2024年06月28日
6月26日。給油11回目。
総走行距離:2,169km
走行距離:234km
給油量:3.32ℓ
燃費:70.48km/ℓ
給油11回目。燃費は一応70km/ℓを越えた。
ずいぶん暑くなってきた。特に昼間の移動の時はこたえる。
最近はUVカットの薄手のパーカーを着て、フードを頭から被り、その上からメットを被っている。首元が日に焼けないようにするためだが、インナーキャップ代わりにもなっているようで悪くない。
Posted at 2024/06/28 14:15:56 | |
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クロスカブ110 | 日記
2024年06月26日
実際の購入を考えた時、やはりコストパフォーマンスは気になるところだ。個人的には「XV」が最もコスパが良いのかなぁ、と思う。「ハイウェイスターV」と「XV」を比べても「e-POWER」としてのパワーユニットや車としての機能面ではほとんど変わりはないようだ。シートやインパネ周りの内装や「ハイウェイスターV」には標準で装備されている、アルミホイールやエアロパーツ的な外観のデザインあたりが若干の違いになるのかな。フロントフェイスはエアロっぽい「ハイウェイスターV」に対して「XV」は優しい感じの顔つきで、好みがわかれるところかもしれない。「ハイウェイスターV」と「XV」の価格差は約20万円弱、18万円くらいだったか。
たとえば「XV」を選んだとしても燃費のことも考えると、やっぱりホイールはアルミにしたい。アルミでカッコつけたいしね。「XV」にオプション設定のアルミホイールを付けるとすると2台の金額差はぐっと縮まり、額面上は10万円以下くらいの金額差になる。10万円以下の差になってしまうなら、エアロパーツを付けたような外観の「ハイウェイスターV」を選ぶってもんかなぁ。「ハイウェイスターV」の外観はカッコいいよねぇ。(ちなみにフリードプラスは外観が優しい感じだったから「無限」のエアロパーツを付けたんだけど、エアロパーツだけで総額30万円くらいになってしまった。後悔はしてないけど、やっぱりちょっと高い買い物だったよなぁ)
ということで、候補を「セレナ e-POWER ハイウェイスターV 」に絞る。メーカー希望小売価格は3,686,100円。希望色の「プリズムホワイト」はオプションの特別塗装色でプラス44,000 円。48万8400円と高額な例のセットは、DVDやCDの再生できないことから、社外品に変えてもらうことも考えていると伝える。ただ、アラウンドビューモニターやドライブレコーダー、ETCは必要なので、別に単品オプションとして付けるとなると、それなりの金額になってしまうだろうね。社外品のナビだとアラウンドビューモニターの画像を映らない場合もあるみたいだ。もしかしたらすべてが内蔵されたナビゲーションシステムのセットの方が(金額面では高くなったとしても)便利で、それなりにお買い得感は高いのかもしれない。心配しているDVDやCDの再生に関しては、ちょっと面倒だが自宅のDVD再生機をHDMI端子でつなげれば良いのだから。
シートヒーター、ステアリングヒーター、ヒーター付きドアミラーというホットプラスパッケージ(いわゆる寒冷地仕様)はセットで66,000円。冬場は相当寒くなる地域に住んでいるし、冷え性の奥さんのためにはやっぱり必要な装備かな。奥さんはルークスでは常にシートヒーターを使っていて「エアコンで車内を温めるより、シートヒーターの方がすぐ温まって便利」って言ってるしなぁ。オリジナルのフロアマットは高い。高すぎる。フロアマットはネットで評判の良かった社外品を買うことにする。他にどうしても、というオプションはない。まぁ、最終的に問題になるのはフリードの下取り額ってところか。
実はフリードの下取り価格の相場的なものを知りたくて、ディーラーに来る前に中古車販売店でフリードを査定してもらった。ディーラーの下取り価格より高く買ってもらえれば購入資金の足しになるだろうし、買取金額がわかればディーラーでどれだけ頑張ってくれているかを知ることもできると思ったからだ。ところが、だ。その中古車販売店に「セレナ e-POWER ハイウェイスターV 」の「プリズムホワイト」の中古車が入荷されていた。ほぼ新車だ。66,000円のホットプラスパッケージは付いていないものの、48万8400円のNISSANConnectナビゲーションシステムは装着されている。完全ではないがウチの希望をほぼクリアする車だ。
「この値段ならすぐに売れてしまうんですよ」と副店長が対応してくれたが、まぁ、そういう金額だよねぇ。フリードの下取り価格を差し引くと支払いは300万円前半で乗り出せることになるらしい。この中古車、値段からしても超お買い得車なのかもしれない。それに中古車ならすぐに乗れるだろうし。この「すぐに売れてしまう」かもしれない中古車の「セレナ e-POWER ハイウェイスターV 」も候補にするとなると、決断までにあまり時間的猶予はない。「セレナ e-POWER ハイウェイスターV 」の中古車をこの中古車販売店から買うか、ディーラーから「セレナ e-POWER ハイウェイスターV 」の新車を買うかの二択しかないような状況になってしまった。あとは支払い総額か。ディーラーの新車の納期がいつになるかも心配だ。
店の奥でコンピューターをたたきながらのA君との商談が始まった。購入希望対象車は、3,686,100円の「セレナ e-POWER ハイウェイスターV 」の「プリズムホワイト」(44,000 円)。例の48万8400円のNISSANConnectナビゲーションシステムも、66,000円のホットプラスパッケージも見積もりに入っている。NISSANConnectナビゲーションシステムについては社外品のナビより値引きに反映させられるとのことで採用となった。アラウンドビューモニターやドライブレコーダー、ETCも綺麗に内蔵されていて、それぞれの単品購入では対応できないらしい。
見積書には点検パックも計上されていて「これを外したら、支払額は安くなるんじゃないの?」と提案したら「購入後のランニングコストとはいえ、お客様に損はさせられません!」と強い口調で断られた。まぁ、点検や車検はここでお願いするつもりではいるけどさ。フリードの下取りは知り合いの業者に頼むからと、商談中に何度も電話で連絡をとっていて、そのたびにちょっとずつ下取り額は上がっている。
中古車販売店の下取り価格を伝えると「やはり、それくらいですよね」と言いつつ、すでに下取り価格は中古車販売店のそれより高く計上されている。さらにホットプラスパッケージや点検パックもつけた新車なのに、すでに例の中古車販売店の支払額より安くなっている。こちらの支払限度額を事前に伝えてあったので、A君はなんとかその額まで調整しようと必死で頑張ってくれているようだ。計算していたペンが止まり「ちょっとすいません」と言ってA君が席を立つ。たぶん例の知り合いの中古車業者に再度電話しているようだ。戻ってきても、それまで何度か吊り上げられていた下取り価格はもう上がらない。
「すいません、限界です」
「いいよ、頑張ってくれたね。A君の頑張りに、希望額との差額はこちらで何とかする」
「ありがとうございます」
「ところで、上の決済はもらったの?」
「これからです」
奥に引っ込んだA君はしばらくすると店長さんと副店長さんと一緒に戻ってきた。正式に商談成立。店長さん、副店長さんからもご挨拶いただいた。しかし、店長さんから「これじゃだめだ」って言われたらどうするつもりだったのだろう。
納車予定は7月下旬。A君はじめ、このディーラーとは長いお付き合いになりそうだ。
Posted at 2024/06/26 14:48:55 | |
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SERENA C28 | 日記
2024年06月24日
当然のことながらネットのインプレッションには、個人的な感想が多い。感じ方は人それぞれだから、それは当然のことではあるけれど。
「セレナはフロアが高く、小柄な人やお年寄りや子供が乗り込むのに大変なのでマイナスポイント」というインプレがあった。ウチの場合は、お年寄りも子供も乗る予定はないし、自分も奥さんも高い床に乗り込むのには、さほど気にならないくらいの身長だから、そこはマイナスポイントにはならない。「ロール量が大きめで、山道を飛ばしたくなるような気持ちにはなりません」と言われても山道に行っても飛ばすこともないし、山道より高速を巡行するときの高い位置からの視界の良さに魅力を感じる。
ライバルのミニバンには付いている電動バックドア。「セレナは電動ではない」として弱点と指摘されているが、今までのことを考えると電動開閉ではなくてもそれほど不便は感じないんじゃないかと思う。(そりゃ付いてた方が便利かもしれないけど)電動だろうが手動だろうが、それなりの大きなスペースが必要なのには変わりがないし、バックドアをおろす力がなくなるくらいの老人になったら免許返納だ。(ちょっと大袈裟か?)むしろバックドアの上半分だけ開けられるガラスハッチの方が便利で、ほとんどの場合、ガラスハッチだけの開閉で事足りると思う。
「3列目シートは、同じ跳ね上げ式のノア&ヴォクシーが片手でワンタッチで折りたためるのに対し、セレナはシートをたたむ際のステップが多く、また、最後のベルトでシートを止める手間が煩わしく、使い勝手が悪いと言わざるを得ません。また3列目シートの厚みがあるため、荷室の幅が狭くなってしまうのも気になるところです」なるほどね。でも3列目シートは毎日たたんだり開いたりするの?ウチはたぶんフラットにして荷物置き固定になりそうな気がする。
「サンバイザー裏のバニティーミラーに照明が付いていない」なんていうのも個人的には大したデメリットには感じない。
「運転操作に関するスイッチが一カ所に集約されておらず、運転席まわりに点在しているのも、欠点&デメリットのひとつです」これは確かにそうかもしれない。電動パーキングブレーキなどのスイッチもなかなか見つけられなかったし、ドライブモード切り替えのスイッチも、右奥に設置されているしね。これについては慣れるしかないのかな。仕方ないですね。
そもそもメリットとデメリットって紙一重で相反するものなんだと思う。「乗り込むのは大変かもしれないけど、乗り込んでしまえば視界が広く開放感があり運転しやすい」とかね。使い方や感じ方は人それぞれだし。完璧な車なんてないんだから、自分や同乗する家族にとってメリットがどれだけ多いか、デメリットをどれだけ受け入れることができるか、っていうのが判断基準になるんじゃなかろうか。どれだけ自分の車に愛着を持てるかどうかという、自分の感覚を大切にしたい。
ディーラーに戻り車庫入れ、バック駐車だ。アラウンドビューモニターの出番だが、さすがに視認性は良い。奥さんのルークスも時々運転するがルークスは車体も小さく、アラウンドビューモニターがなくても何とかなりそうではある。が、さすがにこれだけ車長があると、アラウンドビューモニターはありがたい支援システムだ。奥さんは自分のルークスで便利に使っているので、セレナではこれがないとバックはできないと言う。(最近自分も歳のせいか平衡感覚が鈍り、まっすぐにバック駐車ができなくなってきているので、奥さんは「絶対必要!」と強く勧めてくる)
車から降りて、改めてフロントマスクを眺めてみるが、さすがに存在感がある。威圧感がないわけではないが、威圧的というよりクールな印象だ。色はやっぱり「白」が良いなぁ。ノーマルの「白」より「プリズムホワイト」かなぁ。と、店内に展示してある「セレナ e-POWER ハイウェイスターV プリズムホワイト」に目をやる。「じゃ、中でお話を伺います」とA君に促されて店内に入るとそこにいるスタッフ全員が笑顔で声をかけてくれる。ちょっと恐縮するが、うれしい心遣いだ。A君に勧められた椅子に腰かける。商談開始だ。
さて、A君はどんな提案をしてくれるだろう。
Posted at 2024/06/24 12:39:13 | |
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SERENA C28 | 日記
2024年06月23日
事前に説明を受けた試乗ルートはよく知っている道だ。店から左折して道路に出るとちょっとした上り坂になっている。信号待ちだった先頭の車がルームミラーに見える。「ちょっと踏んでいい?」と言うやいなや、後部座席のA君の返事が返ってくる前にアクセルを踏み込む。「良いねぇ、さすがe-POWERだ!」アクセルに対するレスポンスは良好だ。トルクの出方は思ったよりゆっくりだが力強い。ゆっくりと感じたのは車体の重さゆえのことか?「今、STANDARDモードですけど、SPORTモードにすれば、もっと力強いですよ」そうだった、e-POWERには「STANDARDモード」「SPORTモード」「ECOモード」の3つのモードがあるんだった。普段走るのならば、「STANDARDモード」で十分なのか?長距離を走るときは「ECOモード」の方が燃費は稼げるのか?上り坂は「SPORTモード」の方が良いのか?その時は燃費は落ちるのか?
ネットではトヨタやホンダのミニバンハイブリットより、e-POWERの燃費はイマイチだと書かれていたが、調べてみると数字上若干落ちる程度でほとんど差はない。走り方によっては「ほぼ同じ」と言ってもいいようなレベルのようだ。もちろん燃費は気になる部分だが、この歳になると長距離運転はさすがに疲れる。もちろんトヨタやホンダの運転支援システムも優秀だと思うが、日産のe-POWERとプロパイロットの支援は長距離運転のためにも必要な装備だと思う。
助手席の奥さんもご満悦の様子で「視界が広い。前が見やすい」と笑顔だ。着座位置はフリードに比べて高く、若干見下ろす感じにはなる。運転席からはボンネットの先端を見切ることはできないが、車外からはドライバーの腰あたりまで見えるんじゃないか?くらいに全体的にウエストラインが低い。さらにフロントに向かって下がっていき、フロントのクォーターガラスからはずいぶん下まで見通すことができる。2列目の窓も大きく、サードシートを跳ね上げても3列目の窓をふさがないという工夫がされているとのことで、全体的に視界が広い。車周りはフリードプラスより確認しやすいかもしれない。
走っていて感じるのは「とにかく静かだ」ということだ。普通に走っていれば運転中エンジンがかかったのもわからないし、ロードノイズも想像していたより車内には入ってこない。隣の奥さんの声も後ろからのA君の声もよく聞こえる。リアのエアコンの音が気になる程だ。遮音ガラスの恩恵なのか、この静寂性は快適だ。もっとも「LUXION」の静寂性は「ハイウェイスター」より1ランク上だと言うが「ハイウェイスター」も同じくらいのレベルで静かだとありがたいが。
「もう少し運転しますか?」というA君の声に「お願いします」と答え、途中から遠回りの試乗コースにしてもらった。
「ハンドルが軽すぎる」というネットの意見があったが、個人的にはまったく気にはならなかった。クイックすぎず、ルーズ過ぎず、コーナリングでのハンドル操作も滑らかで軽やかだ。このあたりを「ハンドルが軽い」と表現しているのだと思うが、歳を取ってからの運転ではこのハンドルの軽やかさは、長距離運転でも疲れは少なさそうで、むしろありがたく感じると思う。交差点での右左折も問題なし。レーンチェンジの際の挙動もハンドルの動きに素直な応答をしてくれる。車高は高いが、走りに腰高感はないし、コーナリング時のロールもそれほど大きくは感じない。ホイールベースが長いせいか直進安定性はさすがだ。初めて運転したセレナだが、やっぱりe-POWERのトルクフルな走り、視界の広さ、ハンドルの軽さ、室内の静寂性は運転のしやすさに繋がるもので、運転は楽しく、それでいて楽だ。
そうだ、e-Pedalも試してみなければ。そういえば、それまでのe-Pedalがオフだった時の回生ブレーキの効き具合は、以前経験したe-Pedalらしくはなかった。ワンペダルのe-Pedalがメインだった前モデルより穏やかで「普通の車」みたいだった。それに比べるとe-Pedalをオンにした時の回生ブレーキの効き具合はちょっと強烈に感じるくらいだ。前モデルのe-Pedal利用者の息子たちにとっては、ちょっと違和感があるのかもしれない。燃費を考えれば「ECOモード」「e-Pedal」で走るのが良いのかもしれない。ワンペダルを上手に使えば加減速も右足だけで済む。結局のところ使い方次第かな。
走っていてちょっと気になったのがLUXIONの専用装備のヘッドアップディスプレイ。運転に支障をきたすほどではないが、システムを切ってもフロントガラスに薄黒く影のように映りこむので、このヘッドアップディスプレイはいらないかなぁと思った。ちなみに「ハイウェイスター」にはこのヘッドアップディスプレイはついていない。個人的には必要ない装備だから、問題なしってことかな。
こうして、緊張の試乗が終わった。
Posted at 2024/06/23 15:51:00 | |
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SERENA C28 | 日記
2024年06月22日
来店予約当日、すでに新型フリードについては頭の中から消えてしまっている。考えるのは「セレナ e-POWER ハイウェイスターV プリズムホワイト」の支払いがフリードの下取りを含めていくらになるかということだ。
ディーラーに着いて店内に置いてある展示車の「セレナ e-POWER ハイウェイスターV プリズムホワイト」の内外装を細かくチェックしようと思っていたが「早速試乗しましょう」と、セールスのA君が試乗車を玄関先に移動してくれた。気が早いな。試乗車は「セレナe-POWER LUXION リキュウ」。そういえば、奥さんのルークスの6ケ月点検で出向いた日産のディーラーにも同じ色の「LUXION」が置いてあった。日産はプロパイロット2.0を体感してもらうという狙いで「LUXION」を各ディーラーに配置しているのか?それも特別塗装色の「利休 リキュウ」を?「LUXION」と「ハイウェイスター」では外観的には大きな違いはない。パッと見でわかるのはバックドアのエンブレムくらいか。この「リキュウ」という色も太陽光の中で見るとなかなか落ち着いた良い色味だ。いや、たぶん選ばないけど。
A君からの説明もそこそこにドアを開け、運転席に乗り込む。さすがに着座位置は高い。こんな感じだったけ?C24型のセレナに乗っていたころを思い出そうとしてみるが、20年以上も前の記憶はすでにない。シートは「LUXION」の方が上質なはずだが、質感は展示車の「ハイウェイスター」とそれほど大差ないようにも感じる。インテリアはさすがに上質感を感じるものだが、それは最上級の「LUXION」だからか?展示車の「ハイウェイスター」も遜色ないとおもうんだが。
乗り込んで最初に目を引くのがインパネまわりだ。ステアリングの正面奥に12.3インチのディスプレイ。左側、車体の中央にも12.3インチのナビ。この2枚の12.3インチのパネルがピアノブラックの局面できれいにつながれて垂直に立っている。メーカーオプションならではの一体感はさすがだ。その下の操作パネルも含めて新しい日産の象徴なのだろう。パネル上の横並びのボタン式シフトには、特に未来を感じる。他のメーカーもボタン式のシフトに移行しているようだから、将来、従来のようなシフトレバーはなくなっていくのかもしれない。
正面の2枚のディスプレイが噂のセットオプションの中枢なのだろう。いわゆるメーターパネルであるアドバンスドドライブアシストディスプレイと呼ばれる12.3インチのディスプレイ。そしてその横のディスプレイには、ナビリンク機能付のプロパイロット、インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、前後のドライブレコーダー、ビルトインタイプのETC2.0ユニット等が内蔵されたNISSANConnectナビゲーションシステムが映し出される。
この他にオートレベライザー付きのLEDヘッドライトシステム、SOSコール機能、ワイヤレス充電器と6スピーカーなど、先進的な装備が一括で装着されるセットの価格が48万8400円だ。相当な高額なのだが、できれば選んでおきたい装備だ。が、いかんせんDVDやCDが再生できない。長距離移動ではDVDを聞きながら移動するウチにとっては結構大きな問題だ。HDMI端子があるようだから、それを使うか、あるいは社外品のDVDやCDが再生できるナビを装着するか、悩むところだ。
運転席に座りハンドル位置を調整する。サイドミラーを確認し、ルームミラーを見る。これがインテリジェントルームミラーってヤツか。インテリジェントルームミラーは初めてだ。今までの市販のミラー(40年間ほど使い続けてきた、オリジナルのルームミラーに重ねて装着するタイプ)は、セレナのルームミラーの形状からすると装着できそうもない。インテリジェントルームミラーの映り方には思ったより違和感を感じないので、今まで40年間使ってきたミラーもついに引退か。
「エンジンかかってる?」と思わず聞いてしまった。エンジンの音はしない。そうか、エンジンはかからないんだ。「そのまま走れますけど、もう一度かけなおしてみてください」と後部座席のA君が言うので、電源をオフにして再び始動させることにした。ハンドル左奥にあるイグニッションスイッチはちょっと押しにくい位置にある。スイッチを押すと目の前のディスプレイにはオープニングアニメーションが映し出される。十分バッテリーに充電されているせいだろう、エンジンが回る音はしない。回る気配もない。Dレンジのボタンを押して(ちゃんとDレンジに入っているのかどうかわからず、2回も押してしまった)、パーキングブレーキを解除させようとスイッチを探したが、走りだせば勝手に解除するとのことで、おそるおそるアクセルを踏む。「こいつ… 動くぞ!」(というお決まりのセリフは封印した。きっと誰も知らない)パーキングブレーキも自動解除。音もなくスルスルっと動き出す。忍び足で歩き出すような感覚だ。
店を出るところで左右確認。ガラスエリアが広いので周りが良く見える。
いよいよ試乗開始だ。
Posted at 2024/06/22 07:16:46 | |
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SERENA C28 | 日記