
そんなに沢山はいらっしゃらないと思いますが、覗きに来て下さる皆様。
この数週間、度々の出張や急遽の問題解決、月初処理などで忙殺されておりました。家でパソコンに向かう気力が失せ、気が付けば3週間が経っておりました。更新が滞り、申し訳ありません。
閑話休題。
毎月、第一週は月次処理。金曜日に行われる経営会議に、前月の販売状況報告を提出しなければならず、リポートの作成に追われます。そんな昨日、久し振りの「安息日」でした。丁度、仕事で恵比寿を訪れることとなり、ランチに久し振りのお店を訪ねました。
恵比寿駅東口から数分のスパゲティのお店「アンクルトム」さん。
到着は11時20分、営業開始は11時30分。
通常なら、この時間には既に「行列!」ですが、昨日は何とポール・ポジションでした。リモート・ワークの影響だと思われます。
シックな木製の看板、雰囲気満点…。
11時30分、定刻に開店。
先頭のボクは、入口目の前、円弧を描くカウンターの右端に案内されました。
厨房を円弧状に囲む席は8席ですが、半分を間引いての営業。他に、左奥の壁側に向い合せの2人用テーブルが5つ。透明のパーテーションで仕切られています。
カウンター右端には、ビートルズの写真が!
店内には幾つも、ジョン・レノンの筆による絵が掲げられています。
勿論、B.G.M.は「Get Back」や「Yesterday」等々…。
ボクが案内されたのは「特等席」!
目前に大きな茹で釜、奥には調理台が臨めます。
こちら「アンクルトム」さんは、以前「スパゲティ ダン」さんの記事で触れた、伝説の「ハシヤ」の血を引くお店。もちもちに茹でた麺に、たらこやうに、納豆など、「和」の食材を絡ませたものが看板メニュー。
ボクは「たらこ、うに、納豆」の大盛をお願いしました。
作業過程をつぶさに観察し、幾つか気付いたことがありました。
①麺は「Barilla」の乾麺。「ダン」ではニューオオクボの1.9ミリですが、これは入手がなかなか困難。こちらでは、イオン等のスーパーで簡単に買えるものを使っています。ただ、3枚上の写真に乾麺の箱が映っていますが、全てアルファベット。輸入品の可能性があります。
②茹で釜が「超巨大」!もちもちの加減を実現するには、大量の湯で茹でる必然があるのかも知れません。
③たらこやうにのソースは、予め縁のある木製の皿に入れ、更に透明プラケースに入ったバターをスプーンで掬い、中身を皿に叩き付けるように振り入れます。バターは常温で固形、簡単には掬えません。これを見て思い出したのが、「ダン」での光景。銀紙に包まれた、沢山の大きな業務用のバターとマーガリンが届いたのでした。これらを合わせて練っておいたものを使うのかも知れません。
④茹で上がりザルで掬った麺を素早く木皿に入れ、素早くソースとバターと攪拌していました。一度に大量の麺を茹で上げるため、ザル上の麺は時間が経つにつれて湯が切れたり、蒸発してしまうよう。このためか、後半は釜の湯を少し足していました。
さて、ボクの前に届きました。
「いただきまーす!」
ソースとバターが絡まった麺は、実に艶やか。
口に入れます。
たらことうにの味が調和した、和風で大変おいしいもの。
麺は「ダン」よりも細めですが、それでも「もちもち」!
手に入りやすい乾麺が、こんな食感に茹で上がると知り、感動しました。
刻み海苔の下には、緩く掻き混ぜた「ひきわり納豆」!
もちもちの麺に絡ませて食べれば、もう「最高」!
小食のボクですが、あっと言う間に全部、平らげてしまいました。
それでももっと、食べていたかった…!
…至福のひとときでした!
代々木公園にかつて存在した「ハシヤ本店」に行けなかったのは残念…。
ですが、こちらも含め、お弟子さんのお店が関東にはあちこちにあります。
少しずつ、食べ歩きをしてみようかと思いました。
アンクルトム
東京都渋谷区恵比寿1-14-7
03-3442-1934
11:30-14:30 / 18:00-20:50 日休
Posted at 2022/03/05 08:37:37 | |
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