1.具体的な目標を設定し言い訳をしないこと
2.目標を沢山の人と共有すること
3.全てに感謝すること
これに尽きるんじゃないかなぁと思う今日この頃です。
さて、先週末は鈴鹿サーキットの国際南コースで行われた「全日本学生ジムカーナ選手権大会」を観に行っておりました。卒部してから早3年。自分が在部していた当時の1年生がついに4年生。
自分がよく知る最後の代なので、やっぱり気になるワケですよ。
神戸の旅仲間のとこへ遊びに行ったり、
帰りに甲賀の忍者による土砂崩れ被害に遭い延々山奥を回り道したり、
そんなわけで宿に24時半着とか、
月曜に那須に帰ろうと思いきや鎌倉のダイビングショップのBBQに参加して徹夜で帰って翌日無
睡眠で仕事とか、沢山ネタは有ったけどここでは割愛…。
https://minkara.carview.co.jp/userid/328689/car/425476/2761132/photo.aspx
大会の結果は、我が母校は力及ばず団体8位。
まぁ厳しいですがこれが今のチームとしての力でしょう。フィギュアに向けて発奮して欲しい。
嬉しかったのは慶應が優勝したこと。
個人的に主将の木藤くんを応援してたし、彼自身最後で選手に食い込んで個人3位をとったんだから大したもの!
周りと比べると非力なマシンで頑張った駒澤の森本くん、「ブログ見てます!」なんて嬉しい事を言ってくれる上智の斉藤くんらも、凄く巧かった!
鈴鹿はマシンもかなり効くので、これが他のトップ集団と同等の車だったら…と思ってしまう。
ま、しょうが無い。
しかし今回の大会も凄く観てて面白かった!
上述の後輩達や、関西勢の走りっぷり、やっぱり近畿は強かったし、最後まで分からなかったしね。でも俺らの大会のが面白かったな、きっとwうんww
でも実際の話…、
エントラントはみんなそれぞれ最高の思い出ができたと思うからそれで良いと思う。
でも…、大会の運営だったり、協賛の数、デモランなどなど、やっぱり元気無い部分も有ると思う。自分達の代だったから、という贔屓目が有るにせよ、2008年の全日Gはここ数十年でも最高の大会だったんじゃないかなぁ。
エントラント・運営の学連・理事会など、全てが相乗効果で最高のモノを作り上げれた気がするん
です。学連は「参加校のために最高の大会にする!!」って頑張ってくれたし、参加校側も「学連が頑張ってくれるんなら参加校みんなで最高に楽しむ!!」って想いでやってたなぁ。
ちょくちょくこの大会のことをネタにしちゃいますが…、
それだけこの大会は、今までの人生において最高の一日であり、
それまでの自分のゴールであり同時に今の自分のルーツなのです。思い入れは本当に深い。
https://minkara.carview.co.jp/userid/328689/blog/10112432/
で、タイトルの話に戻るわけですが。
ウチの母校を見ていると、確かに頑張ってはいるけどちょいとベクトルが違う気がしてならんのです。
確かに努力はしてるけど、内向的で自己満足になってる気がする。全て見てるワケでないから実際は分からんけどね。
1.具体的な目標を設定し言い訳をしないこと
2.目標を沢山の人と共有すること
3.全てに感謝すること
まず、1.に関して。
みんなで突っ走れるような、具体的で手が届く目標は作ってたんだろか?
目標は近すぎず遠すぎず、ちょっと頑張れば手が届くところに据えるもの。
その目標が定まれば、「何をすべきか?」が自ずと見えてくるはずなんです。
で、その目標に対してひたすら頑張れとは言わない。頑張りすぎると視野が狭くなったりするから。
でも色んな角度からアプローチして、「これはどうだ?あれはどうだ?こうしてみたらどうだろう?」って探究心と追及心は忘れないで欲しい。金が無いなら協賛とってバイトしまくる。練習ができないならアタマを使う。言い訳したらその時点で自分の負けを認めるようなもの。
2.に関して。
部員間や監督との目標の共有はもちろん。
それ以外にも、大学の職員を味方につけちゃうのも大事だし、その心でスポンサー活動しまくって少しでも多くの協賛をとるのも必要。
さらに言えば、競技やってるOBにしつこく教えを請うてみたり、OBでもなんでも無い人に会場で「横乗せてください教えて下さい!」っていう図々しさも必要。
さらに、OBも巻き込んでしまえば、お金やタイヤが降ってくるしね(笑)
学連との仲良くして「一緒に最高の大会作る!」って気持ちで常に居よう。
「自分達はこれだけ頑張ってる。けどコレが足りないからそこは協力して欲しい」ってスタンスかな。そうして色んな人の想いを背中に背負った時に、プレッシャーもひとしおだけど、凄く大きな力になる。みんなで目標に向けて頑張るムードに勝手になるんですよ。
3.に関して
これだけ多くの時間を自分達に割いてくれる監督に感謝しているか?
ささやかだけど支援してくれる体育局に感謝しているか?
大会に応援に駆けつけてくれるOBに感謝しているか?
協賛してくれる企業に感謝しているか?
大会を用意してくれる学連に感謝しているか?
いつも一緒に頑張ってくれる同期に感謝しているか?
精一杯ついてきてくれる後輩に感謝しているか?
普段何気なく過ごしていても、色んな人が支えてくれている。
それを普通と思うことなく、常に感謝して、その気持ちを言動なり形に表すなどしたいね。
自分が最後の2本目を走る時にどんなメンタルだったか?
同期、後輩、応援に来てくれた先輩、監督、OB、体育局、応援部、新聞部、学連の同期、ジムカ教えてくれた西野先輩、良くしてくれたデモランナー和田さん、贔屓にしてくれた実況の村田さん、ライバル校OBだけど声掛けてくださった金○さん、切磋琢磨したライバル…。自分に関わる全ての人へ、「自分を今この場に立たせてくれてありがとう」っていうただただ感謝の気持ちと、「最高の走りをするから見ててくれ!」って恩返しをしたい一心でした。実に清々しい気持ちだった。
「失敗したらどうしよう?」とか「こう走る!」とかそんな雑念は一切無かったね。
もちろんイメトレはしまくった上でだけど。だからこそ、ミスすることもなく自分のベストで走れたんだと思う。
この三つがしっかりできていれば良いと思うんだけど。
自分らもこれらを意識してたワケでは無いけれど、自然とできていたんだろな。
部活の運営やOB対応、渉外活動はゆーじくんが、
競技活動に関しては俺がそういうスタンスでやってたと思う。
目標に対して、常に色んな視点でアプローチしてたし、現状に甘んずることなく常に改善するようにしてた。どんな細かいコトもね。
OBメーリスを整備してHPの頻繁な更新を通して部活の現状のPRをしまくったから、応援してくれるOBが増えた。
体育局とも仲良くしたから、居場所の少ない自動車部でも胸を張れた。
学内新聞や広報誌に写真や文章を送付しまくってペーパーに沢山載せてもらった。
ガチでお金が無かったから、タイヤチェンジャーやタービンやミッション、パッドにタイヤなどなどスポンサー活動しまくってざっくり300万円は浮いた。
ブログを通して、プロの競技屋さんに応援してもらえたり、良きライバルができた。
ジムカ屋さんにセッティングや走り方など図々しく相談しまくった。
箱根の林さんに追いつき追い越せで走り回った(笑)
…ゆーじくんも俺も、自分らが非力だって分かってたからこそ、恥ずかしがらず色んな方面に素直に助けを求められたんだと思う。
あとは本当に感謝が大事。
上記のコトをしたならば、かならず感謝をカタチに表すこと。
そうすれば、「しゃあねぇまた協力してやっか!」ってなる。
俺らが沢山とってきたスポンサーも、今では全て降りられてしまった…。
もしかして、アップガレージにも降りられたの?
文書を勝手に送付して「ありがとねー」じゃなくて、ちゃんと担当に会いに行ったり電話したりした、のか…?
この辺のポイントを押さえた上で全力で頑張っていれば、絶対にみんな応援してくれると思うんです。
ここに書いたのはあくまでも一例だけど、この記事は今後の自動車部を担う人たちも見てると思うので、ここに書いた内容もちょっと頭の片隅に置いといてもらえるといいかなーと思います。
長くなりました。最後まで付き合っていただけて感謝。