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2024年05月04日 イイね!

シトロエンC3に2年乗ってみて

シトロエンC3に2年乗ってみて早いもので、6月にはC3に乗り始めて2年が経ちます。

そこで、改めてC3の良いところや気になるところをまとめてみることにしました。
基本的には乗り始めた頃に感じた点と大差はないのですが、最近特に感じていることもあります。

【良いところ】

1、高速での安定性と乗り心地

金属コイル&リジッドアクスルの限界でしょうか、中低速では足回りがドタバタしてショックをかなり受け、できるだけマンホールを避けて走るほどです。

本国よりも太すぎるタイヤも原因のひとつかと思いますが、以前に試乗したインプレッサ STIスポーツが、225/40R18のADVAN Sport なんぞを履いているとは思えないしなやかな足回りで、低速での乗り心地は明らかにC3を凌駕していました。



インプレッサのリアサスはI.R.S.ですし、ショックも高級なものを装着していましたので、その点も原因かと思います。

ところが、80km/h位を超えると乗り心地は一変。
福野礼一郎氏が著書で「ほぼパーフェクトなスカイフック感、巡航中の航空機みたいだ、素晴らしい。」と著されていたように、一種独特の浮遊感を伴って直進して行きます。

ステアリングは中立付近でガッチリと重くなり、小さな車体のくせにピッチングはほぼ無く安定性も抜群で、長距離も疲れません。



シートは最初ちょっと違和感があったのですが、今ではすっかり馴染みました。
ちょっと腰が痛い時でもしばらく運転した方がマシになるほどで、まさに腰痛持ちにはありがたいシートです。

2、長距離での燃費

流石、ダウンサイジングターボ。
富士山を見に行った時が19.4km/L、九州ドライブでは18.9km/L。
申し分のない燃費です。

3、外観デザイン



デザインの評価には個人差がありますが、ボンネットが高くてSUVに見えるデザインは、ツートンカラーとも相俟って唯一無二の可愛いデザインだと思います。


【気になるところ】

1、タッチスクリーンに集約されてしまった劣悪な操作性

コストの削減と流行を追っているからだと思いますが、物理的スイッチが随分と減らされてタッチスクリーンに集約されてしまい、劣悪な操作性になっています。

その中でも特に、スクリーンを凝視しない限り、温度調整と内外気切り替えができない事が最大の問題点です。



長いトンネルに入るときには内気循環に切り替えたいですし、オートエアコンが不安定なので温度調整する機会が多いのですが、いずれも走行中には危なくて操作できません。



このロードスターのように、物理的なスイッチに割り当てられていたらブラインドタッチができるので、見習って欲しいものです。

2、ナビやオーディオの機能性能がお粗末

ロードスターで重宝したNaviConのように、スマホで事前に行き先を設定できる機能が使えません。
そこで已む無く電話番号で目的地を検索する機会が多くなるのですが、タッチスクリーンの反応がすごく遅いので、電話番号をものすごくゆっくり入力しなくてはなりません。
「いらち」な大阪人にとっては、我慢なりません。



オーディオもメニューの階層が深くてわかりづらく、FM/AM切り替えですら何度も操作しなくてはなりません。

また、ナビの案内が始まるとラジオの音声が消えてしまい、肝心なところを聞き逃がしてしまうのは致命的です。

3、ルームミラーの位置が低すぎる

写真でもわかるように、運転手の目線よりも低い位置にルームミラーがあります。



何故これほどまで低い位置に設置されているのか全く疑問なのですが、左折するときに大きな死角が生まれるので、極めて危険です。

4、スムーズさの無い駆動系

標準モードでの低回転域のトルク不足は、エンジンに当たりがついてきたので解消されたのですが、駆動系、特にATにスムーズさが無く、ギクシャクします。

勢いよくアクセルを踏んで加速する時は問題ないのですが、ゆっくりとジェントルに加速する場合、シフトアップの際にギアが抜けたような「間」が発生し、加速Gが一瞬消え失せます。
フランス人は皆んな、荒っぽい運転をするのでしょうか。

一方、減速時には積極的にシフトダウンするため、その都度ガクッとなります。

5、安全運転装備が不十分

国産車ではもちろんのこと、輸入車でもBMWやベンツには装着されているペダル踏み間違い抑制機能がありません。

機械は万全でないとはいうものの、他人を殺めてしまう危険性を少しでも減らすに越したことはありません。



実は、昨年受けた脳のMRI検査で、大脳白質病変が見つかりました。
最近読んだ下記の記事によると、「白質病変は、脳神経ネットワークの破綻をもたらし、情報伝達の障害をまねき、それが運転操作に影響して、交通事故や高速道路の逆走を引き起こしやすくする」ということなので、すごく心配です。

高齢者の交通事故、増加の要因は「認知症」ではない
「脳ドックデータ」で判明した大きな事実誤認


6、ディーラーが遠くて不便

昔は大阪市内にも、シトロエン大阪中央や大阪西があり、東大阪にもディーラーがあったのですが、いまや市内から遠く離れた枚方、堺、箕面にしかありません。

おまけに、12ヶ月点検で車を朝一番に預けても引き取りが夕方になりますので、一日仕事。
国産車ではもちろんのこと、BMWでもショールームで珈琲を飲んで待っているうちに終わりましたので、不便ですね。

【まとめ】

気になるところがいっぱいあって書ききれないくらいなのですが、高速道路でハンドルを握っていると、まあ仕方ないかぁと、次第に思えてくる車です。
Posted at 2024/05/04 15:18:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | シトロエン | クルマ

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