大事

車間距離はきちんと取り、前方や周囲の状況をしっかりと確認しましょう。

今朝通勤途中に、対向から緊急車両がサイレンを鳴らして走ってきました。

黄色いセンターラインのある片側１車線の県道。こちらからは下り坂ですがソコソコな交通量です。

対向車の後ろに付いた緊急車両に対して、対向車が道の端に寄って停車しているのが見えました。なにせコチラは坂の上にいるから、よく見えます。

で、緊急車両からマイクで道を譲ってくれた事への礼が発せられます（音の発生源に向かって進んでいるので何を言っていたのかは聞き取れず不明）

しかし緊急車両はセンターラインをまたがないと先へ進めません。私がこのまま進むと緊急車両が通れないので、私も少し手前で停車しました。

さらに私の後続車も停車。後ろがちゃんと止まれるのかバックミラーで確認してましたが、私の２秒くらい後でピタッと止まったので安心ですね。

そこで目線をミラーから離してあらためて前を見ると、緊急車両がセンターラインを割ってこちらの車線に入って対向車を避け、また自分の車線に入って私の横を通り過ぎようとしていました（ドラレコで正確に確認しては無いけれど、私が停車してからは４秒以上経過しているハズ）

その緊急車両が私の真横に来た時に、後ろの方からバンパーの潰れるドンという音が。おや？後続車のさらに後続車が追突したようですね（汗）

私が停車してから音がするまでがおよそ４秒として、その半分の時点で後続車は停車してました。時速40kmで走る車なら１秒間に進む距離は11mだから、少なくとも後続車の後ろからは20m以上は離れていなければならないのです（ココは40km規制）

20m離れてたらフツーに止まれるでしょう。もちろん速度がそれ以上ならもっと近かったかもしれませんが。。。

今般の事故原因は単純に車間距離の不保持ですね。それに下り坂なんだから速度も出さないようにしなきゃだし、そもそもサイレガンガン鳴らしてる緊急車両に気付かないとは…朝から注意力散漫です。

私は被害も無いので車をスタートさせそのまま走って来ましたが、途中で対向を別の緊急車両がサイレンを鳴らして走り去って行きました。

きっとさっきの現場に向かうのでしょう。後続車の運転手にケガが無いと良いのですが…


とりま関連しそうな道路交通法

（車間距離の保持）
第二十六条　車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。
（罰則　第百十七条の二第一項第四号、第百十七条の二の二第一項第八号ハ、第百十九条第一項第四号、第百二十条第一項第二号）


（緊急自動車の優先）
第四十条　交差点又はその附近において、緊急自動車が接近してきたときは、路面電車は交差点を避けて、車両（緊急自動車を除く。以下この条において同じ。）は交差点を避け、かつ、道路の左側（一方通行となつている道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場合にあつては、道路の右側。次項において同じ。）に寄つて一時停止しなければならない。
２　前項以外の場所において、緊急自動車が接近してきたときは、車両は、道路の左側に寄つて、これに進路を譲らなければならない。
（罰則　第百二十条第一項第二号）