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さまさま@愛知のブログ一覧

2025年07月24日 イイね!

奇岩散策と水遊びツーリング

奇岩散策と水遊びツーリング暑いです。
6月なのにこの暑さ…と思っていたら、とっくに7月も末。
時間の感覚がまるでありません。

夜中の3時に頭が痛くて目が覚めました。
寝る時には窓を開けていれば涼しかったのに、風がなくなってしまったようで。
いわゆる熱中症ってのでしょう。

ということで、今日は水辺で涼を取ることにします。
水遊びはいいけれど、目的地まで長袖長ズボン、とどめのヘルメットを着用することには、あえて触れない方向で。
4時半に起きて、朝食取って風呂洗い。

今日は走れそうな未舗装路があれば走る…ぐらいで、涼を取るのが主体。
たぶん疲れるので、早めに帰りましょう。
時間をかせぐのに良いXLRで行くことにします。

空気圧は6月上旬のツーリングでチェックしたまま。
2カ月足らずで150kPaまで落ちちゃって。

なんやかや支度している内に、6時前。

毎年行く三重の川は、人が入らないので自然満喫できるんですよね。
でも、熊の出没ニュースが急増しています。
散弾銃の薬莢や鹿の骨が転がっている山に入るのは、ちょっと度胸が要ります。

過去に出かけた先で川遊びに良さそうな所があるので、今日は岐阜県へ向かうことにします。
既に気温は26℃越え。
水遊びとか言いながら、海パンもタオルも持たず出発。
05:50

オランちゃんやエムちゃんで出かけることが多いので、一回り大きな車体のXLRはまるでクルーザー。
さしずめアイは豪華客船ですな。

小牧市を出るあたり。

いつも思うんですが、この病院って…


数百メートル北にあるモーテルと、経営者が同じ?と思っちゃうんですけど。
06:55

国道41号線を北へ。


川辺町まで来ました。
この道は、若い頃から何十回も走っているのに、犬山市から七宗町の間は、毎回初めて走るような気がしてなりません。
たぶん若い頃はただ通過するだけで、まったく見てこなかったんでしょうね。
07:20

川湊の里
今は野菜などの直販所になっているようです。

店の名を継承しているのかどうか失念してしまいましたが、昔は喫茶店でした。
30年ほど前に昼ご飯を食べに寄ったことがありました。
奥さん一人で切り盛りしてたな。
オートバイで伺ったボクを見てのことか、息子さんが水上バイクで飛騨川を走ってると話してくれたのを覚えています。
どうしておられるかなぁ。
07:30

今日は水遊び前に立ち寄りたいところがあります。

赤丸のところ。
飛水峡の名は昔から知っていましたが、いちども行ったことがないのです。

ところがストリートビューで見ても、それらしい場所が分かりません。
観光地なら軽くパスするところですが、確認がてら ちょっと覗いてみたい気分。


ここは国道41号線の古い道。
整備で直線化された際に閉じられてしまい、今は忘れ去られた場所。
車ではぜったい入れません。
オートバイならガードレールの隙間から入れますが、道路に直角に突っ込まなくてはなりません。
41号線は交通量が多い上、南側が見通し悪いので ちょっと怖い。
08:10

草むらを200メートルほど進むと、岩場に降りる口があります。
飛水峡 甌穴群散策路。

フェンスにドアはありますが開かず。
どうやら人も拒むようです。
放置するのは観光資源としてもったいない気がしますが、維持管理費との折り合いがつかないのでしょうね。
5月に行った、飛騨のニコイ大滝も「できれば見に来ないで欲しい」感いっぱいでしたね。

やや急な階段で岩場に降ります。
ところどころにグリ石が練り込まれたコンクリートの破片が転がってます。

アンカーが打たれた岩もあります。
昔は張られたロープづたいに歩いたでしょうね。

激しい起伏の岩場。

川面までは25メートルほどもあるでしょうか。
高いところが苦手なので、ビビりながら写真撮ります。

ふ~~っと谷底に吸い込まれそうな感覚に襲われます。
とにかくフラットな足場が無くて、気を抜くと転落しそう。
怖くて足がすくみ、這うようにして離れます。

ほんの数キロ下った下麻生は、木材を運ぶ基地として栄えた街ですが、ここでは急激に川幅が狭まり、とても舟は通れません。


こんな眺めが広がります。


クボミに何かが潜んでいると言われたら、ホントにいるんじゃないかと信じそう。


面白い造形


このあたり一帯、20~50ミリの薄い層が重なった岩が多く、工芸品のようでさえあります。


成分が違うのか、ここだけ赤いです。
どのように出来上がったのか、層は曲がったり 突然直交したり。

ここまで増水することがあるのでしょうね。
いたるところに水が溜まり、トンボやカエル、たくさんの魚がいます。

黒灰色の中に1匹だけ、青や赤の派手な衣装の子がいます。
なんて種類なんでしょう?

へっぴり腰で渡ったクレバスなど戻りたくないので、何とか楽に通れそうなところをさがしながら進みます。

道路に戻った頃には、小一時間経ってました。
暑さよりも冷や汗でビショビショになりました。
あぁ、怖かったけど、良いものを見ることができました。
09:15


飛騨川に架かる橋から、さっき歩いた岩場を眺めてみます。
大した距離ではなさそうに見えますが、真っすぐ歩けた所はなくて、約1.2キロ。

さて、次なる目的地へ。


さっきの橋の北に架かる橋の上から。
マップには ここも「飛水峡」と書かれています。
観光地だとばかり思っていましたが、まったく違いました。
09:15

間違えて、予定していたコースを外れました。
もう少し北上するつもりだったのに、戻ってしまいましたゎ。

高山線の踏切。
保育園児の頃、まだ鉄道は平地を走っていて、うちの庭の横をC62が蒸気を上げて走ってました。
同い年の子が、お祖父ちゃんと散歩中、このレールの間に足を入れてしまい、二人とも轢かれて亡くなりました。
60年も前の話ですが、踏切のレールを越えると、未だに当時のことを思い出してしまいます。
09:20


2本ほど林道を抜けて向かうつもりでしたが、反対方向からやってきました、室兼林道。
このあたり、林道だらけなのに「林道口」ってバス停名、どうなんでしょう?
09:35


ここが、今日の第2目的地、「空ふさがり」。
いいネーミング。
09:45

よく整備された林道ですが、道幅は狭くあまり見通しが利きません。
ところが頻繁にトラックが往来します。
多くの区間がオートバイでさえすれ違いできません。
狭い上に曲がりくねってるので、対向車が来たら大変なことになりそう。


空ふさがりから100メートルほど奥に、厳重なゲート。
歩行者はOKとされています。


歩いてゲートの奥に進むと、広いスペースが現れました。
ガレージ風の小屋と現場作業のためだろう休憩所があります。

七宗町周辺の林道は、大半がしっかりしたゲートがあって、車両通行止めのようです。
単に閉鎖しているのではなくて、観光客が来るたびにトラックが止まってしまっては仕事にならん!と言うことでしょう。
そんな中「空ふさがり」は特別扱いなのでしょうね。
10:00

さてどうしますか。
昼ご飯を食べる店は決めてきましたが、まだちょっと早いかな。

食後に川遊びするつもりでしたが、飛水峡で大汗かいたので、え~い、ここで泳いじゃおう。

着替えも何も用意してないので、ジャケット脱いでドボン!
走ってる内に乾くでしょ。

あ~~気持ちエェ~~


上から眺めるのとはまた違った景色。

ノンビリしました~。
服を絞って、乾かしがてら走り出します。
10:55


岩井谷林道
この道もおそらくは通り抜けできないでしょうが、せっかくなので行ってみますか。
11:00


未舗装ですが、よく整備されています。
舗装された室兼林道よりもスピードが乗ります。
もうじき舗装されるのかも知れません。
まだ奥まで走れそうですが、また改めて来ることにします。
11:15

七宗町の名は知っていても、こうして街を訪れたことはなかったな。

閉店してずいぶん経つだろう店舗跡。
こんな景色をどれだけ見てきただろう。



ドライブイン こぶしの里
ここでお昼にします。
食事抜きがデフォルトだった自分が、店まで決めて出かけてくるなんてねぇ。
自分の変化に驚いたりします。
11:30

店内に入ると「満席」のフダ。
30分ほどお待ちいただくことになりますが、、
待つの平気です。


ところが お客さんの数は、席の1/4ていど。
どうやら、食堂から土産物コーナーぜんぶを4,5人のスタッフで回していて、とても「満席」には対応できないようです。

案内された席は、6人がけの大きなテーブル。

会話を聞いていると、けっこう常連のお客さんが多いみたい。
店長はじめスタッフのみなさんは丁寧で、とても感じが良いです。


来ました来ました、「こぶし彩々定食」
1,980円也。
抜くことが多いぐらいの食事に2,000円も出すなど、考えられなかったことです、ホント。

美味しくいただきました。
お客さんが少ないので、静かに落ち着いて食べることができます。

走っていればオートバイも涼しいですか?
いぇ、35℃超えて、ヘルメット被ってる時点で、涼しさとは無縁です。
ですよね、、お気をつけて。

また来ますね、ごちそうさま。
11:55

1時過ぎました。
水浴びは疲れるもの。
これから暑い中を帰らなくてはならないので、帰るとしますか。

暑いです。
場所によっては、38℃の表示も。

帰着

楽しい一日でした。
15:20

本日走行:174km (GPS距離171km、除く徒歩1.5km)
消費燃料:4.5L

全行程


加茂郡川辺町周辺


飛水峡の甌穴群散策


室兼林道・岩井谷林道


林道群
大半はゲートがあって通れないもよう。
Posted at 2025/07/26 09:41:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2025年06月27日 イイね!

位山周辺散策ツーリング

位山周辺散策ツーリング6月上旬、飛騨の池ヶ原湿原の帰りに寄ろうと思っていた、一之宮にある「政板のミズナラ」。
宿で同室だったタイの人たちとノンビリしていたのと、通るつもりだった林道が通行止めで、見ることができませんでした。
このところ、アイのパーツを自作できないかと妄想する日々だったので、しばらく動かしていないオランちゃんで出かけますか。

5時起床。
ちょっと寝坊です。
風呂洗ったりしてたら、出発が6時を回ってしまいました。
高山も行き慣れて感覚的に近くなっているのですが、実際にはそんなに近くないんですよ。
06:10

今日は交通量多め。
この時間帯、信号無視が多いですね。

名古屋城近く、名鉄瀬戸線の高架が見えます。

今頃気が付きましたが、手前のローソンとコラボしてるようなカラー。
06:40

ほんの1ヶ月前は、朝の気温10℃でうすら寒かったですが、まだ梅雨時期だというのに20℃超え。


道の駅 美濃白川でトイレ休憩。

国道から入る時、ちょうど歩道を年配の女性が通りました。
あぁ、2年前の春、バス停で休憩していたら声をかけてくれたお母さんだ。
朝いつもここを散歩するのだと話してくれたっけ。
また会うこともあるかも知れないな、、なんて思ってましたが、ホントに会いましたね。
引き止めるのもなんなので、声はかけなかったけど、お元気そうな様子。
良かった。
後ろ姿は、空き缶空き瓶などを処分してくれている女性。
いつもありがとうございます。
08:40

下原ダム

飛騨川の川面に霧がかかります。
鉄橋が溶け込んでしまいそう。
09:05


ドライブインいちい
今もその名なのか、看板だけ残っているのか。
国道沿いのドライブインは、ことごとく潰れましたね。
どうしてこんな状況になったのか。
便利になるということは、喪失も伴うんだろうな。

この先 山に入るので、コンビニで水分1本購入。
10:10

上呂から41号線をはなれ、県道98号線へ。


げろバスのバス停
「旧青木屋前」という名が感慨深いです。
良いバス停。


川上本谷林道へ向かいます。
10:15


登山道にもなっているようです。

500メートルほどのところにゲート。
車両通行止め

この道を辿って、ミズナラまで行くつもりでしたが、しかたないですね。
並行している県道98号線で向かいます。
10:25

上之田バス停

過去、数多くのバス停をチェックしてきましたが、もっとも立派。
戸口こそないですが、快適空間です。
秋になったら一泊させてもらいましょうか。
10:30


カジヤ谷堰堤
水遊びに良さそう。
岩で車が入れないようになっています。
入っちゃいけません。
地面だと思ったら、ゆるい砂地でズブズブ沈んで動けなくなります。


98号線は細かったり広かったり。
舗装が古かったり、新しかったり。
キャンプ場があるようなので、放置されているわけではなさそうです。


位山神社
人里から離れたこんな山奥に、どうして神社など。
その由来を知るのも嬉しいこと。
11:00


飛騨の匠街道
木材は飛騨川を使って運び、飛騨の大工は位山を歩いて京都に向かった。
京都にはその名残で、飛騨の名のついた土地がある。
先日、「一位の木」で出会ったお父さんの話を思い出します。

京都には飛騨殿町、奈良には飛騨町があるそうです。

当時は草むらの薄暗い道だったんでしょうね。
11:15


あららぎ湖
昭和中期に建造された人造湖。
今日は誰もいませんが、夏休みには、多くの家族連れが訪れるでしょう。
11:20


あららぎ湖のすぐ東に、名無し林道があります。
今日の目的地。
この奥に、ミズナラの枯木があるはず。
11:25


看板には駐車場マークが書いてありましたが、車で来てためらう人も多だろうな。


入ったはいいものの、その後の道案内がありません。
どんどん傾斜は増し、オランちゃんを降りて半クラッチで押し歩くも力尽きました。
ここから歩きです。
11:35


そうとうな豪雨だったらしく、草がみんな寝てしまっています。
11:50


ここへは一旦 来たのですが、新規林道を作っている感じだったので、コチラではないだろうと さっきの道へ向かったんです。
もうちょっと上ってみますか。
いちおう観光資源でしょうから、もしかしたらそこまで道を整備しようとしているのかも知れません。
いや、ここを整備して駐車場の道がアレってことはないか。


ぬかるんだ道を上ってはみたものの、どこまで続くやら。

ただ、歩いて分かったのですが、わりとしっかりした地盤の上に、おそらく大雨で積もった砂の層があるみたい。
ヤワな所は靴がくるぶし辺りまで沈みます。
オランちゃんはたまたま「硬い所」を走ってきたようです。
ここまでも、スリップして登れず押し歩きした坂もあったので、オランちゃんはここに残して歩くことにします。
12:05

700~800メートルも来たでしょうか、歩けど歩けど延々同じようなぬかるみが続きます。
あぁ、コンビニでジュース買ってきてよかった。

こりゃダメだな。
帰ろう。

ミズナラがある「だろう」方向を見ながらもどると、少し藪が薄くなった場所を見つけました。
このまま帰るのもシャクにサワルし、入ってみるか。


おぉ、階段らしきものが現れた!
もう、戻るなんて考えはどこへやら。
オランちゃんほったらかして登ります。
12:25

間伐されたところに出ると、幹にオレンジ色のリボンが括られています。

でも、このリボン、アヤシイんだな。
山へ行くと紫とか黄色とかリボン見るんですよ。
詳しい人に聞いたら、次にどの木を切るか目印なんですって。

道案内だったら、あんな遠くに次の目印なんて付けないでしょ?
と思いつつ、ダメでもリボンをたどれば帰れるだろうと奥へ。

疲れて何度も引き返すか…と諦めかけていたら、、

見えました!
12:35


胴回り7.1m、全高22m、推定樹齢600年。
看板が立った頃から考えると、620歳か?笑
確認されている、日本で9番目に大きな木と書かれています。


根本の太い部分はほとんど「虚」になっているようです。
それでも生きてるんだ、すごいな。

あぁ、満足。
12:50

あれ?どっちから来たっけ…
迷いました。

リボンをたどれば、どこかへ出られるでしょ。


たぶん、100年ぐらい前に付けられたリボン。
これでも無いよりはマシ。

猛スピードで目の前を通り過ぎていくシカに、腰を抜かしそうになります。


シカの足跡が無数にあって、その中に ときどき大きなのがあったりして。

リボンリボン

さて、どこへ導いてくれるでしょう。

へ?
ここ?

最初に来たところじゃない。

さっきはここまで入らずに、藪しか無いと思っちゃったんですよね。
看板が「立っていてくれれば」見つけられたものを。。
13:00


泥道を歩いて、置き去りにしたオランちゃんを迎えに行きます。


泥だらけで帰還。

お昼、すっかり回ってしまったな。
久々野駅前の みかど屋さんで食べて帰るつもりだったけど、今日はジュースでいいや。
さて、どっちから帰ろう。
13:20

そのまま98号線を北上することにしました。
この前 来た時、41号線の信号待ちで、西へ向かって一之宮の街へ行こうか、東へ向かって旧国道で宮峠を走ろうか迷ったので、ミズナラとまとめてリベンジ。

モンデウスパークスキー場を過ぎてほどなく、看板が見えました。

位山道。
以前はこんな大きな看板なかったと思います。

奥まで歩いたことはないので、行けるところまで。


石畳の苔が厚くなりました。
ツルツル滑ります。


この道も昔は主要な幹線道で、住む人や店もあったのでしょう。


道はまだまだ続きますが、石畳が途切れたところで引き返します。
13:40


お父さんに会った、一位の木。
また来ました。

「一位」の名の由来は、仁徳天皇に献上した この木で作った笏を褒め、「正一位」という位を授けたことに由来するという説があるそうです。
木にそんな位を与えたのか?と疑問はありますけどね。
その一位の木の名の由来ですが、この土地ではちょっと違います。
生まれて間もない聖徳太子がずっと手を握ったままだったそうです。
それをこの地に住んでいた仙人に相談しに来たところ、木の枝を渡され、それを持ち帰って聖徳太子の前に差し出すと、手に取った(手を開いた)。
そこから「尊い木」という意味で「一位の木」と呼ばれるようになった、そんな言い伝えです。


お父さんとは会いませんでしたが、知った人がいるというだけで、景色が変わって見えるものです。
来てよかった。
14:00

懐かしい宮峠。

何度も走ったなぁ。
名古屋から来ると、峠を超えて見える一之宮の街並みにホッとしたものです。

まだ燃料はありますが、家まではたどり着けないので、下呂萩原で給油しておきます。

リッター175円。
このところ、上がったり下がったり激しいな。
先週、家の近所は155円でした。
リッター65超えは立派。
14:50


もうじき4時になりますが、日が高いのでまだ1時2時のような錯覚をします。
このペースだと帰るのは6時頃かな。


名古屋市内に入りました。
気温は35℃ぐらいかな?
メッシュのジャケットに冷感シャツのおかげで、のぼせずにすみます。
ありがたや。


帰着しました。
今日はコンビニの店員さんに挨拶しただけだったけれど、なんとなく「旅」だった気がします。
18:25

本日走行:325km (GPS距離323km、除く徒歩3km)
消費燃料:4.8L

全行程


一之宮~久々野周辺


断念した川上本谷林道


あららぎ湖~政板のミズナラ

延長工事中の林道は、どこへ続くのでしょう。
Posted at 2025/06/28 19:34:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2025年06月07日 イイね!

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(3日目)

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(3日目)飛騨から帰ったばかりですが。
今日は同級生のタカくん マサくんと茶臼山高原へ。
お前さん、自分の家に民泊だな とタカくん。笑

ゼロ磁場の場所と、触れるとビリビリする石があるそうです。

家を7時半に出発。

国道153号線沿い、びっくりドンキーやコメダ珈琲が集まるドライブインに集合です。

07:55

まずは新城市に行くそうです。
新城って、最近は23号線バイパスが開通して、ずいぶん時間短縮されましたが、こっちのルートもまた快適。

こりゃイイゎ。
08:30


快調快調


新城市郊外にある桜淵公園に来ました。
09:40


ここは侵食されて特徴的なカタチの岩があるようです。


見ようによっては、スズメバチの巣みたいに見えますね。


続いて訪れたのは、寒狹峡。
10:25


いつ見ても見事な景色。
来るのは4回目になるかな。
何度も来ているから、さらっと見るだけ。


ここは四谷千枚田
10:55



ちょっと休耕田?が目立ちます。

これから植えるのでしょうか?

上から眺めたら、また違う景色だろうと思ったら、タカくん曰く
「上から見ると石垣がまるで見えないので、棚田に見えない」
と言うので、ここから眺めるだけにします。


肉付き感が まるで人間のようなカカシ。
動く様子がないので、熱中症で意識なくしているんじゃないかと心配したほど。


県道32号線


ここもまたトンネル掘るんでしょうか?

昼になりました。

うるぎ ふるさと館の隣にある「ありがとう」さんにおじゃまします。
12:20

昭和の雰囲気の落ち着いた店です。
マサくんはラーメンを注文。

「思っていたとおりの思っていた味だ」
なんだ?そのコメント。

タカくんとボクは「冷たいわらびの とろろ蕎麦ありがトンのせ」

美味しい♪


さて、ここが今日の目的地。
カエル館
13:35


入館料400円のところ、60歳以上は300円。
マサくんは興味ないから散歩してくるそうで。

カエル好きな館長さんが、個人で集めただろう、ちょっと雑多な印象の施設。



色素の足りないアマガエル。


なぜか重軽石。
タカくんもボクも重く感じたので、願いは叶わない。
まぁこれまで 充分に叶ってるけどね。

館内の一角に、ビリビリ来る空間があります。

と言っても、個人差あり。
二人とも何も感じませんでした。


これがビリビリ苔石
やはり何も感じない二人。


ギンリョウソウが一輪。
ここではこの花がいちばんの収穫かな。

根羽村にある月瀬の大杉

ものすごい巨木。
昔、この木を築城のために切って運ぼうとしたそう。
いったいどうやって運ぶつもりだったんだろうね。
14:30

さぁ、今夜はこの3人と、仕事で来ることができなかったクニちゃんの4人で飲み会。
いまから帰れば、呑み屋の予約時間にちょうど良いかな。


初めて走ります、猿投グリンロード。
原付は全線50円♪
15:40


タカくんたちとは、いったん長久手市でお別れ。
また後、名駅の飲み屋で会いましょう。
16:05


家に到着。
16:50

まだチェーン給油するぐらいの時間はあるね。

タカくんたちも家に帰ったみたい。
さぁ呑みに行くぞ~

本日走行:283km (GPS距離281km)
消費燃料:6.7L

全行程


茶臼山高原周辺
Posted at 2025/06/10 20:27:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2025年06月06日 イイね!

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(2日目)

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(2日目)6時には目が覚めたのですが、両肩が痛くて起き上がることができません。
イテテテテと唸りながら2分3分かかってやっとこさ床から出ました。
10代の頃は、30日間のツーリングで毎日走り続けていたなんて、自分でも信じられないなぁ。
ツーリングのしかたも年相応に変えないとね。

タイの人たちは、電車が11時だからゆっくり寝てると言っていたので、3人ともスヤスヤ。
今日は久々野町の駅前にある、みかど屋さんでお昼にするつもり。
ここから15キロしか離れていないので、時間はたっぷりあります。

顔を洗って、荷造りしたらやることもなし。
また高山の街を歩いてきますか。
06:40


今日も快晴。
朝の景色は日暮れの景色とはまた違っていいね。
聞こえてくる音の響きも、どこか違います。

まだ歩く人も車の往来もマバラ。
歩きながら会う人会う人に挨拶します。




高山って銭湯がいくつもあるんですね。
ホテルのシャワーより、こちらの方が良かったな。


レンガ造りとは珍しい。


飛騨高山まちの博物館
07:05

営業時間外ですが、敷地内を歩くことはできます。

通勤の近道で、通り抜けていく人もいますね。


やはりオートバイは毛嫌いされるようで。
マフラー変えて、アホみたいにうるさくしてる輩に来て欲しくないのはよく分かります。
まぁ、四輪車だってウルサイのいるわけで、不公平感は拭えません。
世間はそんなもんです。


古い町並みは電信柱がないですね。


テッセンなんて久しく見ていません。
昔は鉢植え置いてるお宅が多かったけど、暑さに弱い花なので名古屋で育てるのは難しくなっているかな。


高山陣屋跡
朝市が始まったところ。
近くで見てみたい気もするけれど、冷やかしでは悪いので ちょっと距離をおいて眺めます。
07:45


テイクアウトできる中華そば。
素泊まりホテルの食事に、こういうのもアリだな。
まぁ、具がないだろうから、素泊まりの素ラーメンになっちゃうけど。

高山にまた来たいか?と問われると、
歴史ある古い街並みはキレイだし、観光スポットとしてよいのでしょうけど、
ぜひもう一度というほどの気にはなりません。
いゃ、これは長年「観光地を避ける」ことが染み付いてしまったからでしょう。
高山好きの皆さん、ご容赦を。

1時間半ほど散歩してホテルに戻りました。
冷えるかと思ったら、散歩でうっすら汗をかくぐらい。
07:55

部屋に戻ると、タイの人たちも起きていて、見送りたいと言ってくれます。
玄関で記念写真を1枚。


3人して、駐輪場まで来てくれました。

タイへ来たら案内するから、必ず連絡ください。
どうもありがとうね。
おかげで楽しい一泊になりました。
あなたたちも良い旅を。

帰って一息ついたら、メールでもしましょう。
08:20


久々野まで、真っすぐ行ったら30分か。

一旦は宮峠トンネルへ向かったけれど、引き返して飛騨一之宮の街へ入ることにします。


のどかな景色を眺めようと、幹線道路を離れて少し高い場所へ。


あぁ、この木と奥の家、覚えてる。
高山市に統合されていなかった頃だったから、少なくとも20年は経っているか。
天然記念物で 小瀬田の「一位」という木らしい。
赤い実は食べることができるけど、種には毒があるそうだ。
08:40

懐かしく見上げていると、野良仕事をしていたお父さんに声をかけられました。
不審者と思ったかも知れないね。笑

この木は樹齢250年と言われるけど、わしはもっと古いと思う。
子供の頃から見てるが、まったく背が伸びない。
幹の黄色は、塗ったんじゃなくて自然についた色。

80代半ばのお父さん、この家の障子が破れた部屋に住んでいたそう。
もう老朽化して崩れるばかりなんだが、更地にすると税金が6倍になるので、そのままにしいてるんだって。

この一位の木の根本には、大きな石が3個あります。
その石は、昔 お父さんのご先祖が、位山から一人で背負って来たと言い伝えがあるんだって。
いや、いくらなんでも、このデカい石を持ち上げることさえできないでしょう。
まぁ昔の話に尾ヒレがついて、伝えられているんだろうね。
でも、そんな怪力がいたのは本当らしくて、当時は近隣の村から力自慢が弁当携えて、力比べに来たようです。
たまたま自転車で通りがかった人も、「このあたりでは伝説になってるよ」と同じ話をしていきました。

昔は子どもも貴重な働き手で、カマと背負子を背負って位山まで草刈りに出かけて。
刈った草は牛のエサに。
その手伝いが終わると、川で水遊びするのが楽しみだった。

飛騨の材木は飛騨川で流し、飛騨の職人は この道を通って位山を越え、京都の方へ行ったんだよ。
だから、京都の方には、飛騨と同じ名の土地があるんだ。

テッペンには穴が開き、ガムテープで直した竹笠を、みっともないからやめろと家族は言うんだが、長年馴染んだものを捨てる気にはならなくてね。

あんたは、なんでまたここに来たんだい?
ずいぶん前に、偶然通りがかって、この木とその家を見たことがあったんですよ。
今日は久々野の駅前にある食堂でお昼を食べるつもりなんですが、時間もあるので一之宮に回ってきました。
景色を眺めようと高い場所に向かったら、見覚えのある場所だったので、懐かしくて見てたんです。

久々野の駅前って言うと、みかど屋さん、駅の真正面?
え?ご存知なんです?
古くからやっとる食堂で、昔ここから嫁いでいった娘もおった。

こんな話はいくらでもあるのだろうけど、こうして聞いて知ると 不思議な縁のように感じられます。

今日は声をかけてもらえ嬉しかったです。
もし話しを聞くことがなかったら、ぼくにとって この木はただの天然記念物、あの家はただの空き家のままでしたから。
あんた、いい趣味持ってていいねぇ。

うん、そうかも知れない。
いい趣味なんだと思う。

ちょうどニンニクが食べ頃なんだが、採ってあげるから持っていきなさい。
いゃ、実は農家からもらって、うちでも食べ切れないんです。
そうかそうか。笑
この先も気をつけて行ってください。


また来るところが増えちゃったな。
09:10


ダナ林道
11年前、オランちゃんで来たときは、時間がなくてパスしたっけ。
通行止めになってるけど、行けるところまで行ってみますか。


こりゃいい林道だ♪と走り始めてほどなく全面通行止め。
ガッツリ掘ってます。
道の修復に加えて、水道やら電気配線も埋設する工事があるらしく、年内かかりそう。
09:20

ダナ林道の途中に分岐があったので、そちらも走ってみます。


この道、未舗装かと思ったら、一度はアスファルトが敷かれています。
様子からして、通行でアスファルトが傷んでこうなったのではなく、土砂が流出して空洞になり、結果舗装が崩落したようです。
山地図では、すぐに道がなくなるみたいですが、怖いような荒れ方ではないので、また折を見て行くことにします。


道の駅「モンデウス飛騨位山」
廃墟みたい。
スキーシーズンにはそれなりに賑わうのでしょうか?
以前 ここで食事したことがありますが、いちおう営業はしています。


段-久々野線 県道455沿いに、立て看板。
「寺まいり道」宮・久々野旧道
一歩踏み込めば即遭難コース。
10:20


この花が満開。


みかど屋さん
ちょっと早いけどかまわないと言ってくれたので入店させてもらいます。
10:50

気の良い女将さんに、1年前に来たんですよと話したのですが、ピンと来ない様子。
店に来た見ず知らずのお客さんたちが、記念写真取り合った…
あ~ぁ、そんなことあったゎ、あん時の。

野菜炒め定食をお願いしました。
このところ、米の値段の話ばかり聞くので、経営大変だろうな…とか思ってしまいます。

ごちそうさまでした。
11:35


船山まで未舗装路でショートカット。


舟山スキー場跡。
数年前に閉鎖されてしまったようです。
山は「船山」なのに、どうして「舟山」の名にしたんだろう?
12:00

ちょっと疲れてきたなぁ。
あららぎ湖近くにあるミズナラの枯木を見て、近隣の林道を走るつもりでしたが、もう満喫したので帰ってもいいかな。


舗装路で国道41号に向かいます。



国道に合流してほどなく、小阪久々野トンネルを通らず脇道へ。


阿多粕バス停。
なんか落ち着いちゃいます。

トンネルが抜ける前は、この道を走っていたんだろうか。
もう思い出せません。
12:55

来ました、睡魔。
運転が危なくなってきたので、下呂市保井戸にある八幡神社で休憩させてもらうことにします。

13:50


舞台に寝っ転がり、目が覚めれば14時半…
あぁ、でもスッキリした。

水分補給のため、道の駅 美濃白川で小休止。

同い年のW800のライダーさんと しばし世間話。
常滑市からお越しだとか。
BMWに乗っていたけれど、重くて扱えなくなって、最近中古を購入したのだそうです。
ツーリングしても誰とも話すことがなかったそうで、こんな会話でも嬉しいと言って去っていきました。
15:00


日が長いので錯覚しますが、もう4時半回っています。
うちには5時半頃かな。
16:35


家に到着。
17:40

チェーン給油と洗車で、本日の走行は終了。

本日走行:212km (GPS距離193km、除く徒歩4km)

2日間の走行:527km (GPS距離484km、除く徒歩11km)
消費燃料:9.4L

本日の行程


高山市街地散策


宮・久々野周辺
Posted at 2025/06/10 13:05:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2025年06月05日 イイね!

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(1日目)

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(1日目)ミズバショウを見に行ったのは5月の上旬のこと。
そこで会ったご夫婦が、黄色い花が咲く6月も良いですよと教えてくれました。
第2週あたりを狙っていましたが、どうも空模様はアヤシイみたい。
さらには黄色い花は6月上旬までが見頃と、今になって知って大慌て。
行くなら明日(6/5)か…
往復500キロの距離は、日帰りではちょっとシンドイな。
今回はエムちゃんに乗っていくんだけど、ペラペラのシートで走ったら、尻が4つに割れちゃう。
どうせなら一泊して、近隣の林道も走ってみましょうか。

近隣でリーズナブルな「民宿ほら」さんに電話してみると、運悪く臨時休業。
じゃらんや楽天トラベル なんかで探してみると、平日だというのに空きが見つかりません。
梅雨入り前の貴重な晴れ日だからね。
いまは自分も含め高齢者が多いから、平日も人が増えてるし。

どうやって行き着いたのか分からないけど、検索していたら Booking.comってサイトで格安を発見しました。
高山駅前、素泊まり税込み2,600円、あと1室!。
即予約。
まぁ野宿も選択肢にはあったけど、林道走って 湿原歩いて 汗かいて。
ヘロヘロでバス停なんかで寝る元気はないから、どんな宿でもありがたいです。

そうだ高山にはオートバイの駐輪場なんて ないかも知れない。
予約した宿に、駐輪場はないかメールで問い合わせると、いくつか候補をあげてくれました。
3年前、西宮のクラス会に出かけたときは、交番のおまわりさんも探してくれたけど、見つからなかったんですよ。
こちらも即予約。
48時間停めて300円とはありがたい。

荷造りと言っても、リュックにパンツとシャツが増えるだけだから、日帰りと変わらず。
22時就寝。


3時15分起床。
まだ早いから、朝食はどこかで食べることにして、出かける前に家族を起こさないように 静かに風呂洗い。
天気予報では、飛騨の最低は15℃、最高は28℃。
カッパを持っていけば万が一の防寒着にはなるかな。
メッシュジャケットで真夏のイデタチ。
04:15

空いた道を流します。
XLRより、ペースは10~15キロ遅目だけど、時間に余裕はあるからね。

国道41号線を北上し、名古屋市内を抜ける頃、太陽が顔を出します。

気温は15℃ぐらいかな。
寒いということもなく、自分には快適な気温。
04:50

七宗町
けっこう寒いと思ったら、いつの間にか気温11℃。
まだガマンできないほどじゃないので、このまま行きます。
06:00


いい位置にあります、Dailyヤマザキ。
下呂金山まできました。
06:20


おにぎりに缶コーヒー。
仕事に向かうだろう車が入れ代わり立ち代わり。
半数の車が、エンジンかかったままご主人が戻るのを待ってます。
ここらへんでは当たり前なんでしょうね。

朝飯食べて、少しストレッチで躰を温めてから走り始だすと、ものの5分で震えが止まらない。
先月とまったく同じパターン。
意識していないのに、躰がハンドルをガクガク揺さぶる。
SIX PADでビリビリやってるみたい。

10分ほどで震えも止まり、下呂温泉病院まで来ました。
いかにも効きそうな名前。

病院脇の小道を行くと、林道下呂小坂線。
07:30


長年国道を通っていながら、並行して こんな道があるなんて知りませんでした。


アジサイの一種かな?

未舗装はそれほど続かず、じきに三叉路。

右が林道の続きで、観音峠方面。
07:55

このあたりはほとんど電波が来ないみたい。
見晴らしがきく場所でも、その方向に基地局がないんだな。

かろうじて電波を拾える場所に立て看板があります。
定期的な見回りをしているらしい人たちと会ったので、軽く挨拶。


観音峠。
ここは「タカの渡り」が見られる場所として、よく紹介されています。
鷹が渡りをするなんてピンときません。
08:20


見晴らしには東屋がありますが、柱が朽ちていつ倒れてもおかしくない状態。


この展望も、5年10年したら伸びた樹木で見えなくなってしまうんだろうな。

景色を眺めている横を、先ほどの見回りの車両が通っていきます。


あれ?
チェーンが張られてる。
無理か…と思ったら、さっきの人たちがユルユルにしていってくれたのか、普通にくぐることができます。
通行禁止と書かれているわけじゃないからね、と言い訳しながら通過させてもらいます。
08:45

大規模に崩れたのか、復旧工事中。

人影はありません。
09:00

なかなかいい道でした。
北側もチェーンが張られていて、同じくユルユル。

通行止めと明記されています。
こちら側から来ていたら、引き返してたな。
09:15

下呂市小坂にある、旧 夢みどり館。

とても営業しているとは思えません。
わりと最近まで 地域復興に取り組んでいた様子だけど、見つかった記事はこの1件だけ。
数年前に来ていれば、おいしいケーキを食べることができたかも知れない。

隣には、下呂市指定の重要文化財、清原家住居があります。

公開時間9時を回っているけれど、門が開けられる様子はなし。
「休館日」というのは文字通りにとれば「休み」なんだけど、開く日もあるんだろうか?

今日は間違えませんよ。
自動車専用道は避けます。


昼には早いけど、この先林道に入ると買い物もできないので、なにか仕入れていきますか。

道の駅 アルプ飛騨古川の敷地内?


えごま工房で、コロッケを買いました。
「飛米牛コロッケ」は、飛騨の米を食べて育った牛の肉なんだそう。
10:50


まだ採れるところでは採れるんだ、ワラビ。


駐車場で伏せているツバメ
よく飛べない若鳥が落ちてしまったのかと思ったら、どうやらこうしていたいようです。
他のお客さんが心配そうに近寄ると、アッチ行け みたいに見える反応。
ツバメって黒だと思ってたけど、青い種類もいるのかな?

数河まで来ています。

洞-数河線への道は、集落の奥に口があって分かりづらく迷ったけれど、たどり着きました。
ここから池ヶ原湿原方面へ北上します。
11:30


フラットで走りやすい。


山が迫る崖っぷちのような圧迫感がなく、展望はきかないものの開放感はあります。




今日の目的地の一つ。
道路際には「ソレ」があることを示すものは何もありません。
12:30


道があっただろう斜面を進みます。
急ではありませんが、転ぶとけっこう下まで滑っていってしまいそう。


昔は手すりがあったんですね。
パイプは腐るだけでなく大きく曲がり、長年放置されているのが分かります。


現れました、ニコイ大滝。
5月にお会いした御夫婦が、あの滝は見ておくと良いですよ、と教えてくれたんです。
整備もされず、公はむしろ来て欲しくないと考えているよう。
12:35

しばし滝を眺めて、崩れかけた手すりをたどって奥に進むとトンネルがありました。

迷うことなく入ります。
12:45

中は真っ暗闇。
30メートルぐらい手探りでも行けるだろうと進むのですが、まったく向こうからの明かりが見えません。
これ、ヤバいかも…
いったん引き返します。

戻って看板をよく見ると、全長134m!
30mは高低差でした。
これは手探りなんて無理だ。

そうだテレビドラマなんかで、スマホで照らしてるのを見たことがあります。
生涯、スマホのライトなんて使ったことがなくて、ネットで点け方を検索。
かろうじて電波が届く場所だったので助かりました。


かなりの勾配で、行けども行けども暗闇が続きます。
スマホの電池が切れたらどうしよう。

こういう場所って、誰もいないことが恐怖心を煽りますね。
いないはずなのに、誰かいそうな気がする…とか。

這々の体で出口に到着。

なんとも変わった橋、、、
補強のために置かれた「枠」?
よくよく見ると「枠」は 過去に手すりだったもの。
腐って倒れちゃったんだ。


ここが滝の上。
13:00

戻りましょう。


トンネル内にはところどころに配線と思しき線が残っています。
照明があったのでしょう。

明かりが見えると安堵します。


古川で買ったコロッケが昼ご飯。
13:10

トンネルは予想外、疲れました。
これだけの滝が放置されているのは もったいない気もしますが、整備したとしても 観光客が元を取れるだけのお金をこの地に落としていってくれるかと考えれば、しかたのないことです。



池ヶ原湿原に向かいます。
この周辺は林道が入り組んでいて、どっちに走れば良いのかよく分かりません。


間違いなく道なのですが、交通がない道が花畑になってます。
13:40


黄色い花の花びらには艶があって、陽の光を反射します。


1ヶ月ぶりにやってきましたよ、湿原。
湿原の管理をしている人達が乗ってきただろう車が数台ありますが、駐車場は空っぽ。
ミズバショウの季節ほどの来訪者はないのかな。
13:50


深呼吸したくなる景色。
人工物である桟橋が違和感なく溶け込むのが不思議です。


アヤメも見えますね。



富山のご夫婦が、ここから眺めると良いですよと教えてくれた場所。

花の黄色は若い草の緑に溶け込んで、想像していたお花畑とはちょっと違う印象。


黄色い花はリュウキンカとサワオグルマ。


ほんとに静か。



高山のホテルに16時チェックイン予定と伝えておいたけど、もう1ヶ所寄りたいところがあるので、その時間にはちょっと無理かな。
14:50


5月にもちょっとだけ立ち寄った、板倉の里、宮川町種蔵地区。
歩いてみたかったので、またやってきました。
15:10


この地区特有の「蔵」がいくつも残っています。

高い場所に位置する土地は災害に強いとされていますが、それは別の苦労と引き換えだったに違いありません。

集落の人達が協力することは、生活をまもるための必須条件。
そんな生活を疎ましく思う人種には、耐えられないでしょうね。


蔵は今 使われている様子がありません。
空き家になった家屋もあります。
この景観を維持していく活動も行われるようですが、日本の各地が同じ悩みを抱えているでしょう。
気力や思いだけではできないこともあります。



さ、宿に向かいましょ。
15:35

そうだ、リザーブに切り替えてからずいぶん走っているんだった。
そろそろタンクがスッカラカンになります。


国府町のJAスタンドで、5.4L給油。
あと0.5L残して、ギリセーフでした。
16:15


高山市街地まで来ました。
名古屋起点で考えると、飛騨も高山も遠いので、飛騨と高山が近い…って感覚にならないんです。
アタマの中では分かってるんですがね。


教えてもらって、ネット予約した駐輪場に到着。
16:35


本日の走行、300キロ強。

今日の宿は、管理者がいなくて、チェックインはすぐ近くの別ホテルで行うようです。
ヘルメットと荷物をぶら下げて、5分ほど歩くとRELAX HOTEL。

パット見ホテルって感じじゃなくて、どこかアヤシイ気がしたのですが、入ってみるととてもキレイ。

フロントは外国人お二人。
流暢ではないけれど、丁寧な日本語で説明してくれました。
日本語は難しい?
と問うと
とても難しい。
英語を交えて話したんだけど、ちゃんと日本語で返事をしようと頑張ってました。
駐輪場を調べて教えてくれたのは、この人たち。
とても助かったとお礼を伝えて宿へ。


KOMOREBI HOSTELに到着。
玄関も部屋も暗証番号で解錠するのが、年寄には馴染めないね。
17:00


2段ベッドの相部屋。
若い頃よく利用した、ユースホステルみたいな感じが懐かしいです。
すでに他のベッドには荷物があります。
どんな人達だろ。

5時半か、、
夕飯にはちょっと早い気もするし、まだ明るいから散策に出ますか。


宿泊客は、男性より女性の方が多い感じ。
自炊のキッチンから、賑やかな声が聞こえてきます。
欧米系の女の子たちなんかモデルさんみたいで、目の置き場に困ります。

ぼくは観光地嫌いなので、40年ほど前に立ち寄ったときも、食事しただけで歩くこともしませんでした。

今回は、平日ということもあって、街はガラガラ。
これまで思っていた、どこもかしこも観光客というイメージが少し変わったかな。


散策しながら夕食をとる店でも探そうと思ったのですが、木曜日が定休の店が多くて、迷うほどはなさそう。


一年のうちで最も日が長い季節。
徐々に陰が深くなっていく景色を眺めながら、遠くに来たんだななんて、改めて感じます。


こんな路地の方が好きだな。


1時間ほど歩いて、小さな休憩スペースに座ります。
何をするわけでもなく、通勤通学の人たちを眺めてました。

けっきょく駅前の魚民にしました。

と言うか、ここ RELAX HOTELの隣。
この土地ならではのものとか、旨いもん食いたいという欲求はまるでないので、RELAX HOTELでチェックインした時に、迷うぐらいならここでイイやって感じではありました。
18:55

親しい友だちと入ることはあっても、自分で居酒屋を選ぶことはなくて、何を注文したら良いのか分かりません。
適当に頼みました。

丼は思ったより小さいね。
自分的にはこの倍の量でちょうどいい。
まぁ酒飲む前提の人は、ご飯ものはオマケなんでしょう。

酒を呑む習慣はありませんが、サワーなんか頼んでみました。
最近、自分に起きた小さな変化です。

ただいま~。

20:00

女の子が玄関ロビーで地図を広げてます。

このあたりでどこか見ておくといい場所ありません?
う~ん、ぼくは観光地巡りしないので、オススメできるような情報もないけど、すぐ近くの飛騨古川はあまり観光地化されていなくて好きですよ。

聞けば、千葉から車の一人旅。
あちこち巡っているけれど、一旦家に帰ろうかと思ってます。
だそう。
良い旅をね。

部屋に戻ると、東南アジア系の人たちがいました。

同室で無言というのもヘンなので、挨拶ぐらいはしておこうと声を掛けると、タイ語が返ってきました。
お互いコトバが通じないのですが、今はタブレットで翻訳して会話が成立しちゃいます。
これでいいのか?なんて考えたりもしますが、実際助かっているわけで 文明の利器さまさまです。

50代 仕事の同僚2人と、20代の息子さん1人の3人で旅行中とのこと。
中部国際空港に到着して、今日は上高地へ行ってきたそう。
今晩高山で泊まったあとは、富山へ北上して、それから大阪万博を見て帰る、12日間の予定だとか。

お父さんは大のトヨタ好き。
ハイラックスを持っていて、けっこうイジってらっしゃる。
聞けば、子供の頃からドラえもんが好きで、それが日本に来るキッカケだとか。

息子さんは、建築の勉強をしている学生さん。
日本の建築家を尊敬しているって。
こちらは万博でガンダムが見たいそう。

タイ語はよく分からないけれど、息子さんが話す時、コトバの最後に必ず「カップ」と付いています。
あなたはとても礼儀正しいねと伝えると、照れくさそうでした。

たぶん彼らは、日本に到着してから、他の人達と話すこともほとんどなく、ここまで来たんでしょう。
あれこれ話しながら夜も更け、11時を回りました。

思えば昨日、「民宿ほら」さんの予約が取れていたなら、ぼくはここにはいませんでした。
もちろんそれはそれで、別の今日があったに違いありませんが、彼らと出会えたことはとても幸運だったと思います。
今日はこのあたりで休みましょう。
また明日。

本日走行:315km (GPS距離291km、除く徒歩7km)

本日の行程


林道下呂小坂線


数河 宮川周辺


林道 洞-数河線 数河側


ニコイ大滝


池ヶ原湿原


板倉の里


高山市街地
Posted at 2025/06/10 01:35:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域

プロフィール

「[整備] #アイ ラルグス リヤサスキット装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/274638/car/2245286/8323369/note.aspx
何シテル?   08/07 18:55
オートバイ旅行が好きな、昭和中期世代の高齢者です。 みんカラはツーリングの記録を残すのに便利そうだったので始めました。 ご近所や友達には『車好き』で通っ...
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2025/06/07 21:55:03
[三菱 アイ] タービン交換 TD025M Ver2.0(通算6回目) 
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2025/05/28 17:16:47

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