われる。そんな中、エゥーゴはシロッコが指揮する資源採取戦艦“ジュピトリス”の偵察をしようと計画するが、偵察員がレコアだと知ったカミーユは不安を募らせる。

カミーユ 「何ウロウロしてんだ、こんな所で?」
ファ   「少尉は苦しみから逃れるために、今度の作戦に…」
カミーユ 「だから、無茶を心配してんだ」

 危険を省みないレコアが心配なカミーユ。彼はレコアの後方支援を買って出るが、ファがカミーユのお節介に反感を抱く。ファはブライトに本来支援不要の作戦にカミーユが出ることを抗議するが、結局彼女も支援に出され、カミーユを追って発進していく。その頃、シロッコもまた、ドゴス・ギアからジュピトリスへ移動していた。

シロッコ 「今度の作戦の意味がわかるか?私はサイド2を制圧し、
            地球圏でサラと一緒に歩ける場所を手に入れたいのだ」
サラ   「地球の再生を願っているのですね」
シロッコ 「私はジュピトリスに戻る。サラはドゴス・ギアで待機させる」

 カツが拾ったゲルググを使って漂流者を装い、ジュピトリスに潜入したレコア。艦内を探っていた彼女は、シロッコに見つかってしまう。

シロッコ 「そこのノーマルスーツ、何をしている?」
レコア  「は、はい。あの、あたし…。道に迷ってしまって…」
シロッコ 「名前を聞かせてもらおう。それと所属だ」
レコア  「レコア・ロンドです。サイド2、85バンチの…。あっ」
ハイファン「私だ。何ぃ?キャプテン、左舷15度の方向に火線が」
シロッコ 「敵襲か?」
ハイファン「モビルスーツ同士の交戦と見ています」
シロッコ 「レコア・ロンド、良い旅であることを祈る。
                 もっとも、帰ることができたらの話だがな」

レコア  「あの男、あたしの正体を知っているの…?」

 しかし、その時、待機していたカミーユのZと、ドゴス・ギアから発進したサラのメッサーラによる戦闘が起こり、レコアは混乱に乗じてジュピトリスを脱出する。

クルー  「やはり、メッサーラです。相手機は不明」
シロッコ 「いや、わかる。Ζガンダムだ。感じるな、あのプレッシャー」
ハイファン「キャプテン」
シロッコ 「サラの力では、2対1は荷が重い。パラスアテナを出撃させるか…」
クルー  「キャプテン、3番デッキのハッチ開きます」
ハイファン「何ぃ?発進命令など出してないぞ」
クルー  「はぁ。管制官、どうした?管制官!?」
シロッコ 「レコア・ロンドだろう」
ハイファン「は?」
シロッコ 「帰りたがっているのだよ、あの娘は」
ハイファン「警備兵は何をしている!」
シロッコ 「行かせてやれ。あんな蝿ごときに、振り回されることはない」
ハイファン「ですが…」
シロッコ 「あの女、好きになれそうだ」

 シロッコを心底仰ぐサラは、彼の為にZを倒そうと猛烈な攻撃をしかけるが、そこへファのメタスが現れる。2機を相手に一歩も引かぬサラ。しかし、レコアのゲルググまで現れ、サラはファのメタスに損傷を与えたのみで、とうとうカミーユのZにメッサーラの脚を落とされてしまう。

サラ   「精一杯やりましたが、あのモビルスーツ、
            パプティマス様とは違う、強い思念を感じまして…」
シロッコ 「わかった、もういい。お前は十分過ぎるほど、良くやった」
サラ   「パプティマス様」
シロッコ 「もうお休み、サラ。お前には、次の働きをしてもらわねばならん」
サラ   「は、はい」

 戦場離脱を余儀なくされるサラ。シロッコは撤退してきた彼女をねぎらう。一方、アーガマに戻ったレコアは、ブライトにジュピトリス艦内のことを報告するが、不意にシロッコのことが頭をよぎる。結局ブライトにシロッコのことを報告しなかったレコアは、シロッコに興味を持っている自分に気付き困惑する。なぜ、パプティマス・シロッコの事をブライトに話さなかったのか、今のレコアにはわからなかった。その事が、レコアの心の中のしこりとして残るのだった。



   次回予告

     アレキサンドリアは、サイド2のコロニーにガス攻撃を仕掛けた。
     コロニーの何百万もの命の危機。
     エマは、ガス・ボンベに向かって突進する。
     その背後に、大人たちの暗い葛藤があった。
     次回、機動戦士Ζガンダム、サイド2の危機。
     君は刻の涙をみる・・・

Posted at 2007/10/09 07:46:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年10月06日 イイね!

今日もΡΤΑ涙

こんなに良い天気なのに、ΡΤΑの集まりで、これから出掛けます。
こんな秋空の下、バイクでツーリングなんて最高だろうナ…

今日、仕事や休めない用事がある皆さん、ご苦労様です。あと半日頑張りましょう。
今日お休みの皆さん、私の分もドライブやツーリングを楽しんで、ブログ書いて下さいね。楽しみにしてます。
Posted at 2007/10/06 12:46:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | モブログ
2007年10月05日 イイね!

第27話「シャアの帰還」


 ジャマイカンは、自分にとって邪魔な作戦参謀であると見たヤザンは、対アーガマ戦の中で、ジャマイカン抹殺を思い付いた。その作戦によって、ヤザンは己の目的を果たしたものの、それをシロッコが見逃すはずはないともわかっていた。戦死したジャマイカンに代わって、ガディ・キンゼー艦長が指揮を取るアレキサンドリアでは、艦橋の修理を急ぎつつ、アーガマ追撃の準備が始まる。

サエグサ 「ア・バオア・クーから出た
       アレキサンドリアの艦隊は、我々と同じか、
         それより早い時点に地球の静止軌道上に達すると思われます」
ヘンケン 「迂回ルートを通って、
          こちらの目的をカムフラージュする訳にはいかないのか?」
サエグサ 「いや、そうすると、クワトロ大尉の乗ったシャトルが
              必要以上に静止軌道上で待機することになります」
ブライト 「レーザー通信を受信するために、
                  敵側の空域に移動したのが、痛かったな」


ブト   「戦艦2隻、確認しました。
                 アーガマとラーディッシュだと思われます」
ガディ  「確認急げ」
ブト   「何ぃ?ヤザン隊が出撃しました」
ガディ  「何だと?」
ヤザン  「段取りを考えていたら、味方に出し抜かれるって事でね」

 一方、アーガマでは地球から戻るクワトロを無事に回収する方法が模索されていたが、アレキサンドリアから出撃したヤザン隊に見つかってしまう。その頃、地球のクワトロは、カラバの援助で宇宙へ飛び立つ準備を完了していた。

シンタ/クム「うはははは」
クワトロ  「言う事を聞かないと、宇宙には連れてってやらないぞ」
ハヤト   「クワトロ大尉、人助けもここまでにしておいてくださいよ」
クワトロ  「もちろんだ。
            ブレックス准将の身代わりだと思えてな、あの子達が」
ハヤト   「あぁ、准将の死をエゥーゴに発表する時期は、お気をつけて」
クワトロ  「わかっている」

ハヤト   「宇宙の方には連絡が行っています。
                   ブライト大佐なら間違いありませんよ」
クワトロ  「ありがとう、ハヤト君。
                 またアウドムラの世話になってしまったな」
ハヤト   「いえ。月面へのコロニー落とし以後、
          コロニーや月面都市が恐怖に煽られて、
            ティターンズと結ぼうとしているという話も聞きます」
クワトロ  「うん、その事なら承知している」
クワトロ  「しかし、コロニー落としを行った事で、
                   ティターンズを憎む人々も増えている」
ハヤト   「ですから…ブレックス・フォーラ准将が亡くなられた今、
             クワトロ大尉がエゥーゴをまとめてくださらないと」

クワトロ  「カラバにエゥーゴ、そしてアクシズ…少し重過ぎる土産だ」


 戦争孤児のシンタとクムを連れ、シャトルで大気圏を出たクワトロ達は、アーガマと合流すべく短艇に乗り移る。


パイロット「まだ見えないか、アーガマは?」
クワトロ 「こうしているのが危険なのはわかっている。
                     ボートを1隻貸していただきたい」
パイロット「ボートで離脱を?無茶だ、第一相手が見つけてくれない」
クワトロ 「大丈夫だ、アーガマならば」

 一方、宇宙では、アーガマを守るラーディッシュがヤザン隊を迎え撃ち、アーガマもクワトロの回収に向けてカミーユ達を発進させる。

ブライト 「まだ合流ポイントじゃない。モビルスーツ隊も待機させろ」


ブト   「ヤザン隊、敵モビルスーツ隊を追い込んでいます。
                          ジェリド隊は!?」
ガディ  「ジェリド中尉に任せてある。アーガマの動きは?」
ブト   「まだです。モビルスーツ隊も出てません」
ガディ  「彼奴ら…」

サエグサ 「これ以上待つと、
             シャトルとコンタクトを取るのが不可能になります」
ブライト 「よし、全速前進!モビルスーツも出動させろ!」
アポリー 「リック・ディアス隊、出ます!」
ファ   「メタス、出ます!」
カミーユ 「Zガンダム、行きます!」

ブト   「アーガマが動きました!」
ガディ  「お客さんが上がって来たのか。対空戦用意!」
ブト   「ジェリド隊出ます!」
ガディ  「よし」

 ヤザン隊とラーディッシュ隊の戦闘が激化する中、強化ビームランチャーを携えてアレキサンドリアを発進するジェリド、マウアー、サラ。ジェリド隊は、マウアーのハイザックがランチャーにエネルギーを供給し、ジェリドのガブスレイがZの動きを止め、サラがランチャーでZを打ち抜く一発勝負の作戦に出る。

ジェリド 「ランチャーを撃てるのは一度きりだぞ。
             これでそっちのハイザックは機動力が全くなくなる」
サラ   「わがままを言ってすみません。でも、一番扱い易い機体なんです」
ジェリド 「相性だから仕方がないが…。
            こちらが引き付けたところで2発、発光信号を上げる」
サラ   「わかりました」
ジェリド 「またな、マウアー」
マウアー 「ジェリドこそ」

 なかなかZを止められないジェリド。しかし、そこへヤザンが参戦し、彼のギャプランと組み合ったZは遂に動きを止める。ジェリドはサラに砲撃の合図をするが、エマとカツが、Gディフェンサーと合体し機動力を増したMk-IIで駆けつけ、カミーユに危険を知らせる。カミーユとカツは意識の中でサラに砲撃をやめるよう訴える。

ジェリド 「うっく!止まれぇ!どうすればZの動きを止められるんだ…」
サラ   「止まれ、Z!」
カミーユ 「誰かが見てる…。誰だ?はっ!」
ヤザン  「もらったぁ!」
カミーユ 「このぉ!」
ヤザン  「どけぃ、ジェリド!Zガンダムはオレが倒す!」
ジェリド 「ヤザン!止まった!」
マウアー 「サラ、今よ!」
サラ   「は、はい!」

カミーユ 「また…。ん?撃つな!」
サラ   「はぁっ!何?」
マウアー 「撃つのよ、サラ!」
カツ   「サラか!?」

 カミーユとカツの意識を感じ、一瞬躊躇するサラ。彼女が放ったビームはZを逸れ、ギャプランに損傷を負わせる。態勢を立て直したいアレキサンドリアの命令で、引き上げを開始するジェリド隊とヤザン隊。アーガマはクワトロの回収に成功し、妻子からのメッセージを受け取ったブライトは、暫しの間安らぎを得る。

クワトロ 「キャプテンもかなり苦労をなさったようだ。白髪が出ている」
ブライト 「い、いや…。カミーユ達の父親役は私では務まらないようです」
クワトロ 「カミーユにはもう父親役はいらないでしょう。
                       本当のお子さんからです」
ブライト 「え…?あ、ありがとう。何よりもうれしい」

チェーミン「パパ、あたし元気よ。
       書き取りの宿題も、全部できるようになったんだから。
        これが100点だよ、すごいでしょ!
         お母さん、太っちゃったって悩んでんの、知ってる?」
ハサウェイ「今度は僕だよ、パパ、聞こえる?毎日走ってんだよ、僕。
       チェーミンとママは僕が守るから、
         パパは安心して悪いヤツやっつけてよ。
             ママ、寝る前にお話してくれるよ。
       パパが大きなお船に乗って、ガンダムを動かしてるってさ!」



   次回予告

     アーガマは謎の動きをするジュピトリスに偵察を放った。
     その役目は、レコア・ロンド。
     その彼女にカミーユは、危険な香りを感じた。
     そしてレコアはジュピトリスでシロッコと逢う。
     次回、機動戦士Zガンダム、ジュピトリス潜入。
     君は刻の涙をみる・・・


Posted at 2007/10/05 07:50:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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