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C28JA60TAKAのブログ一覧

2007年10月04日 イイね!

第26話「ジオンの亡霊」


 ジャマイカンは大コロニー落としを敢行した。しかし、それはシロッコの反感を買い、エゥーゴにその作戦は密告された。ジャマイカンは、援軍を受けることもなく後退をし、コロニーはグラナダに落ちることなく終わった。

 コロニー落としが失敗に終わり、グリーン・オアシスを目指すアレキサンドリア。艦内ではエゥーゴの追撃を意識したヤザン隊が勝手に戦闘準備を始め、手に負えないジャマイカンはこれを放任する。ジャマイカンと折り合わないヤザンは、ある計画を胸に抱いてギャプランで出撃し、発見したラーディッシュに攻撃をしかける。

エマ   「ガンダムMk-II、行きます!
                敵をラーディッシュから引き離す。そこっ!」
ヤザン  「よし、健気なものだ」
エマ   「逃げた?」

メカマン 「何やってんだ?Gディフェンサーの出撃命令なんて出てないぞ」
カツ   「誰かがMk-IIまで届けなくちゃいけないんでしょ?僕がやります!」
クルー  「何だって?カツがGディフェンサーで勝手に出ちゃうって?」
ヘンケン 「やらせろ。カツにはいい勉強だ」
カツ   「Gディフェンサー、出ます」

 押し寄せてくるヤザン隊に応戦する為、Mk-IIで出撃したエマは、戦闘能力が高いヤザンの前に窮地に立たされる。しかし、そこを非正規出撃してきたカツのGディフェンサーに救われる。エマとカツはMk-IIとGディフェンサーを合体させて“スーパーガンダム”になろうと試みるが、ヤザン隊の激しい攻撃で再三ピンチに陥る。一方、アーガマに居たカミーユは、エマの窮地を感じ取りZで出撃していく。

カミーユ 「夢か。違う、夢なんかじゃない。エマさんが危ないんだ。
               出動します。Ζガンダムの発進許可願います」
ブライト 「カミーユ、エマ中尉がどうしたと言うんだ?」
カミーユ 「感じるんです。エマさんが救いを求めているんですよ」
ブライト 「ラーディッシュが攻撃を受けていると?」
カミーユ 「そうですよ。行かせてください!」

ブライト 「カミーユ…我々にわからない何かを感じているのか…」

カミーユ 「ブライトキャプテン!」
ブライト 「わかった、発信を許可する!」
カミーユ 「ありがとうございます!Zガンダム、行きます!」

ブライト 「 似ているな、アムロ・レイに…

 Mk-IIとGディフェンサーはZの加勢でようやく合体を果し、コックピット・ブロックで離脱したカツは、ヤザン配下のアドル・ゼノ曹長のハイザックと戦闘になる。カツはアドル機に損傷を与えるが、自身もヤザンから攻撃を受け、アドル共々戦闘空域を漂っていた廃艦へと不時着していく。

アドル  「おっ!」
カツ   「えぇい!」
エマ   「カツ!」
アドル  「そっちのヤツ、銃を捨てて!」
カツ   「ちぃ!撃ってください!」
アドル  「子供のクセに!」
エマ   「待ちなさい!」

 カツと彼を救いに来たエマは艦内でアドルと白兵戦になるが、アレキサンドリアの砲撃が廃艦を貫き、これに当たったアドルが戦死する。その頃、廃艦のドックでヤザンと戦闘をしていたカミーユは、ギャプランの猛攻で窮地に立たされる。しかし、カツが放置されていた“ゲルググ”を見つけて加勢に入り、不意の攻撃で機体を損傷したヤザンは、アレキサンドリアへ撤退していく。

カミーユ 「ん!」
ヤザン  「何だ!?カミーユってヤツか?」
カミーユ 「何で僕の名前を?」
ヤザン  「女子供に頼るとは、エゥーゴも底が浅いな」
カミーユ 「そうさせたのはティターンズだろ」

 カミーユのZとカツを乗せたエマのスーパーガンダムは、手負いのギャプランを追うが、ヤザンはアレキサンドリアの艦橋前で停止する。ギャプランに向けライフルを撃つエマ。しかし、これを待っていたヤザンは銃撃を避け、空を切ったビームはジャマイカンの居る艦橋に直撃する。Z、スーパーガンダム、ギャプランはそれぞれ撤退していく。

ヘンケン 「さすがだ、礼を言うぞ、カミーユ」
カミーユ 「いえ。カツのおかげです。よく助けてくれました」
ヘンケン 「今回は、Gディフェンサーのテストも兼ねて出撃させた。
              今度独断で動いたら、独房入りだ。わかったな?」
カツ   「はい!」
ヘンケン 「カミーユ、アーガマから連絡が入った。
                    クワトロ大尉が地球から戻って来る」
カミーユ 「本当ですか?」
ヘンケン 「アーガマが迎えに行くそうだ」



   次回予告

     シャアのシャトルを回収するために、
     衛星軌道上から動けないアーガマ。
     それに、ジェリド、マウアー、サラが、
     強力なメガ・ランチャーを装備して接近する。
     その防戦の中、カミーユは冷静な敵の眼を感じた。
     次回、機動戦士Zガンダム、シャアの帰還。
     君は刻の涙をみる・・・


Posted at 2007/10/04 08:07:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年10月03日 イイね!

第25話「コロニーが落ちる日」


トーレス 「モビルスーツ、出動待て」
カミーユ 「え?」
トーレス 「追尾中のモビルスーツが白旗を持ってる」
カミーユ 「白旗?」

サラ   「着艦許可願いたい。私は、エゥーゴに有益な情報を持って来た。
                            着艦許可願いたい」

ウォン  「ティターンズがサイド4にかかるというのは、
                  コロニー落としのためだと言うのだな?」
ブライト 「サラ・ザビアロフはそう言っております」

 エゥーゴにフォン・ブラウンを奪還されてしまったジャマイカンは、グラナダへの“コロニー落とし”を目論むが、突然アーガマにサラが投降してきて、ジャマイカンの作戦をリークし始める。ブライト達はサラの投降に作為的なものを感じるが、無人のサイド4“27バンチ”コロニーが動き出したことを確認し、コロニー落としの阻止に向かう。


カミーユ 「誰に頼まれて、わざわざ敵のど真ん中まで来たんだい?」
サラ   「必死で逃げて来たのに。
            あたし、あなたは信じられるパイロットだと思って…」
カミーユ 「そう言えば、人は騙せると、ヤツに教わってきたのか?」
サラ   「いえ、シロッコは…。あっ!」
カミーユ 「パプテマス・シロッコ、木星から帰って来たジュピトリスの隊長か」


 カツは同世代のサラに興味を持ち始めるが、サラの投降がシロッコの作戦の一環だと考えたカミーユは、カツに「サラに近づかないほうがいい」と警告する。

カミーユ 「あの子は危険だ」
カツ   「でも、強化人間て、情緒不安定なんでしょ?そうは見えないな」

 一方、ラーディッシュでもコロニー落下地点の分析が始まるが、ヘンケンは思いを寄せるエマがアーガマから移ってきたことで落ち着かない。

エマ   「遅くなりました」
ヘンケン 「おぅ」
エマ   「まだ、ラーディッシュのデッキに慣れませんで」
ヘンケン 「アーガマに降りた女の言う通りだった」
クルー  「コースはいろいろ考えられますけど、
                    グラナダへ落とすのもできそうです」
エマ   「敵の戦力は?」
ヘンケン 「少ないと見た。しかし君には危険な任務になる。
      ティターンズはコースを変えるときに核パルスを使うだろう。
                          放射能汚染が気になる」
エマ   「ガンダムのコクピットにいれば大丈夫ですよ」
ヘンケン 「しかしな、君が赤ちゃんを産めんようにでもなったら…」
エマ   「あ、あたし、結婚…考えてませんから」
ヘンケン 「エマ中尉…」


 その後、月へ向かうコロニーを捕捉したラーディッシュとアーガマは、コロニーへ向け主砲を打ち、進路を変えようと試みる。両艦から発進したモビルスーツ隊は、アレキサンドリアから出撃してきたヤザン隊と戦闘になる。その頃、アーガマでは、カツの気持ちを利用したサラが、自分が乗ってきたハイザックで逃亡を果たす。


ヘンケン 「キャッチしただと!?」
クルー  「はっ!正面に月に向かうコロニー、あります」
ヘンケン 「グラナダへ落とすのか、
       フォン・ブラウンに落とすのかの2つに1つでしかない。
                 アーガマはキャッチしているんだろうな?」

ブライト 「なぜ計算できん!グラナダか
         フォン・ブラウンかによって警報の出し方が違ってくる。
                 急げ!モビルスーツ隊、発進用意させろ!」


ジャマイカン「前方に敵戦艦をキャッチした。モビルスーツ隊は、
         コロニーの支援隊以外は、対モビルスーツ戦の用意、
           この作戦に成功すれば、一週間の有給休暇が出る。
                          各員の奮起を期待する」
ヤザン   「フォン・ブラウンから撤退をして、補給を済ませればこれだ。
                   オレ達はジャマイカンのオモチャか?」


サラ   「ずいぶん外が騒がしいみたいね」
カツ   「あぁ、モビルスーツの出撃が始まったんだ」
サラ   「あなたはこんな所にいていいの?」
カツ   「どういう事?」
サラ   「あなたパイロットなのでしょ?出撃しなくちゃいけないんでしょ?」
カツ   「僕はそのつもりでも、僕はそのつもりでもモビルスーツがないんだ」
サラ   「私のハイザックが、あるじゃない。
            あたしなら、ハイザックの操縦を教えてあげられるわ」
カツ   「サラが?」
サラ   「あたしを連行していくフリをして、
                  モビルスーツデッキに出られるでしょ?」
カツ   「そ、そうか」
サラ   「あなた、ニュータイプでしょ?あたし、あなたの活躍、見たいな」

カミーユ 「始まった」
ジャマイカン「敵の火線の元へ砲撃。出撃したヤザンはどうしたんだ?」
ヤザン  「コロニーの上から来ようってんだろ。ふっ、わかってるよ」
カミーユ 「あそこか」

カツ   「えっ?何か言った?」
サラ   「アレキサンドリアで使ってる
                  変形モビルスーツって、死角があるのよ」
カツ   「え?全面モニターのはずなのに見えないところがあるの?」
サラ   「そう。急いで造られたモビルスーツらしいからね。下に」
カツ   「ふーん」
サラ   「あなた、優しいのね。会えてうれしかったわ」
カツ   「え、あっ、あぁ!あぁ!あぁぁ!」
サラ   「皮肉じゃないのよ、カツ、好きよ」
カツ   「え…あの女!あの女、あの女…。
                  あいつめ、スパイだったんだ、やっぱり」


 信じていたサラに裏切られ、ショックを受けるカツ。しかし、カツの優しさに惹かれたサラは、逃亡前にギャプランの弱点をリークしていた。その時、卓越した操縦技能を持つヤザンのギャプランに押されていたカミーユだったが、このギャプランの弱点情報が入り、辛くもヤザンを退ける。


ムソール 「コロニーの進路が変わりました」
ジャマイカン「ヤザンは何をやっている!?」
クルー  「モビルスーツ隊、帰艦!」
ジャマイカン「もう方向は変えられん。この作戦…」


ブライト 「我々の攻撃の圧力と、エマ中尉の動かしてくれたエンジンで、
                            方向は変わった…」


カミーユ 「カツが敵の死角を教えてくれて助かったけど」


カツ   「人間って、そんなに信じられないのか…?」


 激戦の中、エマがコロニーの核パルスエンジンを爆破させることに成功し、遂にコロニーの進路が変わる。この結果、コロニーはグラナダを180km逸れて未開の月面へ落ち、作戦に失敗したアレキサンドリアは撤退していく。結果的にサラの逃走を幇助し、懲罰を受けたカツは、人間に不信の念を抱く。



   次回予告

     ヤザンは、徹底抗戦の火蓋を切った。
     その戦闘空域に紛れ込むのは、かつてのジオン公国の戦艦である。
     カツはそこで、ヤザンのモビルスーツを撃破する武器を発見した。
     人々はジオンの亡霊に追われているのか?
     次回、機動戦士Zガンダム、ジオンの亡霊。
     君は刻の涙をみる・・・


Posted at 2007/10/03 07:56:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年10月02日 イイね!

第24話「反撃」


 シロッコの先導する艦隊は、フォン・ブラウン市へ襲い掛かった。それを防戦しようとする、アーガマとラーディッシュは、シロッコの突出を阻止することができず、フォン・ブラウン市は、ティターンズの手に落ちてしまった。ヘンケンとブライトが月面都市フォン・ブラウンの奪還計画を練る中、カミーユは先駆けて市内へ偵察にやって来る。

連邦警備兵「関係者以外立入禁止のプレートが見えなかったのか!」
カミーユ 「えぇ?そんなのありました?」
ジェリド 「カミーユ!?」
カミーユ 「身分証明書ならあります」
連邦警備兵「嘘吐け!」
ジェリド 「待ちな!勘弁してやってくれ、こいつはオレの従兄弟なんだ」
連邦警備兵「中尉の身内の方ならばよろしいのです」

ジェリド 「カミーユ!待て、カミーユ!」
マウアー 「カミーユ?」
カミーユ 「警備兵にでも突き出したらいいでしょう?」
ジェリド 「その前に、オレの手で殺してやるさ」
マウアー 「やめなさい、ジェリド。まだ子供じゃない」
ジェリド 「子供なものか!こいつがライラやカクリコンを殺したんだ!」
マウアー 「えっ?じゃあ、例のニュータイプってこの子なの?」

 戦艦を偵察していたカミーユは、運悪くジェリドとマウアーに出くわし捕まってしまうが、そこへカミーユの車に忍び込んでいたカツが現れる。カツに不意を突かれたジェリドは、二人を捕り逃してしまう。

カツ   「動くと撃つよ。そこの女の人もね」
カミーユ 「カツ!」


 その頃、地球で連邦議会に出席していたブレックスとクワトロは、連邦軍の指揮権をティターンズに渡そうとする議員達に厭悪感を抱いていた。何とか議員達に事態を分からせようとするブレックスだったが、その夜、ティターンズに襲われた彼は、自ら結成に係わったエゥーゴをクワトロに託し絶命してしまう。

クワトロ 「准将!」
ブレックス「クワトロ大尉か…ティターンズにしてやられた…」
クワトロ 「しっかりしてください」
ブレックス「 君がエゥーゴの、指揮を執れ、
               シャア・アズナブル…



 一方、月面を航行していたアーガマとラーディッシュは、アレキサンドリアに所属するヤザン・ゲーブル中尉の偵察隊に見つかり攻撃を受ける。

ヤザン  「とんだ大物が引っかかったもんだ。奇襲を掛けて一気に攻めるぞ」
部下   「アレキサンドリアに知らせなくてよろしいのですか、ヤザン中尉?」
ヤザン  「行くんだよ!」

ブライト 「モビルスーツを発進させろ。出せるものからだ。後続も来る!」
アポリー 「アポリー、発進OK」
エマ   「エマ、出ます!こんな所にまで偵察部隊が出ているなんて」
ファ   「ファ、行きます!」
アポリー 「変形モビルスーツめ!」
ファ   「あぁっ!これが、カミーユの言っていたモビルスーツ!」

 ファ、レコア、エマ、アポリーを出撃させた両艦だったが、ヤザンのギャプランに翻弄され、ファのメタスがフォン・ブラウンに逃げ込んだことで、戦域は都市内に及んでしまう。

カツ   「どうしたの?」
カミーユ 「アーガマ、来ているんだろ?」
カツ   「作戦予定の時間までは、もう少しあるよ」
カミーユ 「そうかい?何も感じないのか?戦闘が始まった時みたいな感覚を!」


 そのフォン・ブラウンでZの接近を感じ取ったカミーユ。旨くZに乗るレコアと接触し、操縦を交代した彼は、アーガマに迫るヤザンの応戦に向かう。


ヤザン  「また新型か。逃がすか!」
カミーユ 「レコアさん!」
レコア  「カミーユ!発信機がキャッチできなくて心配したわ」
ヤザン  「くっ!二対一では!」
エマ   「レコア少尉、カミーユを!」
レコア  「カツはあたしが。カミーユはZで!」
カミーユ 「お願いします!レコアさん…。カミーユ、行きます!」


 その頃、混乱に乗じてエゥーゴに都市の発電施設を奪われたティターンズは、指揮を取っていたジャマイカンの命令で、フォン・ブラウンを撤退する。


ジャマイカン「発電施設をエゥーゴに抑えられただと?」
クルー   「モビルスーツ隊も、苦戦しているようです」
ジャマイカン「止むを得ん、全艦発進だ。撤退するぞ。乗組員を招集しろ」

ジェリド  「少佐、お願いがあって参りました」
ジャマイカン「何をしていた?」
ジェリド  「モビルスーツを貸してください。お願いします!」
ジャマイカン「残念だったな、我々は撤退する。もう出撃する必要はないのだ」
ジェリド  「そんな…」
マウアー  「ジェリド」
ジェリド  「わかっている。いずれアイツもオレの前に跪かせてみせるさ」

ヤザン   「撤退だと?中途半端な!どういうつもりかジャマイカンは?
                          また会おうぜ、坊や」
カミーユ  「何を!?逃がすか!」
エマ    「カミーユ!戦いは終わったわ。深追いすることはありません」
カミーユ  「でも!」
エマ    「引き際も大事よ、戦闘は」
カミーユ  「えっ…わかっています」


 ジャマイカンの命令で渋々撤退していくヤザン。ジェリドとマウアーはアレキサンドリアで撤退し、そのまま同艦に所属する。エゥーゴはフォン・ブラウンを奪還するが、アーガマでは市民を巻き込んだファが、自責の念から泣き出す。


ブライト 「傷の具合はどうだ?」
カツ   「修正を受けると思ってました」
ブライト 「命は粗末にするなよ」
カツ   「はい」
カミーユ 「しかし、ブレックス准将やクワトロ大尉は無事なんだろうか?」

 一方、地球の連邦会議では、連邦軍をティターンズの管轄にする法案が可決されてしまう。

議長   「以上、満場一致をもちまして、この法案を採択いたします」
議員   「おぉぉ!」
クワトロ 「ティターンズの元締めか。これで、地球連邦軍は
      ティターンズの管轄下に入り、正義は我らのものという事か。
      しかしそうかな?今日の都合で魂を売った人々の決定などは、
                         明日にも崩れるものさ」


   次回予告

     シロッコの部下サラは、
     ジャマイカンのコロニー落とし作戦をアーガマに密告した。
     無頼とはその言葉を信じて、コロニーの落下するコースへ向かう。
     グラナダを火の海にすることは、エゥーゴの敗北を意味するからだ。
     次回、機動戦士Zガンダム、コロニーが落ちる日。
     君は刻の涙をみる・・・


Posted at 2007/10/02 07:51:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2007年10月01日 イイね!

第23話「ムーン・アタック」


カツ   「僕もアーガマへ行けるんですか?クワトロ大尉」
クワトロ 「うれしいか?」
カツ   「もちろん!アーガマはホワイトベースによく似てるんでしょ?
                   ホワイトベースには活気がありました」


 ティターンズによるアポロ作戦の動きを察知し、月面都市フォン・ブラウンへ向かったアーガマは、ヘンケンが艦長を務める新鋭戦艦“ラーディッシュ”との合流を目指す。その頃、ドゴス・ギアではシロッコがブリーフィングを始め、ジャマイカンのアレキサンドリアも配置に付き、間もなくフォン・ブラウン攻撃が開始されようとしていた。

シロッコ 「アポロ作戦とは何だ、サラ・ザビアロフ?」
サラ   「はい。フォン・ブラウン市は、地球と月の裏側を制圧できる
       拠点として、軍事基地化するポイントと考えられております。
                       そのためにそこを制圧し…」
シロッコ 「よくできた、曹長。君はいい素質を持っているようだ」

 アーガマを見つけたラーディッシュは、乗艦していたカツ達を乗せたランチをアーガマへ向け発進させるが、そこでティターンズ艦隊を捕捉し、予定していた物資搬出を後回しにして、クワトロの百式を含むモビルスーツ隊を出撃させる。


ヘンケン 「聞こえるか、クワトロ大尉?敵艦隊をキャッチした。
                        荷物の搬入は後になるぞ」
クワトロ 「了解。キャプテン、真っ直ぐ敵艦と接触をしたい」
ヘンケン 「了解。後続はすぐに出す。帰って来いよ」
クワトロ 「そのつもりだ。准将と仕事をしたいからな」
ヘンケン 「そういうことだ」
クワトロ 「百式、出るぞ」

カツ   「モビルスーツ隊が出た!」

 その直後、ティターンズ艦隊によるフォン・ブラウン外辺への一斉射撃が始まる。

ガディ  「全艦戦闘配置完了。さてシロッコの手並み、見せてもらおうか」

シロッコ 「フォン・ブラウン市の中心部は残せ。
              我々の拠点とする都市だ。周辺部に威嚇射撃!」


 アーガマ到着後、艦員の制止を振り切りドックへ向かうカツ。ドックではカミーユやエマ達が次々と出撃する中、ファもメタスで非正規出撃していく。大規模戦闘の中で怯むファ。気持ちを奮い立たせた彼女は、カミーユのアシストを受けハイザックを撃破する。そんな中、ドゴス・ギアは単独でフォン・ブラウンへ降下を開始する。

シロッコ 「モビルスーツ隊はまだ出るな!
                目的は、フォン・ブラウン市の制圧である!」
ジェリド 「まだ出るなとはどういうことだ?」

クワトロ 「フォン・ブラウン市に進攻するモビルスーツ以外は相手にするな」
アポリー 「上か?リック・ディアス隊、迎撃する。ついて来い」
シロッコ 「艦隊は横並び!対モビルスーツ戦、動き遅いぞ!」
カミーユ 「味方のモビルスーツを出しておいて、よくも対空砲火を撃てる」
ファ   「はぁ、はぁ、はぁ。嫌っ!うっいけない、こんなことでは」
カミーユ 「大丈夫か?」
ファ   「あたし一人で大丈夫だったのに!」
カミーユ 「ここは戦場だ!」
ファ   「戦場?」
アポリー 「アレキサンドリアを沈めりゃ」
クワトロ 「アポリー、後ろだ!」
アポリー 「うっうぅ」

シロッコ 「フォン・ブラウン市の制空圏へ入った。
              ドゴス・ギアのモビルスーツ隊、発進させぃ!」
ジェリド 「シロッコめ、エゥーゴはジャマイカンに任せて、
              自分だけいい子ちゃんになろうってのかい?
      サラ曹長、ホリー曹長、一気にフォン・ブラウン市へ降下するぞ」
カミーユ 「何?モビルスーツ隊が…」
クワトロ 「艦隊行動を取らずにフォン・ブラウン市へ入ろうというのか?」
ジェリド 「時代は変わったんだ。オールドタイプは失せろ!」
クルー  「ジェリド中尉の隊が、捕まりました!」
シロッコ 「相手は2機か?」
クルー  「はい。マウアー隊を出しますか?」
シロッコ 「本艦はこのまま直進をする。
             そうすれば、ジェリド隊に対しての援護にもなる」
マウアー 「直進するって、真っ直ぐフォン・ブラウン市に降りるのか?」
シロッコ 「フォン・ブラウン市に入ればエゥーゴは手を出せん」
クルー  「ラジャー」
シロッコ 「ジェリドが2機を引き付けてくれているのは非常にありがたい。
                      よくやってくれる。ふっふ…」
マウアー 「ジェリドを当て馬に使ったのか、シロッコ!」

シーサー 「変です、キャプテン」
ブライト 「何だ?」
クルー  「ティターンズの戦艦が、1隻だけ降下しています」

ジャマイカン「ドゴス・ギア1隻でフォン・ブラウン市に降下させるな!」
クルー  「もう無理です!」
ジャマイカン「すぐに追うんだ!何を考えてる、シロッコ?」
ガディ  「漁夫の利を得ようというのか?」

ブライト 「後方の艦隊が浮き足立って見せたのも作戦だったのか?」

 温存していたモビルスーツ隊を発進させるドゴス・ギア。出撃したジェリド隊は、フォン・ブラウンに攻撃を始めるが、そこへクワトロの百式とカミーユのZが割って入る。マウアーのガブスレイも戦闘に加わり、都市上空は乱戦になるが、シロッコはそれを囮に使い、とうとうドゴス・ギアをフォン・ブラウンに着艦させる。

カミーユ 「もらった!ふっ、この不快感は!?」
ジェリド 「こ、これは!?この不愉快さは何だ?」
クワトロ 「この感覚、あの男か?」
ジェリド 「待て、とどめはオレが刺す!」
クワトロ 「そうはさせん!うぉ!」
ジェリド 「落ちろーっ!マウアー?うぐぅっ!」
マウアー 「ジェリド!」
ジェリド 「なぜ邪魔をしたマウアー?お前が邪魔をしなければ、
                      オレはカミーユを倒していた!」
マウアー 「あなたも撃たれていた!あなたは囮に使われたのよ。
              シロッコがドゴス・ギアで降りたのを見たでしょ?」
ジェリド 「それが作戦だ!」

シロッコ 「我々は、フォン・ブラウン市に着陸した。そちらが攻撃を止め、
            停戦を受け入れない場合は、この都市を全面破壊する」

ブライト 「あの距離でミサイル攻撃をすれば
            フォン・ブラウン市を爆破するだけだ。裏をかかれたな」

 エゥーゴだけでなく見方艦隊も欺いて利用したシロッコは、ジャマイカンから叱責される。しかし、彼の策でフォン・ブラウンは制圧され、アーガマとラーディッシュは撤退を余儀なくされる。アーガマに戻ったファは、内心の葛藤と戦闘の興奮で心揺れるが、そんな彼女を見たカミーユ、エマ、レコアは、ファを励ます。


   次回予告

     カミーユは、フォン・ブラウン市に潜入をした。
     ジェリドとマウアーに出会ったカミーユは、
     反撃を開始したアーガマと合流することに遅れた。
     エゥーゴは、フォン・ブラウン市を奪還できるのか?
     次回、機動戦士Zガンダム、反撃。
     君は刻の涙をみる・・・




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