
11月12日、日曜日。
一週間の仕事と前日の学校の疲れが酷かったのですが、気合を入れて早起きしました。家を出て最寄りのバス停から6時40分に乗車。西武池袋線と山手線を乗り継ぎ、昨日も訪れた新宿で下車しました。
朝食のため、かねてから行きたいと思っていたこちら向かいました。
「どうとんぼり神座 新宿京王モール店」さん。店名の通り、大阪は道頓堀が発祥。おそらく東京に進出して20年以上だと思います。初めて味わったのはその頃。テレビ番組で、東京初の歌舞伎町の出店に纏わる経緯を紹介する、半ばドキュメンタリーでした。放送直後は「大混雑」と予想、2、3週間後に訪れましたが、それでも大行列でした…。
自販機で「チャーシューラーメン」と、トッピングの「ねぎ」を求めました。
店内はカウンターのみ。日本一の乗降数を誇る新宿駅のショッピングモールの立地。せわしく行き交うビジネスマンなどが主要な客で、ファミリー層は二の次なのだろうと想像しました。
現在の時刻。
こちらは朝7時からの営業。ロケーションを考慮してのことと思います。実際、日曜日の早朝なのに、5、6人の独り客がラーメンを啜っていました。
ボクが此処に居る理由がコレ。
山手線を降りた直後、小田急ロマンスカーのチケットを買い求めたのでした。
…アッ、今日の目的地がバレてしまったようですネ!!
神座さんでは、お店のスタッフの方は洋食のコックさんの装い。
これは、創業者の方が洋食のシェフだったことが理由だとか。
前述の番組で紹介されていたのが「秘密の箱」。
ステンレス製で、誰一人スタッフに明かされていない「食材」を入れて南京錠を掛け、創業者の方がスープに沈めていました。今でもそうなのかを関越道三芳パーキングエリア店の店長にお訊きしたことがありますが、頷かれていました。
さて、到着です。
おー、見るからにオイシソー!
透明のスープは一見、東京風の「中華そば」を思わせますが、一口啜った途端、まるで異なる味わい!確かに「ラーメン」ですが、野菜の甘味が窺えます。しかもコンソメを思わせる「ポテッ」とした洋風な味も存在します。創業者がシェフ出身なのが頷けます。
麺は中太のストレート。
端麗で透き通るような黄色。もちっとした食感で、啜るとスルスル入ります。ラーメンと言うよりも、英語の「ヌードル」と表現する方が、しっくり来る気がします。
チャーシューは所謂「焼き豚」ではなく、ローストポークの塊をスライスしたイメージ。軽い塩味がします。一見して薄そうですが、面積が大きいため、折り畳ようにして口に入れると、柔らかいけれど歯応えがあります。これ、テイクアウト販売があれば絶対に買い求め、家でバーボンの「おつまみ」にするところです。
チャーシューの下には、びっしりと白菜が!
スープを纏ったシャキシャキの食感が、美味しくない訳がありません。
発車時刻が迫り「ハフハフ!」しながら掻き込み、漸く完食。
麺は普通の量ですが、チャーシューと白菜がどっさりで、思いのほか時間が掛かりました。小食のボクには定量オーバーで、この日はお昼を抜きました。
ちなみに、
神座さんにはラーメンでは定番のコショウはなく、
取り放題のニラが常備されています。
かなり辛いもので、入れると味が全く変わり、ちょっと下世話に転じます。
なのでボクは毎回、使わないのでした。
この後、ダッシュで小田急新宿駅に向かいました。
どうとんぼり神座 新宿京王モール店
東京都新宿区西新宿1 南口地下街1京王モール
7:00~23:30(L.O.23:00)
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ラーメン | グルメ/料理
Posted at
2023/11/14 07:18:52