2024年06月22日
来店予約当日、すでに新型フリードについては頭の中から消えてしまっている。考えるのは「セレナ e-POWER ハイウェイスターV プリズムホワイト」の支払いがフリードの下取りを含めていくらになるかということだ。
ディーラーに着いて店内に置いてある展示車の「セレナ e-POWER ハイウェイスターV プリズムホワイト」の内外装を細かくチェックしようと思っていたが「早速試乗しましょう」と、セールスのA君が試乗車を玄関先に移動してくれた。気が早いな。試乗車は「セレナe-POWER LUXION リキュウ」。そういえば、奥さんのルークスの6ケ月点検で出向いた日産のディーラーにも同じ色の「LUXION」が置いてあった。日産はプロパイロット2.0を体感してもらうという狙いで「LUXION」を各ディーラーに配置しているのか?それも特別塗装色の「利休 リキュウ」を?「LUXION」と「ハイウェイスター」では外観的には大きな違いはない。パッと見でわかるのはバックドアのエンブレムくらいか。この「リキュウ」という色も太陽光の中で見るとなかなか落ち着いた良い色味だ。いや、たぶん選ばないけど。
A君からの説明もそこそこにドアを開け、運転席に乗り込む。さすがに着座位置は高い。こんな感じだったけ?C24型のセレナに乗っていたころを思い出そうとしてみるが、20年以上も前の記憶はすでにない。シートは「LUXION」の方が上質なはずだが、質感は展示車の「ハイウェイスター」とそれほど大差ないようにも感じる。インテリアはさすがに上質感を感じるものだが、それは最上級の「LUXION」だからか?展示車の「ハイウェイスター」も遜色ないとおもうんだが。
乗り込んで最初に目を引くのがインパネまわりだ。ステアリングの正面奥に12.3インチのディスプレイ。左側、車体の中央にも12.3インチのナビ。この2枚の12.3インチのパネルがピアノブラックの局面できれいにつながれて垂直に立っている。メーカーオプションならではの一体感はさすがだ。その下の操作パネルも含めて新しい日産の象徴なのだろう。パネル上の横並びのボタン式シフトには、特に未来を感じる。他のメーカーもボタン式のシフトに移行しているようだから、将来、従来のようなシフトレバーはなくなっていくのかもしれない。
正面の2枚のディスプレイが噂のセットオプションの中枢なのだろう。いわゆるメーターパネルであるアドバンスドドライブアシストディスプレイと呼ばれる12.3インチのディスプレイ。そしてその横のディスプレイには、ナビリンク機能付のプロパイロット、インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、前後のドライブレコーダー、ビルトインタイプのETC2.0ユニット等が内蔵されたNISSANConnectナビゲーションシステムが映し出される。
この他にオートレベライザー付きのLEDヘッドライトシステム、SOSコール機能、ワイヤレス充電器と6スピーカーなど、先進的な装備が一括で装着されるセットの価格が48万8400円だ。相当な高額なのだが、できれば選んでおきたい装備だ。が、いかんせんDVDやCDが再生できない。長距離移動ではDVDを聞きながら移動するウチにとっては結構大きな問題だ。HDMI端子があるようだから、それを使うか、あるいは社外品のDVDやCDが再生できるナビを装着するか、悩むところだ。
運転席に座りハンドル位置を調整する。サイドミラーを確認し、ルームミラーを見る。これがインテリジェントルームミラーってヤツか。インテリジェントルームミラーは初めてだ。今までの市販のミラー(40年間ほど使い続けてきた、オリジナルのルームミラーに重ねて装着するタイプ)は、セレナのルームミラーの形状からすると装着できそうもない。インテリジェントルームミラーの映り方には思ったより違和感を感じないので、今まで40年間使ってきたミラーもついに引退か。
「エンジンかかってる?」と思わず聞いてしまった。エンジンの音はしない。そうか、エンジンはかからないんだ。「そのまま走れますけど、もう一度かけなおしてみてください」と後部座席のA君が言うので、電源をオフにして再び始動させることにした。ハンドル左奥にあるイグニッションスイッチはちょっと押しにくい位置にある。スイッチを押すと目の前のディスプレイにはオープニングアニメーションが映し出される。十分バッテリーに充電されているせいだろう、エンジンが回る音はしない。回る気配もない。Dレンジのボタンを押して(ちゃんとDレンジに入っているのかどうかわからず、2回も押してしまった)、パーキングブレーキを解除させようとスイッチを探したが、走りだせば勝手に解除するとのことで、おそるおそるアクセルを踏む。「こいつ… 動くぞ!」(というお決まりのセリフは封印した。きっと誰も知らない)パーキングブレーキも自動解除。音もなくスルスルっと動き出す。忍び足で歩き出すような感覚だ。
店を出るところで左右確認。ガラスエリアが広いので周りが良く見える。
いよいよ試乗開始だ。
Posted at 2024/06/22 07:16:46 | |
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SERENA C28 | 日記
2024年06月19日
奥さんのルークスの6ケ月点検で、お世話になっている日産のディーラーに出向いた。そのディーラーの一番目立つ所に展示されていたのは「セレナ LUXION」というセレナの最上級グレード。色は新色の「利休 リキュウ」という色だ。なんでも茶室の土壁のイメージの色ということで、茶人、千利休の「凛とした佇まいと優しく癒しの表情から」インスパイアされたのだという。昔から自分が乗る車は「白」というイメージがあったので「さすがにこの色はちょっとナイかなぁ~」と思ったが、年寄りの自分に合っている色だと言われてしまえばその通りで、相当に渋い。
この「LUXION」、中古車扱いで400万円半ばの金額になっている。メンテナンスパック代や任意保険代は入っていないのだとは思うが、この金額に最低限の整備代とかを加えれば乗り出せるらしい。とはいえ、この金額は高いの?安いの?車両本体価格はいくらなの?と思ったら、最上級グレード「LUXION」の車両本体価格は4,798,200円だという。なんでもプロパイロット2.0だけでも、50万円ほどになるらしい。とすればこの中古車の「LUXION」はそれなりにお買い得車ということか。
最上級グレードの「LUXION」だから、これ以上のオプションは必要ないのだろうけど、新車で購入ということになれば、諸経費を加えて500万円を超えてくるということか。もう1レベル上の高級ミニバンさえ買えそうな値段だ。もっとも最近の高級ミニバンはもっと高いのか?(調べてみたが、たとえばベルファイアだと、最安モデルで6,550,000円。一番高いグレードだと8,920,000円だ。最近の高級ミニバンはもっとずっとたかいのね。こりゃ、失礼しました。)それにしてもプロパイロット2.0というものはそれだけ高価なシステムだということか。条件が整えば手放し運転が可能で、勝手に駐車もしてくれるというものらしいが、個人的には50万円の方がいいなぁ。(そういえば、エルグランドのフルモデルチェンジの噂はどうなったんだろう?)
実はルークスの点検に同行した目的の一つが「セレナ」。できればセレナで一番売れている「セレナ e-POWER ハイウェイスターV」の実車を見てみたいと思ったからだ。以前、セレナの2代目、C24型2.5L直噴ディーゼル仕様のYD25DDTi型「ハイウェイスター」に乗っていたことがあった。もう20年以上も昔のことだ。C24型のコラムシフトオートマは便利だった。乗っていたのは前期型で、テールの赤いガーニッシュに横長に「SERENA」の文字が入っていて、お気に入りのバックスタイルだった。
2列目3列目のシートをフラットにして布団を敷き、幼かった子ども達を寝かせたままディズニーランドに行ったっけなぁ。子ども達からすればどこでもドア的な車だったのだと思う。なにせ朝起きたら、ディズニーランドなんだから。いわゆる5ナンバーミニバン(トヨタのノア/ヴォクシーやホンダのステップワゴンも、全グレード3ナンバーになっちゃったらしいけど)と呼ばれるサイズのライバル車の中でも、以前乗っていたせいなのか、セレナには他の車種には無い親近感がある。思い出が詰まった「セレナ」にもう一度、という気持ちも結構大きい。
さらに今、長男はC27型「セレナ e-POWER ハイウェイスター」、次男はE12型ノートの特別仕様車「e-POWER C-Gear」に乗っている。それぞれの購入時には一緒に試乗し、e-POWERの走りについては身をもって体験しているので、この「e-POWER」にあこがれている部分は大いにある。フリードプラスに乗っているときも「このフリードプラスの車体に、日産のe-POWERを載せてくれ」と言ったこともある。冗談半分だったが、十分本気でもあった。
この日は残念ながら「ハイウェイスターV」の実車を見ることはできなかったが、車体の大きさがほぼ同じ「LUXION」を見て、外観や室内空間の「大きさ」みたいなものをイメージすることはできた。さすがにフリードよりは大きく感じる。数値で見ると長さで40cm、高さで15cmほど違う。「ハイウェイスターV」は3ナンバーだが、ベースとなる「X」や「XV」は5ナンバーサイズ。昔のように3ナンバーは税金とかが高くて、ということはないにしろ、商業施設などの駐車場には狭い場所もあるので、多少気を遣うかもしれない。とはいえ、車幅はフリードとほぼ一緒。室内長や室内高を「余裕・ゆとり」と考えれば、全長が長いが故の取り回しにくさや、最小回転半径の約50cmの差は仕方ないと割り切るしかないか。「大は小を兼ねる」とも言うしね。
ルークスの6ケ月点検の次の日、外出したついでに最近改装オープンした別の日産ディーラーに立ち寄ってみた。展示されていたのは「セレナ e-POWER ハイウェイスターV プリズムホワイト」。セレナだったらこれが欲しい!というモデルだ。初対面だったが、担当の若いセールスさんとの話も弾む。店長さん、副店長さんからも名刺をいただき、試乗や詳しい話をさせてほしいということで、次の来店の予約をして帰宅した。
Posted at 2024/06/19 10:16:04 | |
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SERENA C28 | 日記
2024年06月16日
8年ぶりのフルモデルチェンジの新型フリード。予想イラストを見た段階ではあまり期待していなかったが、先行展示会での実車の評判は悪くないようだ。4月末、今乗っているフリードプラスの車検をとった時にセールスさんには「新型購入の差額を教えてね」と言っておいた。当然今のフリードプラスの下取りを含めての見積もり額が知りたいと思っていたが、いかんせん7年落ち8万キロの車だからね。新型からの値引きは期待できないだろうから、下取りを頑張ってもらわないと新型購入というわけにはいかない。
ところが・・・。その後セールスさんからは何の連絡もない。あれからもう一か月以上も経つから、忘れられちゃったのかなぁ?先行展示で予約した人もいるというらしいし、欲しいグレードも言ってあったので、おおよその値段は計算できると思うんだけどなぁ。そういうところなんじゃないかな、セールスっていうのはね。押しが強すぎるセールスには閉口するけど、世の中結構新型フリードで盛り上がっていて、こっちから「買うかも!」っていう気持ちを伝えてるのに連絡一つくれないんじゃねぇ・・・。なんかガッカリ。そんなんじゃ、お客の気持ちは離れていっちゃうだろう、と思ったりする。車は人が人から買うんだから、さ。
新型フリードのスタイルはシンプル。想像していたより悪くないけど、実車を見る前に予約購入するほどの魅力は感じない。物価高だから仕方ないかもしれないけど、高くなった値段ほどの付加価値も見いだせない。シートアレンジなんかは現行型とほとんど変わらないみたいだしね。今乗っているフリードプラスを購入した際に考慮したのは完全に荷室重視。3列目に人を乗せることは考えていなかった。期待通り、2段に分かれた広い荷室は便利そのもの。2段に分かれているからこそ、荷物の上に、荷物を載せるようなことをしなくても積載量は多く、リアウィンドウの視界を妨げることもほとんどない。
フリードなら次も5人乗りで、と考えていたが、新型では、フリードプラスの後継としての5人乗りはCROSSTARにのみ設定されている。外観はAIRの方が好みなんだが、そのAIRには5人乗りは設定されていない。外観はAIRで、中身は5人乗りっていうのが、ホントは理想なんだけどなぁ。将来的にモデルチェンジでAIRに5人乗りが設定されるなんてことは・・・ないだろうな。設定されたらマジで怒るよ。
ネット情報では、今契約したとしても年内納車は厳しいようだ。正式発表後の6月末の契約なら年明け3月以降の納車になるかもしれないと言われているらしい。そんなに待つなら、新型フリードはあきらめてほかの車を探そうか、という気持ちにもなってしまう。
フリードの前に乗っていたアウトランダーは10年14万キロで引退。その前のセレナ(C24)は8年15万キロ。この先、少なくとも5年、長ければ10年くらいは(体を壊したりしなければ)1年1万キロ以上のペースで乗ることにはなるかもしれない。フリードプラスが人生最後の車になると思っていたけど、もう1台乗り継ぐことになりそうだ。そう考えると、型落ちのフリードを売るには今が最後のチャンスかもしれない。
今はほとんど2名乗車。日常の買い物は奥さんのルークスで済ませてしまうし、通勤にはクロスカブがあるので、ちょっと遠出をしたり、高速を使って遊びに行くのが用途の中心になる。遠出の時は奥さんにも運転してもらうから、高速道路での安定性や運転のしやすさも、以前に増して評価の対象になる。会員制倉庫型量販店でまとめ買いをする事もあるので、荷室の広さや荷物の積載量も重要項目だ。
高級感や上質感を求めてもきりがないし、値段だってそれなりにアップする。この歳になると走りやスピードを追及するわけでもないし、次の車は乗り心地とか運転のしやすさのような実用性重視の選択になる。フリードプラスはさすがにちょうどいい大きさだったけど、車の中で食事をしたり、車中泊とまではいかなくても、車の中でゆっくりできるとありがたいなぁ、なんて考えると今のフリードプラスより、もう少し車内空間の余裕があってもいいような気がするのも事実。
もちろん新型フリードも候補ではあるけれど、ネットの情報によると、5人乗りがCROSSTARにしか設定されていないというように、グレードやオプション設定に制約があり、必要だと思うオプションが狙っているグレードにつけられなかったり、欲しいオプションは必要のないオプションとのセットでしかつけられず、それも高額設定になっているらしい、とあっては候補を新型フリード一本に絞るわけにはいかない。少し、選択の幅を広げて考えてみないとね。
そして、新しい愛車購入計画は続く。
Posted at 2024/06/16 19:57:15 | |
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SERENA C28 | 日記
2024年06月11日
6月11日。給油9回目。
総走行距離:1,715km
走行距離:234km
給油量:3.3ℓ
燃費:70.91km/ℓ
給油9回目。燃費は70km/ℓをちょっと超えた。
素人判断だが、エンジンが少し回るようになって、以前くらいのスピードで走ると、以前よりエンジンの回転数的に少し余裕が出てきて、燃費が多少良くなったのかなぁ、と。
暖かくなっただけかもしれないけど。
Posted at 2024/06/11 16:01:05 | |
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2024年06月09日
6月5日。給油8回目。
総走行距離:1,481km
走行距離:204km
給油量:3.03ℓ
燃費:67.33km/ℓ
給油8回目。燃費はちょっと落ちた。
ちょっとエンジンを鍛えようと回している影響が出たのか?
とりあえず、元気で走ってくれています。
Posted at 2024/06/09 19:24:05 | |
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クロスカブ110 | 日記